ウオッチング
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1.のら猫とは
のら猫の呼び方の中にはいろいろなタイプの猫がいて、飼い猫に近いものから野生動物に近いものまでいます。
英語では飼い猫が捨てられたり迷子になったものを stray cat と呼び、
野生に近く人に馴れていないものを feral cat と分けているようです。
2.のら猫の群
猫はふつう単独行動を好む動物ですが、いくつかのエサ場に集まるもので群をつくります。その中では闘争と繁殖が繰り返されて、去るものもいれば新しく入ってくるものもいます。
エサが豊富にあれば、その数はふくれあがります。
3.数のコントロール
のら猫の数が増え続けると、住民との間で必ずトラブルが発生して、社会問題に発展します。
かつては捕獲して処分という方法がありましたが、今では非人道的行為として非難され、行政の許可なしでは違法行為となります。また猫のいなくなった場所には、必ず新顔の猫が現れて、問題の解決にはなりません。
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4.繁殖の制限
「捕獲」「不妊手術」「そして戻す」 という活動が、もっとも人道的で推奨される方法です。オスもメスも手術によって中性化されると、繁殖が止まり、闘争も減って、人にとってもフレンドリーな存在に近づきます。
5.のら猫の寿命
飼い猫では20歳を越すものも時々いますが、ノラ猫たちは10歳を越すことがかなり困難です。伝染病、交通事故、虐待、飢え、そして暑さ寒さのストレスがその寿命を縮めているからです。
「のら猫問題」で悩む地域も、正しい活動が行われれば、数年で問題解決となります。
6.猫ぎらいの心理
人は小さな生き物でも群れをなしていると、潜在的な恐怖から不快感を持ちます。
でも稀少な動物に対しては守ってやろうします。
猫ぎらいの人を作ってしまう一番の原因は猫の数の問題です。
飼い猫の「室内飼い」が一般常識になれば、かなり「猫ぎらい」が減るはずです。
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