忠明と鳳龍 第三戦

《迷走》

 年明けて、二〇〇七年一月初旬、忠明城。

忠明「・・・・・・どうしたのじゃ、鳳の字よ。白目むいて、壁に頭をすりつけて」

鳳龍「あ、殿、おめでとうございます。すいませんね、新春から」

忠「本当じゃわい」

鳳「この時期、いつもこんな感じですよ」

忠「そうか、では理由は聞かないでおく」

鳳「聞かないんですか」

忠「また意味不明なことを言い出すに決まっておるからな。昨年末にも『苦しみます』を提唱しておったし」

鳳「意味不明だなんて・・・」

忠「違うのか」

鳳「・・・舌謀した!そんなことより、冬休み中やってた『サラリーマンNEO』も面白かったですね」

忠「な、見とらんわ!何で朕が見とる方向性で話しを進めるのか」

鳳「何だ、見てないんですか。あそこにアハ体験の人をもってくるセンスには感服しました」

忠「お前の頭の中にはろくなトピックスがないのう・・・・・・他に最近の出来事はないのか」

鳳「ガムのCMに仮面ライダーキックホッパー役の俳優さんが出てました」

忠「どこまでマニアックなのじゃ。他には?」

鳳「レオパレスのCMに仮面ライダーサソード役の・・・」

忠「もうええわ!」

鳳「もう良いんですか?」

忠「一体貴様は何に影響されながら育ったのだ・・・?」

鳳「わかりませんが。質問の意味が」

忠「朕もわからん」

鳳「そうですか」

忠「キリがないので、これからの三国志館の方向性について話そうではないか」

鳳「そうですね。思ったんですけど、我々もっと活動を広げなきゃいけませんよ」

忠「ほう、それで?」

鳳「『三国志連合』を立ち上げましょう」

忠「・・・なんじゃそりゃあ」

鳳「これからの活動を組織化して実践していく為の、三国志館国家専属組織をつくるのです。それが『三国志連合』です」

忠「むむむ・・・」

鳳「侵攻を進める理事会と、国を守る理事会と、文化を発展させる理事会の3つと、忠明殿と僕、バナナと暇人の幹部で構成される事務局と、あと総会で構成されます」

忠「うーん」

鳳「忠明三国志館の武将は全員三国連合に属するんです。忠明殿は事務総長ですよ」

忠「任命権は全部お前にあるのか?わしは無視か」

鳳「・・・いいんですよ」

忠「いいのか。」

かくして三国連合の発足が決定したが、鳳龍の暴虐によって三国志館が迷走を極めることは間違いない