ビクトリアの滝 NIREKAORU-HP

南アフリカ旅行記
名取楡香 Yuka Natori
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デイカー島クルージング

 バスはテーブルマウンテンのロープウエイ乗り場を出発し、デイカー島(Duiker Island)クルージングのため、ホート湾(Hout Bay)へ向かう。途中右手に見える大西洋沿岸の海面には白と黄褐色のまだら状の泡が漂っている。これはプランクトンの死骸だとの説明がある。海の温度は10〜12度とのこと、泳ぐには冷た過ぎる。

Hout Bayへの途中、ケープタウン(Cape Town)西方、大西洋岸Camps Bay、Twelve Apostles方面を望む Camps Bay、Twelve Apostles

 ホート湾はケープタウンの南南西約14km大西洋に開く小さな湾で、デイカー島クルージングの基地になっている。乗船したのはカリプソという名の小型遊覧船。客は我々の他、欧米人および中国人グループ。出航までの僅かの間に、何処からともなく家族らしい5人の原住民が現れ、楽器を打ち鳴らしながら歌い踊り始めた。船客から投げられるおひねりを拾い集めるのは一番小さな男の子の役目。目を見張るほどすばしこく拾い回った。

 船がホート湾の右手に突き出した岬 The Sentinel を回り、外洋に出ると激しく揺れ出した。ここは荒海として船乗りにも恐れられる喜望峰に隣接する海域。デイカー島に近づくとうねりも高くなり、前後左右の揺れに大きな上下動が加わりスリル満点。船内には悲鳴が絶えない。写真を撮ろうとデッキに出ても足をすくわれ身動きできず、手すりにしがみついているのが精一杯。時々襲来する大波が容赦なく頭から降り注ぐ。

 この船は第二次世界大戦中に使用された全天候型の軍用船で、どんな荒海にも安全に航行できるので安心して欲しいとの説明がある。何と60年も酷使している老朽船に客を乗せ、安全だから安心しろとは・・・。

Hout Bay湾口、The Sentinel ホート湾口右手 The Sentinel の突き出した岬 、デイカー島(Duiker Island)クルージング船上にて

 船は約20分の航海でデイカー島付近に到着。デイカー島は小さな岩盤剥き出しの無人島。島には600〜5,000頭の南アフリカオットセイがコロニーを作っている。彼らはアシカの仲間で寿命は20年から25年。船が近づいても逃げようとしない。それどころか観光客を歓迎しているかのように前ヒレを海面に突き出し、おいでおいでのしぐさをしている。そのポーズはなんとも愛嬌があってかわいく、船上から何度も歓声が上がった。この前ビレは人間でいうと手に当たり、そこには血管が集中していて体温調節の役割をもち、冷えた体を温めるためるために暖かい空中に突き出し、おいでおいでのしぐさをするのだという。

 オットセイの群れから少し離れた沖合いには、鯨の尻尾と黒光りする背が見えた。カメラを向ける間もなく波間に消えてしまった。

デイカー島(Duiker Island)の南アフリカオットセイ デイカー島(Duiker Island)の南アフリカオットセイ
南アフリカ、デイカー島(Duiker Island)の南アフリカオットセイ。クルージング船上にて  南アフリカ、デイカー島(Duiker Island)の南アフリカオットセイ。クルージング船上にて 
デイカー島(Duiker Island)の南アフリカオットセイ デイカー島(Duiker Island)の南アフリカオットセイ
南アフリカ、デイカー島(Duiker Island)の南アフリカオットセイ。クルージング船上にて  南アフリカ、デイカー島(Duiker Island)の南アフリカオットセイ。クルージング船上にて 
デイカー島(Duiker Island)の南アフリカオットセイ デイカー島(Duiker Island)対岸の海鵜(ウミウ)
南アフリカ、デイカー島(Duiker Island)の南アフリカオットセイ。クルージング船上にて  南アフリカ、デイカー島(Duiker Island)対岸の海鵜(ウミウ)。クルージング船上にて
デイカー島(Duiker Island)の南アフリカオットセイ Die Josie
南アフリカ、デイカー島(Duiker Island)の南アフリカオットセイ。クルージング船上にて  クルージング船上より南東Die Josie方面を望む
The Sentinelの南岸 Hout Bayの船着場
The Sentinelの南岸。クルージング船上より 南アフリカ、Hout Bayの船着場

 約50分のクルーズが終わり港に帰着した後、お土産屋で小休止となった。大道芸人がまた現れ演技を始めた。

 船着場には綺麗な絵を描いたダチョウの卵や木や石で作った置物、ネックレス等を売る露店が賑やかに並んでいた。お土産屋を眺めていた一人旅の男性Hさんがその場を離れ、苦笑しながら言う。『ボクの顔を見て「ニーハオ」だって。買うのやーめた』

HoutBayの民芸品店 Hout Bayの民芸品露店
南アフリカ、HoutBayの民芸品店 南アフリカ、Hout Bayの民芸品露店



名取博夫 Hiroo Natori