春になるとテントウムシが出てくるね。 テントウムシは、漢字で書くと「天道虫」というくらいで、上へ上へと登って行って、お日様に向かって飛び立つ習性があるんだ。 前にこういう話を聞いたことがある。 ビンの中にテントウムシを入れて、透明なガラスでフタをしたんだって。 そしたら、そのテントウムシは飛び立とうとするんだけど、フタにぶつかって落ちてしまう。 何度も何度もそうしているうちに、ビンのフタをはずしても、もうそのテントウムシは飛び立たなくなってしまうんだって。 だけど、このテントウムシをもう一度飛べるようにする方法があるんだ。 その方法というのは、もう一匹のテントウムシを入れるというだけ。 後から入れられたテントウムシは、当たり前のように飛んでいくよね。 その姿を見た飛べなくなったテントウムシは、自分が飛べるということを思い出して、またビンから飛び立つことができるようになるんだって。 これってスゴイよね。 僕らも小さい時からたくさんの夢があったり、やりたいことがあったりしたけど、いろんな理由でできなかった経験があると思うんだ。 何度もカベにぶつかって、もうあきらめてしまったり、忘れてしまっていることもあるんじゃないかな? でもそのフタは、もうなくなっているんだよ。 あの時はムリだったとしても、今ならできることがいっぱいある。 自分がやりたいこと、やりたかったことを思い出して。 そして、それをやっている人や、あこがれの人のそばにいってみて。 きっといい刺激をもらえるし、君の人生が大きく変わるきっかけになるかもしれない。 天の道の虫。 僕もテントウムシのように、自分から上へ上へとはい上がっていき、目標に向かって飛び立っていける人になりたい。 そして、誰かにとって、飛ぶきっかけを与えられる人になっていけたら嬉しいな。 |