のら猫の捕獲

1.エサで毎日ならしてから捕獲する方法
ペットを入れるしっかりしたケ−スを用意します。
一番奥にエサやマタタビを置きます。
猫が頭から体半分入れて食べだしたら、
すばやく尻を押し込んでフタをする。
しばらくあばれるのでテ−プで補強して、風呂敷などでしっかり包む。
なるべく厚手の手袋を着用のこと。
頭をなぜさせるくらいにまで馴れた猫に有効です。
のら猫通信No.265参照
2.ケイジで捕獲する方法
組み立て式の小ケイジ(おり)を用意します。
スノコは使用しないのではずしておきます。
底のトレ−(受け皿)は引き出せるように新聞紙と浅いエサの容器
(おそうざいの使い捨てのトレ−など)を入れます。
エサは一番奥に置いて、2−3日はただでエサを食べさせます。
最初はエサだけ取って外に運んで食べますが、
何日かすると中で食べるようになります。
あとは扉にヒモをつけて遠くで待ちます。
ねらった猫だけをとるときに良い方法です。

3.トラップで捕獲する方法
トラップ(捕獲器)は個人での購入はむずかしいのですが、
動物愛護団体や動物病院で貸し出しをしてくれるところがありますので、
問い合わせをしてみて下さい。
国産品と輸入品がありますがどちらもよく取れます。
欠点は警戒心のない猫ばかりが何度も引っ掛かることです。
4.それでも捕獲できない猫
マタタビ以外の薬は動物病院に相談してみて下さい。
弱い精神安定剤や猫の不安を和らげるためのスプレ−
(商品名 フェリウェイ、フェリフレンドなど)が利用できます。
またはボランティアで捕獲を手伝ってくれるお助け人をさがして下さい。
捕獲の経験を積んだ人が近くにかならずいると思います。
5.マタタビの使い方
マタタビはペット用として売られているものよりも、漢方薬の専門店で買ったものの方が
純度が高く猫の反応も良いようです。
マタタビにまったく反応しない猫も中にはいます。
6.群の捕獲
のら猫の集団で最初の1〜2匹は捕獲器を使えば誰でも簡単に捕獲できます。
捕獲が進行するにしたがって、だんだんと猫も捕獲器の仕掛けを学習していきます。
たいていの場合群の8割くらいであきらめてしまうことが多いのですが、猫の繁殖力からすると最後の1匹までやらないと、なかなか数のコントロールは難しいです。
最後の1匹を捕獲するのはとにかく忍耐のいることです。
最後の1匹は頭も良くとっても用心深いのです。
お手伝いがいれば、じゃまをしにくる手術済みの猫を引きつけておいてもらいます。
ひとりでやるときは水鉄砲などでじゃま猫を追い払います。
ターゲットを絞った場合手動式のケイジによる捕獲の方がいいこともあります。
のら猫通信(103)最後の一匹捕獲作戦
7.捕獲の前に
まず現場の猫の情報をたくさん集めましょう。
できるかぎり事前に土地の管理者に話をしておいたほうが、後々のトラブルが防げます。
捕獲器には「のらねこ不妊手術のための捕獲中です。」という趣旨を書いて、
連絡のための電話番号も書いておきましょう。
捕獲器の紛失や盗難は悪用されると社会全体の迷惑になります。
管理にはじゅうぶんに気を付けて下さい。
捕獲は動管法(改正動物愛護法)・鳥獣保護法などの規定及びねこの所有に関わるそのほかの法規定などがあり
「不妊手術」「保護救済」目的以外には行えません。
また猫を元のナワバリ以外の場所に放すと捨て猫違反になります。
(動物の愛護及び管理に関する法律 第27条 □ 愛護動物を捨てる犯罪には、50万円以下の罰金)