<長浜市の楽市楽座を研究>
楽市楽座は昨年(1987年)十月三十一日から二日間、市民が主催して開い
た全国でも珍しいイベント。各地から芸術家を招き場所を提供、市民と芸術家 達が自由に交流し、売買契約を結ぶという商業理論と文化的イベントをミックス させた斬新なアイデアで反響を呼んだ。
今回の視察は大阪商工会議所が「中小小売商サバイバル戦略」と題した研
究のひとつに取り上げたもので、注目しているのは、芸術家と市内商店主らが 契約、作品を継続的に展示する「ギャラリー・シティ楽座」の実態。一過性のイベ ントを商業、観光対策に結びつけた巧みさや、芸術と商売を融合させるという実 験的な試みが注目を浴びた。
楽市楽座のアイデアは、企業経営者や金融関係者、市職員、教師、商店主ら
が、名古屋のイメージコントロール研究会の杉山修講師を招き、商品開発や経 営戦略のアイデアを練っていたところから発案されたもので、起案から企画完 成まで七ヶ月をかけている。
|