拍手小話 −カップリング編−

  たまには勢いでカップリング的妄想しちゅえーしょん。テーマは告白未遂!
 ……店主の頭は8月の暑さで沸いていたのです。
  太公望が全て“後ろ側”なのは店主の趣味。と言っても彼は“愛される”人
 ですよねー、とかいう理由だったりするので本当はそんなに拘り無かったり。
  見たくない方は適当にスルーの方向で。















【邑太の場合】

「そーいえば邑姜、おぬしもそろそろ年頃な訳だが。誰か気になる奴なんぞ居たりするのか?」
「突然何を言ってるんですか。大体そのようなことを太公望さんに報告する義務はありません」
「いや、そう言われればそうかもしれぬが。遠縁とはいえおぬしは一応わしの親戚に当たるわけで、なんとなく気になったというか」
「確かに太公望さんは私からすれば大伯父に当たる方でそれを否定するつもりもありませんが、60余年も音信不通だったような方にいきなり親戚面されるいわれもありません。質問された内容にしても場合によってはセクハラ発言です。今回は見逃して差し上げますが、同様の質問を繰り返すようでしたら告訴しますのでそのつもりで。そういった相談をどうしても受けたいというなら同性の方で探してください。第一 当事者に相談してどうなるというのですか。それ以上下らない質問がおありでないようなら私は用事がありますのでこれで失礼します」
「………おー」
「それでは」
「……………」
「……………」
「のう、発よ」
「何だ」←最初から居た。
「なんかあやつ怒っておらんかったか?」
「怒ってたなぁ」
「実際に親戚なのだから少しぐらい子供扱いしたって良いではないか。確かにあやつからすればわしは頼りなく見えるのやも知れぬが、ちっとぐらい夢を見させてくれても………ブツブツ」
「つーか当事者がこれじゃ怒りたくもなるだろ。あまりにあんまりだ。あー、邑姜も俺もかわいそうすぎるぜ……」

−−−−−
◆朴念仁が一匹。やたら頭の良い人であるのにもかかわらず計算でなく聞き逃していたりすると萌え。邑姜さんの血管はいつも切れる寸前です。フォロー役の発ちゃんの胃も穴が空く寸前です。





【普太の場合】

「ねえ、望ちゃん」
「んー?」
「大好きだよ」
「そうか」
「愛してる」
「そりゃどうも」
「………僕、真面目に言ってるんだけど」
「………で、カメラはどこにあるのだ?」
「そんなのないって」
「嘘付け!3年前の白里の時もその前の儀英の時もおぬしが関わっておったことは知っておるのだからな!」
「ちょ、今日はちが」
「もー二度と騙されぬわ。どうせまた太乙も絡んでおるのだろう。わしも大概悪戯好きだがおぬしのそれは行き過ぎだ。前々から思っておったのだが今日はちょっと言わせてもらうぞ。だいたいおぬしは―――」
「…………_| ̄|○||| 」

−−−−−
◆端から見れば充分仲良しだけど精神的にはぶんぶん振り回されている普賢さんが好物です。時々部屋の隅っこでいじけて木タクを呆れさせていると良いです。





【竜太の場合】

「うまい。とにかくうまい。やはり菓子は公主が作る物が一番だな」
「ふふ、そんな世辞を言っても何も出ぬぞ」
「いや、お世辞なぞ言わぬよ。普賢もよく菓子を作るが、まだ師匠であるおぬしを越えるほどではないと思う」
「そ、そうか///」
(公主さまってば嬉しそー)
(ライバルを一歩リードだもん。あったりまえよ〜)
「聞いた話ではこの洞府の食事はおぬしが一切を取り仕切っとるそうだな。いや、おぬしの弟子が羨ましいよ。毎日うまい物を食えるというのは、最高の幸せの一つだからな」
「た、太公望……!」
(いく?いっちゃいますか!?)
(言っちゃえ!『なんなら毎日作ってやる』とか)
(『この料理の腕、おぬしだけの物にしてみたくはないか』とかとか!)
(ドキドキドキドキvvv)
「実は、その。……試作品の和菓子がいくつかあるのだが、食べてゆくか?」
「おお、それは願ってもない。ありがとう、公主♪」
「いや、そんな///」
(公主さま……嬉しそうだけど微妙に落ち込んでる顔よねアレ)
(これじゃ当分進展無さそうねー)
「2人とも、しばらく私をそっとしておいてくれぬか……?」
「んー、こっちもうまいのうv」←食べるのに夢中

−−−−−
◆餌付け作戦実行中。実のところ勝率的には一番高そうだと思うのだけど、彼女はおっとりしているのでいつまでも同じ所でぐるぐる足踏み。外野の野次に意気消沈。

2005/08/21


back