面ライダー黙示ロック 第1話

下総のカウパー男爵、鈍牛です。
この前、日記で書いた
「カメバズーカ」の記憶のくだりが自分でもびっくりしちゃう位間違っていたので
なんだか自称特撮好きの自信がぐらぐらと揺らぎ始めてしまいました。
震度6くらいでしょうか。まだまだ余震も続きそうです。(ちょっとした時事ネタも入れておきましょう。)

そういうことからコリャ一度「ライダー」を見直して勉強しなおすしかないと、ホタテより悪い頭で考えた
わけです。


膳は急げと徒歩5分のレンタルビデオショップで
「仮面ライダー第1巻」を借りてきて鑑賞しました。
なぜ大間違いした「ライダーV3」ではないかというと、ただ続編から入るのが嫌いな僕自身の気性から
であります。


早速家に帰って鑑賞した初代ライダーの素直な感想なんですがねこりゃあスゴイです。
むちゃくちゃ面白いです。いろんな意味で。
なんというかパワーが。星の数ほどあるツッコミどころの矛盾をすべてはねのけてしまうようなパワーが
若かりし頃の藤岡隊長からほとばしってます。


カウパー牛風情が感想など述べてもアレなんで、今回はこの場を借りてさらっとシナリオなんかを
紹介しながら、凄いところをツッこんでいきたいと思います。



第1話 怪奇蜘蛛男

後に「ウルトラマン」「ガンダム」のように星の数ほどの続編が作られる名作の記念すべき第1話目
となります。面白いのはまさに雛形というか、後の定着する要素がなくて実験的な試みが多くなされて
いる点でしょうか。
まぁ例を挙げれば、初期のショッカー戦闘員は
おなじみの覆面黒タイツ姿でなく、
手塚治みたいなベレー帽をかぶって、顔にアルティメットウォーリアーみたいなメイクをして
タイガージェットシンのようなサーベルを振り回す
普通のおっさん達です。

戦闘時こそおなじみの「イィーー!」の声を上げますが、その他のときは
普通に会話をしています。
後に戦闘員の格好が統一され、黒覆面着用が強制になったのは序盤にあまりにライダーに
ケチョンケチョンにやられたために組織内の規則が厳しくなったからではないかと僕は邪知しております。


話がそれました。
まずファーストカット。愛用のバイクを飛ばす若かりし頃の藤岡隊長・本郷猛の姿が画面に映ります。
ところでこのファーストシーンの藤岡隊長、
石原良純にマジでそっくりなのは内緒です。

どうやら「おやっさん」曰く本郷猛は「城北大学科学研究室きっての秀才」だそうですが
ちなみに第2話から本郷は「城南大学」の所属に変わっています。
クビにでもなったのでしょうか?思うに2話以降舞台となる
大学の外観自体がしょぼくなったことから
予算が足りなくなって無理やり「城南大学」に設定を変更したのではないでしょうか?


快調にバイクを走らせる本郷猛ですが、突如謎の
バイク集団に絡まれ、それを追う内に女戦闘員の
催眠術みたいなものにかかり気を失ってしまいました。さすがの藤岡隊長も若い時分は誘惑に弱い一面も
あったようです。

本郷が目を覚ますとそこは悪の組織ショッカーのアジトです。既に体は人造人間として改造され
後はショッカーの意のままに操るための脳手術を行うばかりの状況です。
ちなみにここで本郷猛の
IQが600であることが明らかになりますが、そんな大天才の出現を
まっていたショッカーとはどんなに
気の長い組織なのでしょう。僕が思うに本来ショッカーには介護の
仕事
が向いているように思えます。だって老人を改造すれば・・・(自粛)

体内にエネルギーを蓄えるため5万ボルトもの電流を流される本郷猛、もがき苦しみます。
そしていざ脳手術が行われようとしているそのときアジトの警報機がなり改造員たちが
原因を探しに
一人残らず出かけていきます。
警備員も雇っていないのかこの会社は。

そこに現れたのは本郷の大学の恩師緑川教授。
改造人間の力を手に入れた本郷は軽々とつながれていた鎖を引きちぎり、ジャンプで天井を
破り緑川教授とアジトを脱出します。

バイクでアジトを後にする本郷と緑川教授。しかし追っ手の蜘蛛男の蜘蛛の巣に引っかかり
バイクから転倒。
どうでもいいですがバイクから転げ落ちた本郷を呼ぶ緑川教授、ほとんど
気が狂ったとしか思いようのない
スゴイ奇声
を発します。「ほんご〜くん!ほぉんご〜くぅ〜〜ん!」
ホントにこの人大学で授業教えているのでしょうか?あるいは研究のせいで本当に気が狂っているのかも
しれません。ショッカーに協力するくらいだし。

気狂い博士緑川のもとにショッカーの追っ手が迫ってきたその瞬間。
がけの上から
仮面ライダーが初参上。それとともにライダーのBGMがスタート。
う〜ん
惚れ惚れするほどカッコイイ!
こりゃ当時のジャリの心が踊らないはずはありません。事実テレビの前の
生後235ヶ月の胎児であり
小学校14年生の愚かな牛くんの心は踊っております。

戦闘員を蹴散らすライダー。いよいよ盛り上がってきたところで前半終了。ちくしょー。いいところなのに。


後半開始。
城北大学から出てくる緑川教授の娘。
ルリ子とその友人を車で迎えに来るバイト先のマスター。
ちなみにこのマスターは、本郷の「おやっさん」です。

車でバイト先に戻ると、そこにはなんと
ショッカー戦闘員(初期型)が3人待ち伏せしていました。
一般人の何倍も強いといわれる戦闘員を
軽々と投げ飛ばすマスターの努力もむなしく、ルリ子に近づく
戦闘員。ショッカーは緑川教授の娘であるルリ子を人質にとるつもりです。
しかしそこにいた女はルリ子の友人。
「この女じゃない。」「人違いだ。」と戦闘員。きちんと日本語で会話をしています。

一方本物のルリ子は本郷と緑川の隠れ家へ向かう。

隠れ家では、悲観視する緑川教授に本郷が激を入れています。
何気なく水道の蛇口をひねる本郷、しかし苦もなくねじ切れてしまう蛇口を見て本郷は
「自分はもう普通の人間じゃない」と苦悩します。
こういった改造人間の苦悩を描いたことこそライダーが後に名作といわれる由縁でしょう。

ルリ子につけた発信機を通じて隠れ家を見つけた蜘蛛男。蜘蛛の糸で緑川の首を絞め
毒針で殺害。驚くべきことに毒針を受けると緑川の死体は泡となって消えてしまいました。

本郷と緑川の会話を盗み聞きしていたルリ子は緑川殺害の犯人を本郷と疑います。
隠れ家で言い争う二人。蜘蛛男はルリ子をさらってトラックで逃げてしまいます。
本郷すかさずそれをバイクで追って、風力エネルギーによりライダーに変身。

蜘蛛男を無人の波止場で追い詰め、いよいよ決戦が始まります。
なんだかやたら映像のつぎはぎが多い謎の陣形を使ってライダーに迫る
ボーイスカウト風戦闘員たち。
しかし
マスターにやられそうになっている戦闘員風情が最強の改造人間ライダーにかなうはずも
なくケチョンケチョンにやられてしまいます。

いよいよ独りぼっちになってしまった
怪人蜘蛛男。ライダーのバックドロップをバク転で返すなど軽快な
動きを見せますが、やっぱりタイマンでライダーにかなうはずもなくライダーキックであえなく昇天。
自らも泡となって消えてしまいました
蜘蛛男、ライダーが始めて戦う相手にかかわらず特に何のダメージも与えることなく惨敗。
いくらなんでも弱すぎです。
僕の中ではマスターと戦わせたと仮定しても
1.5倍のオッズでマスターの優勢です。

戦いの後。
本郷は気を失っているルリ子をマスターに渡しバイクで走り去ります。
ちなみにこの時ナレーションで
「ルリ子に父親を殺したと疑われる本郷猛。彼の疑いが晴れるのはいつの日か。」
といっていますが
第2話であっけなく疑いは晴れます。

因縁は引きずらない。ライダーキックに勝るストーリーの切れ味です。


仮面ライダーの記念すべき第1話は、
蜘蛛男の弱さと、戦闘員の貧相な顔色ばかり印象に
残ってしまうものでした。

しかし、打って変わって
第2話はすごいです。1話の倍は面白いです。
ビデオに集録されている、
死神カメレオンとの対決の話もまた面白いのです。
トカゲロン+再生怪人軍団がライダーのバイクに追っかけまわされているシーンも傑作です。
しかし今日はもう疲れたので。2話以降のストーリーはまた明日アップすることにします。

それでは皆様ごきげんよう。

る。