中国旅行記
上海・蘇州・北京・万里の長城
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| Yuka NATORI 名取楡香 |
2005(H17).3.6(日)晴れ
7時30分、ホテルのレストランにてバイキング形式の朝食。胃のむかつきは嘘だったかのように快癒している。フルーツ、ジュース、コーヒー、パン、ベーコン等洋風のものでお腹を満たした。
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北京の宿
北京国際飯店(Beijing International Hotel) |
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9時10分、Oさんが全員の人数を確認して出発。バスの窓から外を眺めて北京に来てから『何か違う』と思っていたことに気付いた。『そうか、自転車が・・・』15年前(1990年、平成2年)に北京を訪れた時、街中に溢れかえっていた自転車が激減し、車に入れ代わっている。街並みも近代的に変身し、実にきれいになった。
自転車と車との間にはバイク時代があったそうだ。Oさんは『かつて、裕福な家の息子は高価なオートバイを乗りまわしていましたが、その人達は今はいません。なぜかというと事故で死んでしまったからです』と真顔で言う。オートバイによる死者を無くすために、今はナンバープレートを発行しない政策を取っているとのこと。この政策はオートバイ好きのドラ息子を持つ親には歓迎されていることだろう。
天壇公園は1420年に建設され、明・清の皇帝が毎年豊作を祈った中国最大の祭祀施設で、1998年世界遺産に指定された。現在も天の神様に五穀豊穣を祈る祭祀が催される。また市民の憩いの場として使用され、また内外の観光客が訪れる重要な観光スポットとなっている。声がよく反響する「回音壁」と呼ばれる壁があったり、上に乗って大声で願い事をすると、天に届くと言われる円形の石(天心石)があったりして結構面白いところ。それにしても中国の人口は13億人で、うち10億人が農民というから豊作を祈る神様がいるのは当然かななどと思う。天は丸いので建造物はみな円形に造られ、天の神様は紫なので屋根には紫色の瑠璃瓦が使用されているという。2008年のオリンピックのシンボルには中国を代表する建物としてここ天壇公園の「祈年殿」が採用されている。
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| 北京 天壇公園入り口 |
北京 天壇公園 円丘壇(圜丘壇) |
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| 北京 天壇公園 皇穹宇 |
北京オリンピックのシンボル 祈年殿 |
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| 北京 天壇公園 皇穹宇内部 |
北京 天壇公園 祈年殿内部 |
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| 北京 天壇公園 |
北京 天壇公園の南門 昭亭門 |
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この公園では水を含ませた大きな毛筆で敷石に書を描く人、太極拳に興じる人、ダンスを踊る人、カラオケを愉しむ人、将棋を指す人、詩を吟じる人、羽根やボールで雑技まがいを演じる人など実にさまざまな遊びに興じる姿が見られた。みな他人に見られるのに喜びを感じながらやっているようだ。公園内には高齢者の姿がひときわ目立つ。中国の高齢者はさまざまな優遇制度で保護されており、乗り物や施設利用のパスが、小額で入手できる制度があるのだという。
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| 北京 天壇公園 敷石に水で描かれた書 |
北京 天壇公園 カラオケに興じる人 |
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広場の一角で親子が面白いものを転がして遊んでいるのを見かけた。早速同じツアーの若者も購入。プラスティック製のカラフルな細棒で組み立てた籠状のボールで、転がると膨らむというもの。孫のお土産にしたいと思いつつ売店を覗くと、そのボールを手にした売り子がさーっと寄って来て『40元』と言う。若者が10元に値切って買ったというのを聞いていたので両手を広げて10元と言うと即座にOK。もうひとりの奥様もお孫さんにと同じお値段で購入。ボールの袋には14cm〜30cm Funny SPHERE と印刷されている。
ここで観光は一通り終了、11時、バスに乗り込み空港に向かう。途中昼食の予定。
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