Dさんがドレスアップして迎えに来た。行き先はナイラムダル公園の中にある「市民の母」という名の小規模な民族芸能劇場。ひな壇状の客席には日本人、欧米人など数十人の客が既に控えていた。ほどなく開演、大きな面をつけたツアムと呼ばれる仮面舞踏に始まり、歴史物語風の民族舞踊、馬頭琴などの伴奏によるホーミー(民謡)、馬頭琴を手にしたホーミーのソロ、女性と少女によるアクロバット演技など。モンゴル民族芸能のエッセンスを約1時間堪能した。出演者は全てモンゴルでは一流といわれる人たちだという。
 |
 |
| 「市民の母」民族芸能劇場 |
ツアム(仮面舞踏) |
|
|
 |
 |
| 仮面舞踏 |
民族舞踊 |
|
|
 |
 |
| 仮面舞踏 |
仮面舞踏 |
|
|
 |
 |
| ホーミー(民謡)、馬頭琴などの伴奏 |
馬頭琴・ホーミーのソロ |
|
|
 |
 |
| 女性と少女チームによるアクロバット演技 |
一輪挿し上の逆立ち |
|
夕食はパレスホテル10階のレストラン「ムーン」のカレーライス。なんとその味はカレー・ルーが市販されていない頃に日本の家庭で作られたカレーそのものだった。彼女によるとこのカレーは日本人の指導によるものだという。
 |
 |
| レストラン「ムーン」の前菜 |
レストラン「ムーン」のカレーライス |
|
ここで旅行社からのアンケート用紙を渡され記入する。観光産業の揺籃期にあるこの国にとって、やむをえない面のあることは承知しつつも、宿泊施設のメンテナンスなど、いくつかの項目については厳しい評価となった。しかし、彼女の愛らしさに触れたことや、完璧に近い日本語によるガイドサービスは今回の旅行の大きな収穫であった。いつの日にか彼女がモンゴルの要人となって日本を訪れる日がくるかもしれない。そう彼女に言うとはにかんではいたがあえて否定はしなかった。
|
|