| ヘグルンド BV206 | |
~ 連接式全地形対応装甲車両 ~ |
助手: | Sタンクはちょっとしょっぱかったですね~。 |
博士: | かっこいいんじゃけどな~。やっぱだめかのう。 |
助手: | |
博士: | スウェーデンが好きなんじゃよ。愛しているんじゃよ。マイブームなのじゃよ。 |
助手: | あんだかな~。 |
博士: | 君じゃって、さっきカーディガンズとパインフォレストクランチとクラウドベリージャムを聞いていたじゃろう? |
助手: | 関係ないです。 |
博士: | では、スウェーデンの名誉挽回のために、変化球の傑作をひとつ紹介しようかの。 |
助手: | くどいんだから・・・自覚してくださいよ。 |
【BV206】 |
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連接式やわらか戦車・・・ではない。 |
博士: | というわけで、ヘグルンド社(BAE Systems Hagglunds AB)のBV206なわけじゃが。 |
助手: | かわいい・・・コレ、なんですか? |
博士: | 一応兵器として開発されたのじゃけどな。民間でも利用されている、南極でも砂漠でも大活躍の連接式全地形対応装甲車両じゃ。 |
助手: | てっきり、チョロQ版ボーン・フリー号かと。 |
博士: | 君は何時の生まれかね? |
助手: | ほっといてください。ところで、南極とか、砂漠とかって? |
博士: | 地球上あらゆるところで活躍しとるぞ。北海道開発局も採用しておるの。 |
助手: | それはまた意外なところが。 |
博士: | 日本の雪上車メーカー、大原鉄工所でもライセンス生産されていたと聞くし、それを採用したのかものう。他には航空自衛隊も採用しとるし、雪山観光や南極ツアーなどでも使われているようじゃな |
助手: | 局地や不整形地の万能メカというわけですね。 |
博士: | 4つに分散された幅広いクローラの接地圧が非常に小さくての。1箇所あたり人間の一歩の半分相当しかないそうじゃ。そのため砂丘でも雪上でも走破可能。仕様にもよるが、さらに摂氏マイナス40度でも活動可能。登坂能力60度。水陸両用。ペイロード2.3トン。兵士輸送用は17人搭載可能。空中投下も可能とか、まあいろいろ特徴はあるな。 |
助手: | かわいいのにやるなぁ。 |
博士: | 連接式というのは走破性だけでなく、運用面でも効果を発揮した。後ろの車両には目的にあわせてあらゆるものが搭載され、どのような運用にもフレキシブルに対応できたのじゃ。 |
助手: | こりゃ確かに傑作だわ。 |
博士: | うむ。故に日本以外でもフィンランド、イギリス、オランダ、ドイツ、アメリカ、フランス、シンガポール、韓国など、ライセンス生産を含めて37カ国で使用されている、1977年から11,000台以上製作されたベストセラーなのじゃ。 |
助手: | なぜこのような車両が開発されたのでしょうね。 |
博士: | スウェーデン北部の沼地でも使えるように開発されたようじゃの。 |
助手: | 北極圏でも信頼して使える安心感を求めた結果というわけですか。 |
博士: | さよう。土地柄が生んだ傑作じゃな。ちなみにBV202,208とかいうシリーズや、派生タイプもたくさんあるようじゃ。 |
博士: | |
助手: | BV206は「どこでも走破する」という前向きな姿勢なのに、Sタンクは戦車なのに逃げる気満々じゃないですか。そこんとこじゃないですか? |
博士: | むむぅ、めずらしく君にしては正論じゃの。 |
助手: | たまにはやりますよ。 |
※ | ボーンフリー号:プラレールのトミーがスポンサーだったために、プラレール用部品が流用できるデザインということであの列車型連接車両のデザインということでしたが、実はBV206を意識しているのでは・・・そんなわけないか。 |
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