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四日市カヌー&カヤッククラブ
第26回遠征 鈴鹿川ツーリング

2011年8月28日






【鈴鹿川ツーリングマップ】(クリックして拡大!)




【コース紹介】
鈴鹿川は三重県の亀山市に源を発し、鈴鹿市北部を東進し、四日市市南部で伊勢湾にそそぐ1級河川である。三重県では人口の多い北勢地方を流れる川ではあるが、鈴鹿山脈の流れを集めているためか、透明度はなかなかのもので、河口付近まで程よい速さで流れている。ただし定五郎橋〜木田橋のほぼ中間辺りに大規模な堰がある。手間は取らされるがポーテージは容易。(ただし水位が+のときは慎重に。大人なら問題なく通過できるが、子どもは要注意。右岸堤防道路から堰を遠望できる。堰全体から水が流れているときは危険性が高いのでよく気をつけて通過すること。)

水深は浅く、底をこすりがちではあるが、とがった岩はないので船底を傷める心配はないし、季節や降雨などの条件次第であるが、ライニング・ダウンしなくても下れる。(降雨量の少ない冬季は下れない確立は高そう)多少波立つところはあるが、特に瀬と呼べるようなところもなく初心者でも安心して楽しめる。小さい子どもを連れて初体験させるのもいいだろう。

下るコースは、鈴鹿高校のある庄野橋下流側の鈴鹿川河川緑地から河口までの15km。河口部では左岸に四日市のコンビナートが並んでいるが、それほど水質も悪化せず、最初の波が打ち寄せる時の感動を味わうこともできる。

【交通(車)アクセス】

《ゴール地点へのアクセス》
スタート地点からゴール地点までは庄野橋右岸側の堤防道路を進み、庄野橋から数えて5本目の鈴鹿橋を左岸側に左折し(信号はない)、橋を渡ったらすぐ右折して(信号はない)左岸側の堤防道路を進む。
伊勢鉄道とR23の橋の下をくぐって最初の橋を右岸側に右折し、橋を渡ってすぐを左折して右岸側の堤防道路をずうっと進むと河口に出る。何台かは駐車可。近くの公園にトイレがあるが、綺麗そうではない。

《直接ゴール地点へ行くには》
R23を使う。鈴鹿市北部の貝塚町の信号を東に折れ、最初に渡った橋をすぐに左折したら、まっすぐ進む。

《スタート地点へのアクセス》
高速道路を利用するなら東名阪道を鈴鹿I.C.で下りてR1に進む。
R1庄野南の交差点から庄野橋を右岸に渡り、すぐの信号の東側に駐車場がある。トイレはない。

【見られる生物】
魚は小魚がときおり群れて通過していったくらい。これまでは木田橋を通過した辺りから40cmはあろうかという大きな鯉が数匹ずつ群れて泳いでいるのを何回も見たが、今回はどうしたのか1回しか見なかった。河口部でボラかなんかがはねるのを一度見た。また、堰で魚の調査をしていた方の情報ではスズキ、マハゼという海の魚もいるらしい。

鳥はスタート地点からゴール地点にかけてヒバリ、ツバメ、カワウ、チドリの一種?、ウグイス(声のみ始終)、ハクセキレイ、アオサギ、ダイサギ、河口部ではウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、セグロカモメ、ミサゴ

【全行程】
約15km 庄野橋〜定五郎橋〜堰〜木田橋〜鈴鹿橋〜伊勢鉄道鉄橋〜本郷橋〜近鉄鉄橋〜小倉橋〜磯津橋〜河口部 GPSによる軌跡

【時間】
全漕時間(ポーテージ・昼食時間を含む) 3時間55分32秒  平均速度 3.8km/h 

【釣師】
鈴鹿川には漁業組合がないようで、天敵の鮎師は皆無。河口付近にはちらほらハゼ釣りかなんかしている人たちもいたが、まったくトラブルなく通過できた。

【水量】
時折底をこするが、コース取りを慎重にして下ればライニング・ダウンしなくても下れた。

【水位】
0.13m(鈴鹿市高岡13:00)

【川の水質】
よい。初めて下る人はみんな驚く。水深が浅いことも影響していると思われる。また、ゴミなどもそれほど目につかない。一気に伊勢湾まで流されてしまうのだろうか。

【参加メンバー及び使用艇】
naka(ピラニア/サブ7)、shin(フジタ・カヌー/L−1)、7110さんとゲストのお二人(セビラー/SK100DSスポーツカヤックとセビラー/ユーコンを交代で乗る)

【天気(四日市11:00→15:00)】
曇→晴 気温:28.0℃→28.9℃  風向:南南西→南南東 風速:1.6m/s→2.8m/s





【レポート】

【自宅発】
今日は三男のshinと二人で9:30前に自宅を出て9:40ころ集合場所となっていた鈴鹿高校前にあるミニストップに到着する。すでに後ろに荷物積載用のトレーラーを牽引した7110さんの車が停っており、彼と彼の会社の同僚であるお二人の姿が見える。

お互いに挨拶を交わし、少し待っていただいて食料を調達する。

すぐに出発して庄野橋南詰交差点信号東側にある無料の駐車場に車を停める。この辺にはトイレはない。

橋の下にも芝生が張ってあり、どこかの家族がBBQでもするのだろうか場所を取っている。

駐車場から階段を下りて河川敷公園に下る。公園は流れのすぐそばまで広がっており、そこから少し階段を降りればそこが水際となっている。先程の家族の仲間の人たちであろうか、川原で遊んでいる人たちもいる。水は結構綺麗なので十分楽しめるだろう。

公園の水際近くまでフネや装備品を運ぶ。7110さんは自分が乗るフネをトレーラーから出してきて空気を入れている。ゲストのお二人が乗るセビラーのユーコンはヘッド車のルーフキャリアーに積んで来ているので、ゲストの二人で下ろして運ぶだけだ。


【車回送】
準備が整い、ゲストのお二人にはここで待っていてもらい、7110さんに後ろについてきてもらいゴールの鈴鹿川河口まで車を回送する。

途中ぽつぽつと雨が降ってきて少し不安を抱く。

河口までは川沿いの道を通って行ける。庄野橋から高岡町あたりの鈴鹿橋まで右岸ぞいに進み、鈴鹿橋を左岸に渡って国道23号線の鈴鹿大橋の下をくぐり次の本郷橋を右岸に渡ってあとは河口まで川沿いに進むだけだ。あまり信号がないのでスムーズに行けるし、川の様子を見ながら行けるので重宝だ。

河口について7110さんの車を置いて、自分のセレナに乗ってもらってスタート地点に向かう。

ちょうどこの頃は引き潮だったようで、広い河口部にはたくさんの人が腰をかがめてアサリを採っているようだ。


【shinソロデビュー】



庄野橋





出発準備


スタート地点について早速出発の準備にかかる。公園から水際まで階段があるが、階段と流れの間に何もなく階段から直接漕いで行くことになる。階段近くの流れで小さい子供を含めた何人かで遊んでいて階段にも女性が居て場所を空けてくれないので、まずshinをフジタL−1に乗せて少しくだらせて流れの浅いところで待たせ、続いて自分も川の中にジャブジャブ入って浅いところでピラニア・サブ7に乗る。サブ7はコクピット内が狭いのでダッキーの用に飛び乗る訳にもいかず少し苦労する。

他のメンバーはすでに川に出ていて自分が後から追いかける形だ。


出発後庄野橋を振り返る





Shinは一人でしかもポリ艇に乗るのもほとんど初めてなのでやや緊張気味だ。


しかし、これまで自分とタンデムではなんども漕いでいるのですぐに慣れたようで、危なげなく進んでいく。

今日はこれまで下ったなかでは最も水量が多いようで問題なく下れそう。水も綺麗だ。7110さんやゲストのお二人もさかんに綺麗だと言っている。 心配していた天気も大丈夫そうだ。
【テトラ】
しばらく下ると左岸にテトラが頭を出すが、水量・水流にもよるのだろうが今回は問題なく通れる。


     



【ライニングダウン】
以前左寄りに下った記憶があったので、自分だけ左岸よりに行ったらライニングダウンさせられた。7110さんやshinが選んだ右岸側が正解だった。しかし、ライニングダウンしたのはこの時だけで、このあとは慎重にラインを選んで進んだので一度もライニングダウンしないですんだ。


【定五郎橋】
スタートから2.4km、35分。






【ポーテージ】
堰は定五郎橋から20分、1.7km。スタートから1時間5分、4km。

流れがよどんできたら堰が近いことを示している。この辺に来るといつも大きな鯉が泳いでいるのが見られるのだが、今回は一度も見なかった。

左岸側に寄せてから堰でフネを下りてポーテージする。今回水が多かったのでそのまま堰の上を流されていってしまわないか少し心配だったが、流れは緩やかで十分下りる余裕があった。自分だけ先に下りて後続を誘導する。


左岸から堰中央部を見たようす


今回もこれまで同様中央の魚道までフネを引っ張って行って、魚道にフネを浮かべながら下流側まで歩いていき魚道終わったところから右岸側にフネを下ろして、魚道との右岸側の瀬をフネを流しながら下ったが、石が滑って歩きづらく危なかった。魚道の水量は季節や雨量によって全然違っており、涸れているときもある。


左岸から中央の魚道までフネを引っ張りながら堰を見た様子





左岸から中央の魚道までフネを引っ張りながら堰中央部を見た様子





魚道を流す。舳先に数mのロープをつけておくと便利





魚道を右岸側に降りて振り返った様子





セビラー ユーコンを持っておろす





魚道はいくつかのブロックが階段状に並んでいる。ブロックの縁を慎重に歩いて渡る


Shinひとりに任せるわけにもいかずある程度安全な場所まで自分がロープを引っ張りながら流していき、ある程度のところまで行ってから先に行かせた。





他のメンバーも安全なところまで流れに足を取られたりヌルヌルの岩に足を滑らせたりしながら、フネを流しながら歩いていき、その後船に乗り込んで下っていった。

自分はとりあえず魚道の下からフネに乗り行けるところまで行こうとしたが、すぐに岩につかえてしまい、さらにそこでコクピット内にどんどん水が浸入して張り付いてしまいそうになりながらもなんとか岩からフネを引きはがし、少し水を抜いてから少しフネを流し、その後ほとんど水ブネ状態になったフネに乗って少し下流でみんなが待っているところに漕いで行った。今回このポーテージに要した時間は約30分ほどかかった。

今にして思うと左岸側の階段状の段差を降りてからフネに乗り、中央の魚道の手前まで漕いでから魚道の左岸側の瀬を下るのがいちばんよかったようだ。ただし、水量によっては様子が全然違うので、その都度各自で判断してほしい。








ポーテージ完了後堰を振り返る。左手の流れが今回下ったもので、右側の流れがお勧めの流れ。



【休憩】
コースの半分も行っていなかったが、ポーテージが終わったところで20分ほど休憩をとる。結局このあとはノンストップで下った。








木田橋 堰から15分、2km。スタートから2時間(休憩含まず)、6km。





水道か何かの橋1



【クモ】
高岡橋の手前でshinが左岸側の茂みにすこし突っ込んでしまう。その後調べてみると案の定クモが這っていた。とってやろうと近づくとフネのシートの下の隙間に入ってしまい捕まえられなかった。その後姿を表したところをshinにたたきつぶされてしまった。


高岡橋 木田橋から20分、2km。スタートから2時間20分、8km。





鈴鹿橋 架け替え中





伊勢鉄道鉄橋 高岡橋から10分。スタートから2時間30分、8.7km。





国道23号線鈴鹿大橋



【ミサゴ】
国道23号線鈴鹿大橋通過後水面にダイブして魚をとるタカの仲間であるミサゴが頭上すぐ上をしばらく飛んでいてしっかり姿を見ることが出来た。「タカの顔しているのが見えるなあ。」とゲストの方が言っていた。残念ながら写真に収めることはできなかった。

ゲストのお二人はご機嫌で川下りを楽しんでいたようだ。始終面白いことを言って笑いあっている。

また、時折shinのフネに近づいてきてふざけてフネを突き放したり、shinが浅いところにつかまってもたもたしていると「おいてくぞ。」とか言ってshinを苦笑させている。


中州  どちらでも行けた。





本郷橋





水道橋?木田橋の後にあったのに続いて2つめ。





水道橋?木田橋の後にあったのに続いて3つめ。





内部川合流 奥に国道23号線が見える。





近鉄名古屋線鉄橋  伊勢鉄鉄橋から35分。スタートから3時間05分、12.3km。





塩浜街道小倉橋





水道橋?木田橋の後にあったのに続いて4つめ。





カラフルで橋脚が特徴的な磯津橋





磯津橋の手前で本流を目指して真横に横切って右岸に進む。



【河口】
河口は近鉄鉄橋から35分。スタートから3時間40分、14.9km。


河口が近い














他のメンバーは河口まで行かず手前の防波堤の下の砂浜に上陸したが、自分だけ波の寄せるところまで漕いだ。台風の影響か波が高く何度か頭からかぶった。 ボラと思われる20cm以上ありそうな大きな魚が目の前で跳ね上がったのを見た。


海からの波が白く砕ける





左岸側にはコンビナートが広がる





右岸側には突堤が延びる。右に回りこむと砂浜が広がる。





けっこう波が荒い





他のメンバーが降りた砂浜


結局川の水は河口まで綺麗なままだった。海の水が混じり始めた辺りから濁り始めた。

スタート前車を置きに来た時は干潮で潮干狩りをしている人がたくさんいたが、ゴールしたときは満潮で釣りをしている人がいた。

最初にこの川を下った時は、突堤を右に回って砂浜に上陸したが車まで遠い。


突堤を越えた右側に広がる砂浜


潮の加減にもよるが、防波堤に付けられた階段の近くの人工の岩場にフネをつけると道まで近い。今回は水の高さと岩場の高さが近く、その辺の波が穏やかだったので、岩場に取り付いてフネを降りた。








この辺りでフネを降りた


結構波もあり風も吹いていたが、ウインドサーフィンを楽しんでいる人もいた。

自分が乗ってきたサブ7とshinが乗ってきたフジタL-1を7110さんの車に載せてもらい、残りの荷物はトレーラーの荷台に乗せてもらって着替えをすませ、スタート地点の庄野橋まで行った。





着替えのズボンを持っていくのを忘れてしまい、しかたなくパンツにタオルを巻いたまま車に乗り、庄野橋横の駐車場で車の屋根に乗ってフネを載せかえて家に戻った。

あまり綺麗そうではないが近くの公園にトイレがある。


【帰宅後】
Shinは疲れたのかいつものギター練習をなまけて食事時まで自分の部屋で過ごしていた。 初めて自分で川下りをして疲れたのだろう。この夏はいろいろ経験できた夏だったな。