【MENU】
●
ホーム
●
ツーリング・プラン
●
ゲスト参加について
●
リンク
●
ゲストブック
●
NAKA一家のアウトドアライフ
●
メンバー紹介
●
カタログ
●
メールお待ちしてます
四日市カヌー&カヤッククラブ
個人遠征 白子〜箕田(往復)ツーリング
2011年8月13日
【白子漁港〜箕田(往復)ツーリングマップ】(クリックして拡大!)
【コース紹介】
白子漁港〜沿岸沿いに北進。特に見所もないが、富士山が望めるという岸岡山、千代崎海水浴場、千代崎漁港を見ながら漕ぎ進み、若松地区と箕田地区の間を流れる名前も分からない小さな川の河口に上陸し、同じルートで戻る。
【交通アクセス】
近鉄白子駅から車で5分くらいにある白子漁港のスロープを使ってスタート&ゴール。近くには砂浜に出られる公園もある。
【見られる生物】
時折小さな魚の群れや2,30cmほどのボラが飛び跳ねる。ウミウの姿もよく見られる。季節によってはアジサシという鳥が魚を求めて水面数mからまっさかさまにダイビングする姿も見られる。カモメももちろんいる。スナメリという伊勢湾に生息するイルカの仲間が見られるかと期待したがだめだった。
【釣り師】
埠頭ではぜ釣りをしている姿が見られる。近づかない限りはまったく問題ない。
【川の水質】
非常に悪い。海水浴場で泳いでいる人がいるが、信じられない。
【参加メンバー及び使用艇】
naka(フジタ・カヌー/L−1)
【天気(津市09:00→12:00)】
晴れ→晴れ 気温:31.2℃→33.9℃ 湿度:54%→48% 風向:北→南東 風速:0.9m/s→3.9m/s
【全漕時間】
3時間47分56秒(本当はノンストップで往復したかったが、お尻が痛くて河口部に上陸し20分ほど休憩してから戻った。)
【行程】
白子漁港〜若松地区と箕田地区の間を流れる川の河口(往復) 約14km→
GPSによる軌跡
カヌー収容棚作成、車のルーフキャリヤ取り付け、白子から箕田(往復)カヌーツーリング
このお盆休みを使ってカヌー収容棚をつくり、さらにカヌーを車に乗せるルーフキャリアを取り付けた。
【カヌー収容棚作成】
まずはコメリに行って工事現場や建築現場で使われているようなパイプと接合部品を18000円分ほど購入し、幅、長さ、高さともに2mの棚を作った。2mの高さをてっぺんを含めて三段に分けて一段には3艇ずつ乗せられるようにした。
【ルーフキャリア取り付け】
ルーフキャリアはオートバックスでこれも18000円ほどで買ったのをつけた。以前乗っていたハイエースやボンゴフレンディにもつけていたが、今乗っているセレナは屋根の形状が違うので別のものをつけなければならない。オートバックスで扱っているイノーのものを店員さんに調べてもらってセットで買った。以前つけていたスーリーとは仕組みが違うので最初は戸惑ったが、それほど困難もなく取り付けられた。ただ、バーはスーリーのものと寸法が同じだったので買わなくてもよくて、4600円ほどが無駄になった。しかし、逆に以前使っていたスーリーのカヌー用の部品も使えたのはラッキーだった。
ちなみに以前ハイエースなどにつけていたときもしていたのだが、普通キャリアーは2本のバーを車の前後に1m前後の間隔を置いて取り付けるだけだが、背の高いワンボックスカーなどに重いカヌーを載せるのは非常に困難であるため、さらに側面に並行する形でもう1本バーを取り付ける。U字型のねじの溝のある金具とナットをホームセンターなどで買って前後のバーにそれぞれ取り付けるのだ。(下の写真参照)
カヌーを載せるときはいったん横に取り付けたバーにカヌーを立ててもたれさせかけて脚立などに乗って車に立てかけたカヌーを押し上げながら90度回転させキャリアーに乗せる。これだと重いカヌーでも一人で乗せたりおろしたりできる。慣れてくると脚立を使わなくても車の座席や窓枠に足をかけて屋根に上り下りできる。またフネの前か後ろにロープをつないでおくとそれをうまく調節しながらフネを乗せたり、90度回転させたり、おろしたりできる。
【白子漁港から千代崎港まで】
そして今日、せっかく休みで晴れているのにどこも行かないわけにもいかないということで、朝ごはんを食べるや否やまず缶チューハイとビール、スポーツ飲料、それに凍らせた緑茶を簡易クーラーボックスに入れ、フジタ・カヌー/L−1を屋根に載せ、ライフジャケット、パドルなどの装備をまとめて出発した。
実は一回鳥羽から神島まで漕いでみたいと思っているのだが、鳥羽から神島までの13km漕ぎ続けることができるのかどうか、一度近くの海で力試しをしてみたいと考えていたところだったので、家から10分もかからない白子漁港に行き、漁船用のスロープから出港して北に向かった。
白子漁港から8kmほど北にある長太ノ浦の鈴鹿漁港まで漕いで、上陸せず折り返し白子まで戻るという計画だった。
今日は波は穏やかでうねりも風もほとんどない好天気。空は晴れて真夏の太陽が照り付けてきたが、水の上ではそれほど暑いとも思わない。
このフネに乗るのは久しぶりだが、乗ってみて背もたれがないのに気づいた。背中をもたれさせかけるとコクピットの縁が当たって痛い。
海から眺める鈴鹿の町並みや鈴鹿山脈は新鮮で興味深かった。ただしいくら漕いでもそれほど景色に変化がなく、月夜にどれだけ歩いても月が同じ位置にあるように、そこに見えている一つ北側にある千代崎漁港のものと思われる灯台にさえなかなか近づかない。
木々の緑もあざやかなこんもりとした丘が見えていたが、おそらく気象条件がよければ富士山も見えるという岸岡だろう。丘の向こうには市庁舎が建つまでは鈴鹿でもっとも背の高い建物であったといわれるフジクラのビルがよく見えていた。
千代崎漁港に南接している千代崎海水浴場を過ぎて千代崎漁港についたのが約1時間後。
千代崎海水浴場
千代崎漁港の灯台
千代崎漁港
ここで浮かんだまま少し休もうとスプレースカートをめくって足元から防水バッグを取り出し、先ずは地図で現在位置を確認。それから簡易クーラーボックスから冷えたビールを取り出し、ぐびぐび飲み始めた。ふと前を見ると、小さめのイルカのようなものが水中から飛び出し半円を描いて再び水中に没していった。ひょっとして伊勢湾に生息する1mほどのイルカの仲間であるスナメリ?と思ったが、直後にウミウが浮かんでいたので見間違えたのかもしれない。
【顕在化してきたお尻の痛み】
ビールを飲んで再び出発したが、お尻が痛いということがはっきり自覚されてきた。久しく忘れていた痛みだ。最近はインフレータブルカヌーにばかり乗っていたので、座席の堅いリジッド艇のつらさを忘れていたのだ。お尻をごそごそ動かして、シートにあたる部分をいろいろ変えてみたり、履いていたゴムぞうりをお尻の下に敷いてみたりいろいろした。そのつどそれなりに効果はあるのだが、少し経つとすぐに痛んでくる。インフレータブル艇なら正座して漕ぐことも出来るので、以前北上川を下ったときはそうやって漕いだこともあった。
【河口部に上陸】
これだけ痛くては鈴鹿漁港まで漕ぐのは無理と断念し、近鉄の駅でいうと箕田駅あたりの名もない小さな川の河口に上陸した。若松漁港のすぐ北側にあり、千代崎漁港から40分ほどのところだ。塩浜街道でいうとファミリーレストランのジョイフルの信号の辺りにかかっている橋の下を流れている川だ。白子からここまでGPS機器の数字は6km後半を示している。
若松漁港の灯台
河口部 には堰が設置されている
【再出発】
河口部はちょっとした砂浜になっていて、貝殻がたくさん砂に混じって落ちている。一人釣りをしている人もいる。ここで防水バッグからスポーツドリンクを出して飲んだり、携帯電話のメールをチェックしたり、その辺を歩いて観察したり20分ほど休憩して、10時前白子に向かって出発した。
風が出てきたのか結構高い波が河口部に押し寄せてくる。特に危険というほどでもなかったが、上陸したときは穏やかだっただけに意外だった。
海岸沿いに南に向かって漕ぎ始めてからも、往路より風も波も出てきており、往路ではフネの上部を波があることもないほどだったのに、復路では波に翻弄されて波がフネの上部を洗い、舳先部分が海面をばたばたたたく音もする。特に危ないわけでもないが、以前錦漁港から芦浜に向かって漕いでいたとき、急に大きな波を頭からかぶってしまいひっくり返ってしまったこともあったので、波のようすを注意深く見守りながら漕いでいった。
海でリジッド艇に乗っていてひっくり返ってしまった場合、岸に近くなければセルフレスキューするしかない。一応昔練習したことはあったのでやり方は心得ているが、艇内にたまった水を排水するための手動ポンプを持ってくることを忘れてしまった。
まあ、岸には近いのでフネを置いておいたまま自分だけ泳いでいくこともできるし、近くを漁船や水上バイクが通りかかるので助けてもらえるだろうから命を落とすようなことはないだろうと思いながら漕いでいく。
そういえばこのあたりで先週漁船から漁師の方が転落し、水死したと若松に住んでいる母が言っていたことを思い出した。
【続くお尻の痛みとの戦い】
20分休んだあとなのでしばらくはお尻の痛みもなかったが、2kmほど南になる千代崎漁港あたりまで来たときには、往路と同じくらいお尻が痛くなってきた。他のシーカヤッカーたちはどうしているのだろうか。どこにでも上陸できそうなので、いざとなったら上陸しよう、と思っていたが、すでに1回上陸してしまって、さらに上陸しているようではとてものことではないが神島には行けない。
この辺りから漕ぐのをやめてしばらく休んだり、スプレースカートをはずして両膝を立てて漕いだり、考えられる限りさまざまな体勢をためしながら、だましだまし漕いだ。このときの動きはGPSの軌跡を見ても明らかだ。漕ぐのをやめている間に徐々に風で岸に近づき、また漕ぎ始めると南に向かうというジグザグの軌跡がはっきり残っている。
千代崎海水浴場前を通りかかったとき、休んでいたら知らないうちに風で岸の方に流されてしまい、警告音をならされて「カヌーは出て行くように。」とスピーカーで言われた。
千代崎海水浴場少し南にある埠頭
100回漕いで数分休んだりして漕いでいったが、白子のサンズの建物が見えてきたときは、ようやく「三途」の川を渡ってこの世ともお別れかと妙に感傷的な気分になったりしながら白子港を目指した。
近づく白子漁港
防波壁の工事中?
ご苦労さんでしたカモ(メ)
折り返して2時間ほどたった12時頃ようやく白子港に到着した。スタートしたスロープ付近に3台ほど水上バイクが停められていて、何人かたむろしていたが、お互いがそれぞれ存在しないかのように振舞って淡々と荷物やらフネを片付け帰途についた。