異世界ファンタジー編 第7話

 

34 名前:1 [] 投稿日:2005/03/18 (金) 01:18:14
第7話
日が暮れようとしている。今日中にレク村に到着したいところだが、目の前には魔物が多く潜む巨大な森。かといって迂回すれば、さらに時間がかかってしまう。
仕方が無いので、安全策をとって森には立ち入らず野営することにする。焚き火を作り、昼間に盗賊のアジトで頂いた干し肉を齧った。交代で番をする必要があ
り、俺は深田に先に睡眠を取ってもらうことにした。毛布に包まり横になった彼女が、俺に話しかけてくる。
「地球ではどんな生活をしていたんですか?」
「ん?ああ、俺は家電屋でさ。なんつーか、退屈な日々を送っていたよ。毎朝起きて仕事して。帰ったら飯食って2chして寝る。その繰り返し」
「にちゃん?」
そう言えば深田がこちらの世界に来たのは5年前だ。その頃はまだ2chは今ほどメジャーではなかったはず。
「うーん、インターネット上で色々な仲間と話したりするんだよ」
「へぇ、いいなぁ。わたしも大学合格したらパソコン買って勉強したいなぁって思ってたんですよ」
「………」
「もう大学入学とか言ってられる状況じゃないんですけど。ハハハ、馬鹿みたいですよねぇ」
「そんなことないよ」
俺は深田にかけてやる言葉が見つからず押し黙ってしまった。会話のない時が流れていく。
「はぁ、眠くなってきました。それじゃあ、3時間ほどしたら起こしてください」
「了解」
森の方からは奇妙な吠え声が聴こえるが、ここにいれば安全なようだ。焚き火がパチパチと音を立てる。それを見ている内、襲ってきたのは激しい眠気。男の建前
上、先に寝るわけにはいかなかったとはいえ少し航海して…いや、後悔して……………こぅ…………
zzzzzzzzz

35 名前:1 [] 投稿日:2005/03/18 (金) 01:20:20
「あの〜寝てるんですか?」
「ぉわっ!?」
俺は気配を感じて目を覚ました。いつの間にか深田が起きて、俺の目の前に座っている。
「あ、俺寝てないよ!いやマジで寝てない」
言い訳をする俺に、
「そうですかw」
妙に色っぽく笑う深田。その瞳の焦点は俺の目で結ばれている。出会ってあまり時が経たないとはいえ、ここまでマジマジと彼女の顔を見つめたことはなかった。し
ばらく何とも形容しがたい空気が流れる。お互いの視線は依然直線を作ったままで、その距離は次第に短くなっていく。
(こ、これは…まさか、”その時”なのか。なんか知らんが早速”その時”が来てしまったのか!?)
目をつぶり、必要以上に顔を近づけてくる深田。慌てて身を退くが、彼女の胸が俺の身体に触れる。
「ちちち、乳…じゃなくて、ち、ちょっと待った!俺達それはまずいって!!」
「そんなことありませんよ。男と女ですからこれくらいは自然の摂理として許されます」
もし深田が三つん這いで目の前にいたら 、などという糞スレを立てたくなるほど俺は焦った。しかし、目ををそらそうとしても、何かに取り憑かれたようにそらせない。
「それとも隻腕の女は嫌いですか?」
「いや、そんなわけじゃ断じて…あ、やばい…そこは」
彼女は俺の股間に手を伸ばしてきた。怒張したそこから、温かいものがじわじわと流れてくるのを感じる。このまま彼女の誘いにのってみるのもいいかもしれない…俺は
快楽の淵に身を投げ込むべく全身の力を抜いた……

36 名前:1 [] 投稿日:2005/03/18 (金) 01:21:35
「ちょっと何してるんですか!!」
突如浴びせかけられた叫び声に、俺は驚いて目を開けた。深田が先程寝ていた場所で半身を起こして、驚きの表情をたたえて口を押さえている。そんな馬鹿な。深田は今
まさに俺の珍子さんを……股間に目を向けると、見たこともないオバハン(泉ピン子)が俺の珍子さんに口を当てて、精液を吸っているではで亜qw背drftgyふじこl
p;@:「@!?!?!?
「いやああああああああああああああああああああ!!」
絶叫する俺。しかし情けないことに混乱して、身体を動かすことが出来ない。その間もオバハンは夢中で俺の珍子さんにむしゃぶりついている。
「じっとしてて下さい!スクブスです」
「す、スクブス!?」
スクブスというとあのサッキュバスとも呼ばれる淫魔のことか。それにしても、淫魔と言えばもっと若い女性のイメージがあるだけに少し残念、などと言っている場合では
ない。深田がサーベルを構え、そろそろとこちらに近づいてくる。切っ先は明らかにオバハンの頭部を狙っている。
しかしその口腔には俺の珍子さんが!!!
「動かないで」
「あ、ちょっと待て!!どこ狙ってるんだ?おい、やめえええええ!!」

37 名前:1 [] 投稿日:2005/03/18 (金) 01:22:00
翌朝、俺達は寝不足の眼をこすりながら出発した。片腕になってもそこは剣の名手。深田は俺の珍子さんを外して、スクブスの頭部のみを刺し貫いた。スクブスは消滅。俺は事なきを 
得た。何も頭でなくても胸とか狙えばよかったと思うのだが。 
「スクブスに襲われた時、どんな夢を見てたんですか?」 
「え、あ、え、その…もう覚えてないんだな、これが。あはは、ハハハハ」 
適当にごまかしてみた。 
「ふふふ、そうですか」 
深田は意味ありげな微笑を浮かべた。それは淫夢の中でスクブスが浮かべた笑みに重なり、俺は思わず身震いした。やはり女は怖い。 

                                                                 続く。

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