2017年・御嶽山、復興3年目(目次)
〜現地からの手紙〜
多くの尊い命が失われた噴火災害から3年目を迎える2017年、今年も御嶽山の夏山シーズンが始まった。
昨年は長野・岐阜両県を結ぶ縦走ルートの入山規制が解除され、二の池本館の解体工事も行なわれるなど、一年目は漠然とし過ぎていて定かでは無かった「復興」という言葉が実感出来るシーズンとなった。剣ヶ峰から噴出する水蒸気の量も減り、今年は噴火警戒レベルの引き下げが検討されている。
しかし、「復興」へ向けた確かな足取りを感じる中で、6月25日、木曽地方を震度5強の激しい揺れが襲った。
全国ニュースでは木曽の上空をヘリが飛び、地上からは被害を伝える中継映像が流れた。現地からは道路に亀裂が走り、霊神碑が多数倒れたという連絡が入った。
復興へ向けた取り組みに冷や水を差す思わぬ事態に困惑しつつも山に登り、「3年目の復興」へ向けて突き進んだ全記録をここに紹介します。