御嶽山ではアルバイトをどのうようにして募集しているのか、ご存知でしょうか?私の場合はanという求人情報誌(関西版)を見て応募しましたが、それ以外にも各地の大学(山口大学や京都精華大学、金沢美術大学など)の掲示板や以前アルバイトしたことのあるOB(京都大学の合気道部や剣道部、筑波大学のバドミントン部など)の紹介によって人材を確保しています。
私の経験上、御嶽山には大阪、京都、神戸、山口など、関西方面から来るアルバイトが多いと思うのですが、アクセスが良いとは決して言えません。山小屋のアルバイトには往復の交通費が支給されますが特急料金までしか出ない場合が多く、新幹線を利用する場合は自腹ということになります(リピーターや山小屋によってはその範疇ではありませんが)。そこで関西方面から来るアルバイトは朝早起きして名古屋まで行き、そこから特急に乗り換えて御嶽山を目指しました。今では大阪発、木曽福島行き特急しなのが一日一本あり、アルバイトの金銭的な気苦労も少しは軽減されました。
【大阪方面からのアクセス】
■JR(電車)利用の場合・・・大阪から木曽福島へ、一日一本、午前中にある特急しなの利用、
または新大阪から新幹線(のぞみ)で名古屋へ、そこから特急を利用して2時間25分。
■車(マイカー)利用の場合・・・名神高速→中央自動車道→中津川IC→国道19号で3時間40分から4時間
今、私の手元にある木曽御嶽本教機関誌「霊峰」のページをめくると全国各地(北は北海道、山形県、南は徳島県、広島県、山口県)の教会が紹介されていますが、そのうち、もっとも教会(講社)が多いのが岐阜、名古屋です。これは黒沢口を開いた覚明行者が出身地である尾張で精力的に布教普及活動を行った成果であると考えられます。そのため、現在でも御嶽山には愛知県、岐阜県付近から来る登山者の占める割合が多く見られます。
また、中京エリア、とりわけ名古屋からの登山者が多い理由として単純に距離が近いから、ということも言えるでしょう。愛知県出身で、名古屋で働いているという登山者の女性は、「晴れた日には、職場の窓から御嶽山がよく見える」と話してくれました。また、ある男性は「名古屋の天気が良ければ、御嶽山も大丈夫!」と言って家族を連れて日帰り登山に訪れていました。このような手軽さが御嶽山と名古屋を親密なものにしているのではないでしょうか。
なお、シーズンに度々あることではありませんが、夕立があって空気が澄んだ晴れた日の夜には、御嶽山の頂上から名古屋の夜景がキレイに見えます。まるで宝石箱を引っくり返したような街の輝きは手を伸ばせばすぐに届くかのような近さに感じられます。
【名古屋方面からのアクセス】
■JR(電車)利用の場合・・・名古屋から木曽福島へ、特急を利用して最速1時間18分。
■車(マイカー)利用の場合・・・名古屋から木曽福島へ、中央自動車道→中津川IC→国道19号で2時間10分
※なお、名古屋から中央自動車道を利用して伊那IC下車、権兵衛トンネル経由して国道19号から木曽福島へ向かうルートは2時間20分です。
