急患室 (稲植 俊雄) -2018. 2.24-メール同窓会への投稿を皆にお願いしておきながら当の本人は何も語らずの状態が暫し続いておりました。投稿したいと思うことなど 、幾つかありましたが、実行まで至らず時が過ぎて行きました。以前は思い立ったら、直ぐやっていたな、などと考えながら、 気力の減退を感じているこの頃です。 この年齢の同輩は、勿論個人差はありますが、何事にも、強く感激するとか、感銘を抱くとか、強く心に残ると言うようなことが少なく なっているような気がします。従って、毎日が平穏な日々の連続と思ってしまう事が多くなりました。現実には、今年に入ってからの 短い間に、家族との海外旅行、20年振りの友人との再会、身近な親戚の死、後輩の突然の訃報、短い日数の余命宣告を受けた親戚の見舞い、 親戚の交通事故での車両大破、など非日常的な出来事が続いているが、何かこれらはいつもと変わらぬ日常生活の様に思い、強く心が 動かされるような感じは余りなくなりました。 今月半ばのある日、夜の8時頃、突然鼻血が出て、それから止まらなくなり、やむを得ず近くの病院に行き診断を仰ぎました。急患室に 入り、直ぐ血圧を測ったところ、181/110との数値が出ました。定期的に血圧を測る装置を身体につけ、血圧測定を続けたが、168/95前後の 数値がその後も続いておりました。鼻の先端部を抑えるよう医師から言われ、暫くそうしていたが、指を離すと又鼻から血が流れ、なかなか 止まらず、この状態が2時間程続きました。止血剤含有のガーゼを鼻に詰めてから1時間ほどで出血は止まりました。 この日の深夜の急患室は何かと慌ただしい事態が続いておりました。急患室に入室後30分ほどして、急患室に警察署から電話があり、これ から死人を運ぶので検死をして欲しいと依頼があり、程なく救急車で搬入されました。浴室で死亡していたことで検死をすることになったとの ことです。更に30分後に救急車が老婦人を急患室に運んで来ました。この老婦人は私の隣りベッドに横たわり、医師の診察を受けました。 喘息が激しくなり耐えられず救急車を呼んだと付き添いの夫が話しておりました。医師が身体を調べたら、手術跡が数箇所あり、医師が 大きな声でこの傷はどうして出来たのかと老婦人に訊ねておりました。 老婦人が来る前にこちらの出血は止まり、身体に付けた血圧測定器を外すことになったが、老婦人の到着後は医師とその助手が老婦人に掛かり きりとなり、器具を付けたまま一人ベッドで待たされました。深夜近くなって老婦人は病室に移動して、その後こちらは器具を外され、急患室を 出て家に帰りました。 血圧を測定した後、医師から高血圧症ですね、と言われたが、寧ろ私は低血圧ですと返事をしました。毎月主治医に診察を受け、血圧を測定して おりますが、毎回110/70前後で推移をしておりました。しかしこの年齢では、体質が突然変わり高血圧にならないとは限らないのかもしれません。 翌日から毎日自宅で血圧を測っておりますが、140/80前後の数値が続いており、今までとは異なり少し高めになりました。 突然何が起こるか分からないこの年齢では日頃から些細な変化を見逃さず、対応することが肝心なのだと思いました。皆さん充分身体の変化に 留意することが肝要です。
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