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1/700 橘型(改丁型)駆逐艦 梨 ( Japanese Destroyer NASHI )

 ピットロードの日本海軍橘型駆逐艦です。
 仕事帰りに、さいたま市与野駅そばの、ホビーズホテイヤ(さいたま市中央区下落合1711 シティマークタワー21 1F)に立ち寄って購入。 *残念ながらH28.12.25で閉店されました。

 私の場合、ときどき模型店に寄って、プラモデルに囲まれたお店の雰囲気を楽しみ、何かキットを買ってくるというのが良いストレス解消になっています。

 で、偶然手に取った艦船模型のキット。
 箱の裏面を見ると、艦尾に回天投下台(スリップ・ウェイ)を装備した姿が描かれており、こんな駆逐艦があったんだと思いました。



 橘型駆逐艦で「回天」を搭載した艦名は、「蔦(つた)」「椎(しい)」「楡(にれ)」「梨(なし)」「萩(はぎ)」の5艦が判明しているそうです。
 キットは、艦尾の回天投下台の上に滑走台と特攻兵器である回天を搭載した姿が再現できるようになっています。
 
 また、船体下部パーツも付いており、喫水線モデルとしてもフルハルモデルでも組み立てることができます。
 機銃など精密なパーツもセットされています。
 余剰パーツが出るので、今後、いろいろと使えそうです。



 説明書どおりに組んでゆきます。
 画像は出来上がったパーツを船体に置いただけで、まだ接着はしていません。
 細かいパーツは塗装後に接着します。



 艦名は「梨」を選択します。よって「ナシ」のデカールを貼って完成です。

 実際は戦時中の建造のため、艦名は表記されていなかったようですが、好みで貼りました。
 (貼らないとわかんないので。)



 とてもシャープな造詣で、私が小学校の時に作っていたウォーターラインシリーズと比べると、キットの進化ってすごいなと感嘆しきりです。



 本艦は、昭和20年(1945年)7月に呉海軍工廠で「回天」搭載の改装を受け、本土決戦における特攻作戦に備えていたようです。
 そして7月28日、停泊中にアメリカ空母艦載機の空襲を受け、グラマンF6F戦闘機によりロケット弾が被弾、大きな損傷を受け沈没しました。

 「回天」により、本土上陸部隊の艦艇を攻撃しようとしていた計画ですが、航空機により撃沈された本艦の状況をみれば、仮に本土決戦があった場合の結果も同じだったのではと思えます。

 戦闘では多くの死傷者と行方不明者が出たそうですが、「回天」に搭乗予定だった方の消息も気がかりです。













 戦闘により、海へ没した「梨」ですが、昭和29年(1954年)9月21日に引き揚げられ、修理改装の後、昭和31年(1956年)5月31日、「海上自衛隊海上警備艦 わかば」として海上自衛隊に就役するという運命を辿ります。

 そのお話については、また別の機会に・・・。

(この記事は、ピットロードの組立説明書やウィキペディア等の情報を元に記載しました。ありがとうございました。もし、記載に間違いがあれば私の勉強不足です。)

平成28年(2016)1月12日
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