中国旅行記
上海・蘇州・北京・万里の長城
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| Yuka NATORI 名取楡香 |
12時25分、バスに乗り上海へ向けて出発した。1時間を過ぎたころトイレ休憩。ここでも、トイレにはトイレットロールがあるのが当たり前、鍵がかかるのが当たり前、隣の人の頭が見えないのが当たり前、順番を守るのが当たり前と思うのは間違いであることを思い知らされる。
この時に至ってやっとこのツアーのメンバー構成が把握できた。われわれのような熟年夫婦が3組、4人家族1組、大学4年の男女9名、若い女性の2人組、若い婚前カップル1組の23名。上海まであと40分位のところで今回初めての渋滞を経験する。しかしわが国のように完全に止まることは少なかった。4車線もあるためだろうか。
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| 上海郊外 上海蟹養殖池 |
上海郊外 マンション群 |
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| 上海 高速道路料金所 |
上海 高速道路の渋滞 |
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2時頃に高層ビルやマンションの林立する上海の中心部へと入った。上海は大阪府と京都府を足した広さに等しい。2〜3年前には500万円〜600万円で購入できたマンションが今では1,500万円位になっているという。こちらではマンションはスペースだけを買って、200万円ほどかけて内装工事をし、自分好みの居住環境を整えるのだそう。「2008年のオリンピック特需でガンガン値上がりしているのでお金があったら、日本人も今のうちに買っておいたらいかがですか」とFさん。金曜日は道も街も特に混む。週末の宵はいずこも同じく人々はカラオケを楽しんだり、飲食のため街に繰り出すようだ。
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| 上海 マンション群 |
高速道路上から望む上海中心部 |
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| 高速道路上から望む上海中心部 |
上海展覧中心4Fから望む上海中心部 |
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ところで上海といえば「租界」が頭に浮かぶ。中国であって中国でないとか言われていた租界。アヘン戦争後に設置され、各国が各々の権限で統治していた。第二次世界大戦後には消滅して、計画経済時代を経て改革開放時代へと移行し、近代建築群、広い道路の建設が進み、車社会へと変貌を遂げつつある。聞いてはいたが実際にこの目でみるとそのきらびやかさには驚きを禁じ得ない。しかし反面大気汚染等の公害という負の側面も深刻になりつつあるようだ。『フォルクスワーゲンが多いでしょ。合弁の工場があるからです。20年前は中国人には車を持つ力がなかったからでしょうか、トヨタを誘ったけど断られました。この国ではホンダの方が有名です。ここのバス賃は近かろうが遠かろうが1律2元です』このようなガイドの話を聞いているうちに、バスは上海展覧中心という立派な建物に到着した。
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