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M59 155mm カノン砲 「ロングトム」 (M59 155mm Canon Long Tom)

買ってはみたものの、作れずにいるキットがあります。

金属部隊という海外メーカーのキット。
繊細な造詣で有名ですが、箱を開けて絶句し、そのまま閉じてしまいました。

しばらくして、中学生の頃に、ハセガワの1/72ロングトムを作ったのを思い出し、やっぱりこれも作ってみようかなと。

再び箱を開けることにしました。

 レジンキットは、家庭用洗剤とぬるま湯で洗い、離型剤を落とします。
 
 いつもは塗装前に、削りくずと一緒に洗うのですが、ちょっとベトついていたので洗ってさっぱりさせました。

 やたら細かいパーツがいっぱい。
 説明書に記載のないパーツもあり、どうしましょ。

 気を取り直し、模型誌、ネットの情報を手がかりに作業を進めます。

 最初は、射撃状態、搬送状態と両方出来るよう作るつもりでした。
 
 ネットで調べてみると、搬送時は砲身を後座させていたようです。
 その他、細かいところで、両立は無理とあきらめました。

 普通に射撃状態に組めばよかったのですが、なんとなく、搬送状態が見たくなってしまいました。

 まず、砲身とレール部を切り離します。

 実物の写真を見ると、搬送時は真ん中にワイヤーを張っていたようです。 (何のためのワイヤーか、わかりませんでしたが・・。)

 プラ版などを使い、わかる範囲で細部を作りこんでゆきます。

 砲架は迷いました。

 ハンドルが一体成型となっており、エッチングで別パーツ化したいなと。

 戦闘機の照準器を流用するのですが、本当は形がちょっと違います。

 正しい形で流用できるエッチングが見つからなかったので、これで妥協しました。

 パーツがそろってくると仮組したくなるものです。

 おっ、いい感じかも・・。んっ・・、あれっ?

 砲のおしりが支持架に乗らなかったり、パーツが収まるところに収まらなかったり、搬送状態は少し無茶だったみたいです。

 でも、めげません。

 見えないところを削ったり、プラ版を足して高さを出したり、調整を試みます。

 なんとかなりました!

 プラ棒でシリンダーを付けたり、気が済むまで細かいディテールを加えていきます。

 このキットですが、歪みやカケはありませんでした。

 好キットと言って良いと思われます。

 連結器というのでしょうか、これも悩みました。

 素直にキットを使えばいいのですが、単体で置かれているときは連結バーを下げたいし、牽引されてるときは上げたいし。

 キットのは、ちょっと太すぎる気もしますし・・。

 しばし試行錯誤・・。
 

 結局、キットは使わず、プラ棒で作り直しました。

 単純ですが、エッチングの輪を通して上下できるようにしています。

 砲架の足との連結部は、単に真鍮線を差し込んでるだけです。
 下に引っ張るとすぐ取れてしまいます。

 そーと動かせば、左右に振れるのですが、強度的には華奢になってしまいました。 (反省)

 再び仮組、今度こそいいかも。(涙)

 私は、この塗装前の状態がけっこう好きだったりします。
 いろんなパーツが一つに組みあがり、一仕事終わったなぁ、みたいな感じです。

 そうそう、後回しにしていたパーツがまだありました。

 これが説明書に記載のないパーツです。

 ネットでも調べましたが、普通に考えて、弾薬と砲弾かと。

 どうやら、8個の穴の開いた板状パーツに砲弾を刺していたようです。
 蓋みたいなパーツは弾薬の蓋かと思われます。

 (違っていたらメンゴです。)

 ようやっと塗装前までこぎつけました。

 砲口には、テッシュで砲口カバーを付けました。

 今更ですが、キットの説明書は、砲架の滑り止めの接着位置からして、射撃状態で組むようになっています。

 砲架の足が開閉できるようになってますし、連結器が付いているので射撃状態と搬送状態の両方が作れるような気がしたのですが・・。

 また作る機会があれば、素直に射撃状態で組みたいと思います。


 塗装して、完成!!(涙)

 完成まで大分時間がかかってしまいました。
 今回は、ちょっと背伸びしすぎたようです。

 実物も、砲身が少しうつむき加減で載ってるようで、それが再現できたのが良かったです。

 牽引する車両も作りたいところですが、ここで力尽きることにします。
 





平成20年(2008)7月27日
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