御嶽山の魅力をより多くの方々に知ってもらうため、地元自治体や観光協会では京阪神のみならず、首都圏でのPR活動も積極的に行っています。デパートなどで開催される物産展などで御嶽山の広告を見かけた方もいらっしゃるのではないでしょうか。また、近畿日本ツーリズムでは新宿と横浜から出発する一泊二日のツアーを毎年開催しており、多くの参加者が御嶽山の登山を楽しんでおられます。

ただ、関東方面からのアクセスは関西方面からのそれと比べても便利とは言い難く、、千葉から訪れた夫婦はマイカーで朝5時に出発して剣が峰に到着したのは夕方5時近くでした。睡眠不足や朝食をしっかり食べる時間がなく、疲労が重なって高山病の症状が出るケースもあり、無理は禁物という話をしたことがありましたが、03年11月、権兵衛トンネルが開通するという朗報がもたらされました。

この権兵衛トンネル(無料)は、通年で大型車両が通行できる「伊那木曽連絡道路計画」の一部として5年2ヶ月に及ぶ難工事の末、開通しました。トンネルの全長は4470メートル、片道30分の二車線道路となっており、関東方面からはこれまでのように中央アルプスを迂回して岡谷、塩尻を経由することなく木曽福島へアクセスすることができるようになりました。



【東京方面からのアクセス】

JR(電車)利用の場合・・・新宿から木曽福島へ、中央本線→塩尻→中央本線で3時間20分。
新幹線利用の場合、新幹線→名古屋→中央本線で3時間40分。
車(マイカー)利用の場合・・・東京(高井戸IC)から木曽福島へ、中央自動車道→伊那IC→権兵衛トンネル
(国道361号)→国道19号で3時間30分。
マイカーの場合、塩尻を経由するルートより30〜40分の短縮になります。

高速バス利用の場合・・・中央自動車道→中津川IC→国道19号で4時間10分。
京王 高速バス予約センター TEL:03−5376−2222




登山道までの交通機関ガイド



【路線バス】


木曽福島駅前からはおんたけ交通(株)のバスを利用することになります。御嶽山の登山道である王滝口、黒沢口、飛騨口へ路線がありますが、いずれも本数が少なく、夏季限定(07年シーズンは7月14日から8月26日までの運行)であるため、事前確認して下さい。

なお、木曽福島駅前から王滝口の終点・田の原までと、黒沢口の六合目・中の湯、または終点・御岳ロープウェーイまでは、いずれも片道1000円です。※田の原までは以前まで片道2150円でしたが、王滝村営バスになってから値下げされました。因みに木曽福島駅前から王滝村までは片道500円です。
 

■おんたけ交通(株)・・・TEL:0264−22−2444



【タクシー】


木曽福島駅を出て右手にタクシー乗り場があります。田の原まで片道一万円以上かかりますが、バスに間に合わなかった場合やグループの場合には便利です。また、途中にある清滝や新滝、八海山神社などni
お参りされる場合にもご利用頂けます。

なお、下山して木曽福島駅へ向かう場合にも呼び寄せが可能です。料金などについては下記へお問い合わせ下さい。

■木曽交通(株)・・・TEL:0264−22−3666
■おんたけタクシー(株)・・・TEL:0264−22−2525



【ロープウェイ】


全長2333メートル、七合目の登山道までを結ぶ6人乗りゴンドラ。終点は標高2150メートルでここから木曽駒ヶ岳をはじめとする中央アルプスや乗鞍岳、穂高岳、槍ヶ岳、浅間山などのパノラマを楽しむことが出来ます。

通年営業で、夏山シーズンの土日は午前7時から午後5時まで運行。
往復2400円、木曽福島駅前からバス往復とロープウェーイ料金がセットで割引になるプランもあるので、ご利用の際はお問い合わせ下さい。

■御岳ロープウェイ(株)・・・TEL:0264−46−2525
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御嶽山ではアルバイトをどのうようにして募集しているのか、ご存知でしょうか?私の場合はanという求人情報誌(関西版)を見て応募しましたが、それ以外にも各地の大学(山口大学や京都精華大学、金沢美術大学など)の掲示板や以前アルバイトしたことのあるOB(京都大学の合気道部や剣道部、筑波大学のバドミントン部など)の紹介によって人材を確保しています。
 
私の経験上、御嶽山には大阪、京都、神戸、山口など、関西方面から来るアルバイトが多いと思うのですが、アクセスが良いとは決して言えません。山小屋のアルバイトには往復の交通費が支給されますが特急料金までしか出ない場合が多く、新幹線を利用する場合は自腹ということになります(リピーターや山小屋によってはその範疇ではありませんが)。そこで関西方面から来るアルバイトは朝早起きして名古屋まで行き、そこから特急に乗り換えて御嶽山を目指しました。今では大阪発、木曽福島行き特急しなのが一日一本あり、アルバイトの金銭的な気苦労も少しは軽減されました。


【大阪方面からのアクセス】


JR(電車)利用の場合・・・大阪から木曽福島へ、一日一本、午前中にある特急しなの利用、
または新大阪から新幹線(のぞみ)で名古屋へ、そこから特急を利用して2時間25分。
 
車(マイカー)利用の場合・・・名神高速→中央自動車道→中津川IC→国道19号で3時間40分から4時間


今、私の手元にある木曽御嶽本教機関誌「霊峰」のページをめくると全国各地(北は北海道、山形県、南は徳島県、広島県、山口県)の教会が紹介されていますが、そのうち、もっとも教会(講社)が多いのが岐阜、名古屋です。これは黒沢口を開いた覚明行者が出身地である尾張で精力的に布教普及活動を行った成果であると考えられます。そのため、現在でも御嶽山には愛知県、岐阜県付近から来る登山者の占める割合が多く見られます。

また、中京エリア、とりわけ名古屋からの登山者が多い理由として単純に距離が近いから、ということも言えるでしょう。愛知県出身で、名古屋で働いているという登山者の女性は、「晴れた日には、職場の窓から御嶽山がよく見える」と話してくれました。また、ある男性は「名古屋の天気が良ければ、御嶽山も大丈夫!」と言って家族を連れて日帰り登山に訪れていました。このような手軽さが御嶽山と名古屋を親密なものにしているのではないでしょうか。

なお、シーズンに度々あることではありませんが、夕立があって空気が澄んだ晴れた日の夜には、御嶽山の頂上から名古屋の夜景がキレイに見えます。まるで宝石箱を引っくり返したような街の輝きは手を伸ばせばすぐに届くかのような近さに感じられます。



【名古屋方面からのアクセス】


JR(電車)利用の場合・・・名古屋から木曽福島へ、特急を利用して最速1時間18分。
車(マイカー)利用の場合・・・名古屋から木曽福島へ、中央自動車道→中津川IC→国道19号で2時間10分
       
なお、名古屋から中央自動車道を利用して伊那IC下車、権兵衛トンネル経由して国道19号から木曽福島へ向かうルートは2時間20分です。
   



御嶽山へのアクセスと交通機関