今回もまた漢字を取り上げます。何歳になっても読めない文字にぶつかるとため息が出ます。
最近、朝日新聞で劫暑という文字に遭遇しましたが、なんと読むのでしょう? 角川書店「新字源」に
収録されていない熟語です。たぶん、極暑という意味でコウショかゴウショと読むのでしょう。
また10月1日の朝日新聞で盛り土はモリツチかモリドかを取り上げていましたが、土木業界では
後者が一般的のようです。
身近なところにも、二様に読める熟語、合点:ガッテン、ガテン、市場:イチバ、シジョウのような
例がたくさんあります。また水薬も普通はミズグスリでしょうが、スイヤクもO.K.のようです。
こうなると重箱読み湯桶読みの問題になってきます。
聞きなれない湯桶読みとは重箱の逆で、第一語を訓、第二語を音読みにする読み方。湯桶読みの例は手本、
手金、見本、古本、消印、割印、身分、野宿、掛軸、呼鈴など、また重箱読みには重圧、団子、王手、
頭取、地主、本箱、両替などが挙げられます。このように面倒くさい読み方も、漢字を借用した日本語の
宿命で、時には文句を言いながらも、残念ながら黙従するしかありませんね。
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