モンゴルへの入国手続きはあっけないほど早く終わった。出迎えの人垣へ足を踏み出して程なく、こちらの名前の書かれた紙を胸の辺りに掲げた若い女性ガイドによってピックアップされた。
ガイドの女性はDさん、ドライバーはIさん。空港の外へ出ると晴れた空から雪がチラホラ舞い落ちている。彼女「こういう急な天候の変化は福があるということなんです。心配していましたが、日本からお客様が見えた日にこういう天気になってほっとしました」助手席に座った彼女が後ろを振り向いた。なかなか可愛い女性だ。「よくいらっしゃいました。お疲れでしょう」顔も喋り方も日本人と変わりない。「このウランバートルは4つの山に囲まれています。そしてその間を流れるトーラ川沿いに町ができました。4つの石炭火力発電所、約200の大学があります。靴やお酒の工場が多いです。ウランバートルは6つの区に分かれています。区にはそれぞれ特長があります」車はなだらかな平原を30分弱走り、20時10分、ハンオール区のパレスホテルに到着した。国土が日本の約4倍あるというが、ホテルの部屋もゆったりと広い。明日の迎えは9時。
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| ウランバートル国際空港よりウランバートル市街地へ |
ウランバートルの宿 パレスホテル |
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部屋に落ち着いてしばらくすると夕食をとっていないことに気がついた。機内食は3時ごろ出て、着陸前は飲み物だけだった。空港では両替ができなかったのでこちらのお金は持っていない。近くの店に買出しに出たが外貨での食料調達は無理だった。このような遅い時間にホテルのレストランで食べるほどのこともない。そこで機内食からテイクアウトしたパン、ケーキ、チョコレート、持参したピーナッツ、梅干、煎餅、チビリチビリ用のウイスキーなどで、夕食としての一応の体裁をつけることになった。夫と私に限ったことかもしれないが、旅行中の満腹はご法度となっている。
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| パレスホテルの客室 |
パレスホテルの客室 |
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| パレスホテルのバスルーム |
パレスホテル客室内のパソコン |
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南西の空に夕日が望めた。わが新宿のベランダからの夕日もいいが、モンゴルの夕日もなかなか。デジカメを構えて21時5分、残照が薄れゆくまで窓にへばりついた。
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| ウランバートルの夕日 |
ウランバートルの日没 |
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