2000.4.13(FRI) 21:00 START
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Illistration;中矢 貴

新「天国」は絶対黒ね! と思ってたらオフィシャルサイトに先を越されてしまったのでダークグレーです。
Last Update;2002.4.5


contents
●3つのドラマのロケ地めぐりレポート Version 2Last Update;2002.4.6

●「天国に一番近い男」人名辞典Last Update;2002.4.5

●3つのドラマのロケ地めぐりレポートLast Update;2002.3.14

●ロケ地めぐり第1弾Last Update;2001.8.31

●ロケ地めぐり第2、3弾Last Update;2001.9.10

●新「天国に一番近い男」を迎えるLast Update;2001.4.23

●第1話クローズアップ&注目ファイルvol1.「黒沢雛子」Last Update;2001.4.23

→「天国に一番近い男」四郎編




「天国に一番近い男」を迎える
2000年12月29日、それはいきなり我々の前に姿を現した。甘粕四郎と黒い天使の物語「天国に一番近い男」ファイナルフェスタとでも言うべき「さらば天国に一番近い男」放送開始から約112分。宅急便を送ると特別料金を取られそうな山奥に現れた天童の手のなかには「隠岐之島」の4文字。そして田舎のごくありふれた民家から現れた気怠そうな青年。あっと思う間もなく天童が画面を塞ぐ。「4月ね!」。そしていきなり物語は終了する。それまで東京のホテルの一室で「なんでラブシーンがないんだオイ!」と騒いでいた我々は新たな驚きの前にどよめいた。「そこまでやるか!」。御殿場ヒルズから「あれはいったいなんなの!?」と電話までかかってきた。そして数日後、描いてみたのがこの↓予想編である。

あたったところ
「さらば〜」のラストを見ればわかることである。しかも、上京した先は東京でなく横浜らしい。
ヒロインについてはいちおう予想的中? でもリンダってヒロインじゃないな。
越智真人氏の脚本なら当然。でも第1話から番組そのものを持ってくるとは思わなかった。
お約束。
雑誌の写真を見ると、本当はエリート風オールバックにしたかったものが松岡の髪の多さとくせっ毛(第2話で頭拭いてるシーンはすごかった)のため定番化しているだけのようなので、はずれているといえばはずれている。

はずれたところ
「さらば〜」の気怠そうな表情に騙された。実は弁護士を目指していたエリートだった。わりと生活もきちんとしてるっぽい。
シリアス編だとは露ほども思わず……。サングラスがなくなり、シャツがワイシャツに変わっている。
隠岐之島によると「義理の母の体裁のため」らしいが。
説得するほどご立派な先生じゃなかった。でも7、8話すぎたら違ってくるのかも。

そのほか
新設校らしくきれいな学校なのでこういうことはなさそうだ。でも四郎はきれいなプールで拉致られてたんだっけ。
新登場人物がいなければなさそうだ。
教育実習生自体は後ほど出てくるらしい。
キャラクターの立った女生徒が雛子しかいないので、これも新登場人物がいなければなさそうだ。
物語のカラーから言って出てきそうにない。

岡・陣内以外のキャストは全員交代、という予想はできていたものの、「シリアス」という単語は頭のどこにも存在しなかった。舞台が学校に変わっただけだろうと考えていた。しかし3月末だったか、スポーツ紙のサイトに見つけた言葉は「シリアスドラマ」だった! 「そこまでやるか!」我々はさらにどよめいた。だが、「あのチームならやっちゃうかも……」と思ったこともまた事実である。既に製作陣の挑戦スピリッツの濃さは折り紙つきだ。もとより松岡昌宏のドラマには「前代未聞」と名のつく企画が多い。それもありだろうな、それはそれでまあ想像できないこともない、だいたいあのタッチのドラマなら、描きたいものは四郎編で全部描いたはず、むしろ路線変更は当然、内容も読めるような気はする。そのころぼつぼつと出始めた「ミステリータッチ」という言葉はひっかかったものの、最初の動揺が去ってから後は比較的混乱することもなく放送日を迎えた。
して仏滅の2001年4月13日金曜日21時54分。TVの前で茫然としている私がいた。静かで、だが強いショックが体を戒めていた。主題歌のサビが頭のなかをぐるぐるとまわっている。この雰囲気はなんだろう。期待と予想を大幅に超えた空気に圧倒され、四郎編を思い出す余地もなかった。好きか嫌いかということで言えば、前作より好きかもしれない、と思い、しかし、ハマると帰ってこられない世界かも、という危機感が頭をかすめる。実際、1時間後に見たTOKIOのバラエティ番組の内容をまったく覚えていない。虜になることがうっすらと怖い。四郎編はただひたすら楽しくて仕方のない3ヶ月だった。けれどきっと、これからの3ヶ月はもっと深く複雑に入り乱れているのではないか。あのぐるぐるとまわる主題歌はまるで、不安ではらはらして、けれど強く引き込まれる「新・天国に一番近い男」の象徴だ。

...to be continued