息子の喫煙がきっかけでタバコのことを徹底的に調べだして、数ヶ月。調べても調べても、新しい健康への害が出てきて恐ろしいほどだ。私は成人してからは、タバコの煙は好きではなかったが、でもここまで健康に害があるものだということはまったく知らなかったし、煙害についても寛容だった。
少し前の雪印事件、狂牛病、鳥インフルエンザ、カイワレ大根、消費者の健康志向は高く、少しでも危険なものは徹底的に排除する。ところがなぜこれほど害があると言われているタバコに関して、消費者は寛容なのか?
「あれだけの人が吸っているんだから、それほどの害があるわけではないだろう。」という思い込みが大きいのだろう。しかし、いったいそう仕向けているのはだれなのか?これはマスコミではないだろうか。タバコの害を思い出したように、マスコミがとりあげることがあるが、雪印事件や、狂牛病、鳥インフルエンザのようには騒がない。マスコミがいっせいに騒げば、タバコ撲滅までの近道であることは確かである。マスコミが騒ぐほどタバコの害は完璧な証拠がないのか?
いや、すでに完璧な証拠はあるはずだと思う。
というのは、フィリップ モリス(PM)社のHPでは、冒頭で
、タバコを吸ってほしくないとまで言っているのだ。
PM社のHPより引用。
さらに
明確で一貫したメッセージ
紙巻きたばこの喫煙には、依存性があります「addictive」。禁煙は非常に困難なことがありますが、もしあなたが喫煙者であれば、難しいからといって禁煙の努力を諦めるべきではないでしょう。
紙巻きたばこの喫煙は、喫煙者に肺がん、心臓病、肺気腫、その他重大な疾病をもたらします。喫煙者は、非喫煙者に比べて、肺がんのような病気にかかる割合がはるかに高くなります。"安全な"紙巻きたばこというものはありません。
以上からわかるようにフィリップモリス社では「喫煙は危険であり、依存性があり「addictive」禁煙が非常に困難である。」と 宣言している。
倫理観からのみこれだけの警告がでるはずはない。隠し切れない証拠があると考えるほうが自然だろう。会社は損得で動くものだ。隠すことが損だと判断したと考えるべきだ。
ところでそんな捨て身になるしかないと判断したPM社と比べると、日本タバコ(JT)ではこうだ。 日本タバコ(JT)より引用
依存性
たばこには、弱いものでありますが、依存性があります。実際に、禁煙するのは難しいとおっしゃる喫煙者が多数いらっしゃいます。
依存は、酒(アルコール)・たばこ(ニコチン)・コーヒー(カフェイン)といった嗜好品によるものから、麻薬・覚せい剤といった違法薬物によるものまで、幅広くみられる精神的・身体的状態です。科学的にみた場合、依存の特性としては以下のようなものがありますが、たばこ(ニコチン)の依存性は他の物質に比べて弱いものであることが知られています。
この期に及んで依存性は弱いとは!
でも私のような素人が考えたって、いくらなんでもこれはまずいのではないかとフィリップモリス、日本たばこの対応を比べて思う。なぜタバコ業界世界一位のPM社がかつての依存性がないという主張を翻して、依存性がある、健康への害があると認めたのかをよく考えるべきではないか。
そういわないともう言い逃れができないほどの証拠が固まっているとみたほうが正しいのではないか。それを隠して消費者がタバコ病になれば、被害を受けるのは自分たちの会社そのものなのだから。隠さなければ、「消費者自身が強い依存性、健康への害を承知の上で吸っていた」という、主張も通る可能性がある。それくらいのことはJTや財務省だってわかっているはずだ。ましてや厚生労働省はなおされである。タバコ訴訟で依存性はないと結論付けた裁判官だってわからないはずはないと思う。
ではなぜ?お人よしの国民を、なんとか騙しきれると読んでいるのか?
それとも、問題先送りの国民柄のせいだろうか?先送りすればするほど、政府の利益はあがるだろう。でも、この問題先送りはあとから大きなつけがくる。依存性が弱いという言葉に騙されたとアメリカのような訴訟になったら、どのように保証するつもりなのか?マスコミに火がついたら怖い。
国民が騙されていたと集中攻撃をしだすのはもうすぐ。非喫煙者だけでなく、喫煙者までもが、自分の健康被害の多くがタバコのせいだと気がつき、JTを攻撃しだす日はもう近い。