中国旅行記
上海・蘇州・北京・万里の長城
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| Yuka NATORI 名取楡香 |
上海展覧中心は上海の中心に位置する建物。1955年3月に中ソ友好ビルとして建てられた。8万平方メートルの建築面積に100以上の会議場、オフィスを有するというから半端じゃない。さまざまな展示会が年間40〜50回も開かれているとか。この建物内には2010年に開催予定の上海万国博覧会の事務局が置かれており、近々その活動が開始されるという。
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2010年の上海万国博覧会事務局もある
上海展覧中心 |
| 上海展覧中心のロビーの天井 |
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スーツをきちんと着こなした若い男性によって、エレベーターで4階の美術品展示場に案内された。細工の細かいビャクダンの彫り物や象牙の置物など、実に見事な美術品がガラスケースに収められ、美術館形式に展示されている。その男性は流暢な日本語で一点一点のみどころを詳しく説明していく。一行が感心して見入っているうちに、ちょっと様子が変わってきた。なんと彼はセールスマンで、展示品は商品だったのだ。「このケースの6点は、全部で80万円」日本の有名人の誰とかが買ったとかなんとか。売り込み方も実に巧みで、つい乗せられてしまう。見まわすとこころなしかみんなの顔がしらけていた。しかし確かに日本人の目で見ると安い。置き場所に困らない人にとっては案外いい買物かもしれない。
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