『帯広の会』野鳥広場

(1)北海道
この野鳥は?

撮影者ほか

名称・分類

特徴・分布・生態・その他


塚田正雄 氏(帯広市) スズメ
(雀)

スズメ目
スズメ科
約14~15cm
雌雄同色。成鳥は頭部が赤茶色、背中は褐色で黒斑があり、
頬から腹にかけては白色

喉元の黒い部分が加齢と共に広がっていく。


ユーラシア大陸を中心に世界に広く分布
日本のほぼ全域に分布。

人の居住域付近でごく普通に見られ
る。
人間生活に強く密着した鳥。
大松道照(帯広市) アオジ
(青鵐/蒿鵐)


スズメ目

ホオジロ科
ホオジロ
全長16cm。
上面は褐色の羽毛で覆われ、黒い縦縞が入る。
中央部2枚の尾羽は赤褐色。外側の左右5枚ずつは黒褐色で、最も外側の左右2枚ずつは白い。
上嘴は暗褐色、下嘴の色彩は淡褐色。後肢の色彩は淡褐色。
オスは眼先や喉が黒い。下面が黄色い羽毛で覆われ、喉が黄色い。オスの成鳥は、頭部が緑がかった暗灰色で覆われる。
日本では、亜種アオジが北海道本州中部以北で繁殖し、中部以西で越冬 。
開けた森林や林縁に生息。非繁殖期は藪地 等にも生息 。
地表や低木の樹上に植物の茎や葉を組み合わせたお椀形の巣を作り、5~7月に4~5個/回の卵を産む。
大松道照(帯広市) オオマシコ 

スズメ目
アトリ科

約17cm。
中央シベリアから東シベリアにかけての亜寒帯の地域で繁殖。
冬季はモンゴル、中国東部、朝鮮半島に渡り越冬。

日本では、冬鳥として、本州中部以北に渡来。

平地から山地の林、林縁の草地、農耕地などに生息。

萩の実等を好む。
地鳴きは「チーッ」,「フィッ」など。


大松道照(帯広市)

2009年4月11日
午前7時:00分撮影

canon EOS KISS F

於 緑ヶ丘公園?

 

カケス
(橿鳥 、懸巣)

亜種
ミヤマカケス

スズメ目
カラス科
カケス属
カケス種

全長33cm。

成鳥は額から頭のてっぺんまでが白と黒のまだら模様で喉、腹は白色、目の周りや尾羽は黒く、後頭部、背面、胸部等は葡萄褐色。

本州、四国、九州、屋久島までに、留鳥として繁殖する留鳥。

カシ、ナラ、クリの実を地面や樹皮の間等に蓄える習性がある。



大松道照
(帯広市)

2009年1月12日
午前10時00分

canon EOS KISS F



ゴジュウガラ
(五十雀)



スズメ目
ゴジュウカラ
ゴジュウカラ

 

13.5cm。

雌雄、ほぼ同色。尾羽は短い。
嘴から眼を通り側頭部へ続く黒い筋模様(過眼線)。嘴は黒色で、足は肉褐色。

日本には、3亜種が周年生息。九州から北海道にかけて分布。

平地から山地にかけての落葉広葉樹林に生息。

木の幹に垂直にとまり、頭部を下にして、幹を回りながら降りる習性がある。

キツツキ類やキバシリも幹に垂直にとまることはできるが、体を逆さまにして降りることはできない。 


大松 道照(帯広市)

シジュウガラ
(四十雀)


 スズメ目
シジュウカラ科 

全長約15cm 。スズメと同じ大きさ。体重は約2/3。
名前の由来は、木々の間を「落ち着きなく始終動き回る」ことから。漢字表記の「四十雀」は一羽で雀40羽分の価値があることから。
特徴は、首から腹にかけてのネクタイのような黒い模様。オスの方がメスより太い。広くユーラシアに分布。
国内では、低地から山地に掛けて分布。留鳥。北海道で繁殖する個体をはじめ、本州でも繁殖後、渡り等大きな移動をしている可能性があり。市街地の公園や樹木の多い住宅街 等、樹木のある場所へ分布を拡げ、繁殖。日本のカラ類の中では、最も多様化した行動が顕著。例えば、樹幹に取り付いたり、枝にぶらさがったり、地上で落ち葉をひっくり返したりと多彩な採餌行動を見せる。コゲラよりは浅いが、樹皮をつついたり、剥ぎ取ったりして虫を探す様子は普通。昆虫類の他、果実や花の蜜、時には、花弁も食べる
繁殖期には、番い単位で生活し、それぞれの番い(オス)ごとに縄張りを設ける。

大松道照(帯広市)

シメ
(鴲)

スズメ目
アトリ科
全長約18cm。
スズメより大きくヒバリほどの大きさ。

ヨーロッパ中部および南部からロシア南部を経て、中国東北部、サハリン、カムチャツカ半島までの広い地域に分布。
北方で繁殖し、
冬季南方へ渡る。
日本では、北海道や本州の中部以北で繁殖。冬鳥として、本州以南に渡来する。
生息地は、平地から山地の落葉広葉樹林や雑木林。
市街地の公園、人家の庭。
主食は、ムクノキ、エノキ、カエデなどの種子。
地鳴きは、「チチッ」「ツイリリーッツー」。

大松道照(帯広市)

2009年4.月7日 撮影

モズ
百舌、鵙

スズメ目
モズ科

全長20cm。
モズ科は鳥類の分類名の一つで、スズメ科の小さな猛禽類
夏羽は,頭頂部が灰色で、腹面が白くなる。冬羽は頭頂部が褐色の羽毛で覆われる。
オスは、頭頂部の背面が青味がかった灰色の羽毛、体側面と腹面がオレンジ色の羽毛で覆われる。また、初列風切羽基部に白い斑紋が入る。嘴の基部から眼を通り後頭部へ続く筋状の斑紋は黒い。
メスは、背面が褐色、腹面が淡褐色の羽毛で覆われ、腹面には波状の横縞が入り、過眼線は褐色。
北海道、本州、四国、九州で繁殖する留鳥。

森林草原、農耕地等に生息。様々な鳥の鳴き声を真似た複雑な囀りを行い、舌が百枚あると考えられたことが、和名の由来であると云う説もある。 
食性は動物食で、昆虫類節足動物甲殻類両生類、小型爬虫類、小型の鳥類、小型哺乳類等を食べる。
樹上等の高所から地表の獲物を探して襲いかかり、再び、樹上に戻り獲物を食べる。
モズの生態で最も大きな謎とされているのが、「モズの早贄」と呼ばれる習性。
これはモズが捕らえた獲物を木の枝等に突き刺したり、木の枝股に挟む行為を指す。



(雄)


大松道照
(帯広市)

(雌)

アカゲラ
 (赤啄木鳥)

北海道は亜種
エゾアカゲラ


本州・四国は
亜種アカゲラ


キツツキ目
キツツキ科

23.5cm。

背面の体羽は黒く、白く大きい逆「八」の字状の斑紋がある。風切羽には白い斑紋が入り、静止時には白い横縞に見える。
下半身腹面の体羽は赤い。

アカゲラのオスは後頭部の羽毛が赤く、メスは後頭部が黒い。本州中部以北に生息数が多い。
平地から亜高山帯の針葉樹林に生息。比較的明るい林を好む。
日本での繁殖期は4-7月で、1回に4-6個の卵を産む。抱卵はオス、メス交代で行い、育雛も共同。

食性は雑食で、昆虫類、節足動物、果実、種子等を食べる。
厳冬期以外は縄張りを持ち、木の枝や幹を嘴でたたいて縄張りを宣言。
  大松道照氏(帯広市)

2006年6月、
利尻島への船上
で撮影

ゴメ

海鳥。

ウミネコ、または、カモメのことか(?)


 

内山正裕
(江別市)

2009年2月4日
自宅前で撮影

 

キレンジャク
(黄連雀)



スズメ目
レンジャク科

 

約19.5cm。
体は赤みのある灰褐色。頭部には冠羽がある。次列風切羽の先端部に赤い蝋状の突起物がある。これは羽軸の先端と外弁の一部が変化したものとみられている。
北半球寒帯に広く繁殖分布。日本では、冬鳥として見られており、本州中部以北に多い。
木の実を求めて、どの程度南下するかは途中の木の実の量に影響され、その年の木の実の豊凶によって繁殖数が変動する。
平地や山地の林に生息し、主に木の実を食べる。
地上2~6mの枝の上に、小枝、枯草、蘚苔類で皿形の巣を作る。
5~7月に卵を4~6個産み、雌が抱卵、13~14日で雛鳥が生まれる。冬は10~30羽くらい、時には100羽くらいの群れを作り生活する。

写真は、3、400羽の大群に来襲された内山氏宅の玄関上の電線の様子。

(2)青森県
この野鳥は?

撮影者ほか

名称・分類

特徴・分布・生態・その他



 
河合 洋一

2004年8月
下北半島の大間崎にて

ウミネコ

チドリ目
カモメ科

全長44-48。
頭部や体下面の羽衣は白、体上面の羽衣は黒灰色。
日本では、周年生息(留鳥)する。北海道や本州北部で繁殖するが、冬季になると、南下する個体が多い。
和名は、鳴き声がネコに似ていることが由来とされる。
食性は、雑食で、魚類、両生類、昆虫、動物の死骸などを食べる。他の鳥類が捕らえた獲物を奪うこともある。
繁殖形態は卵生。集団繁殖地を形成。沿岸部の岩礁や草原等に木の枝や枯草、海藻等を組み合わせた皿状の巣を作り、4~5月に1回に2~3個の卵を産み、雌雄交代で抱卵する。抱卵期間は24-25日。雛は孵化して約40日で巣立つ。

(3)千葉県
この野鳥は?

撮影者ほか

名称・分類

特徴・分布・生 態・その他

甲斐 哲  氏
(柏市)
オナガ
(尾長)


スズメ目

カラス科
オナガ属

34〜~39cm。
キジバトより一回り大きい。尾羽20〜23cm。頭と体の大きさはムクドリ大。
名前の由来は、尾羽が長いことによる。
頭は黒く、背は淡い灰褐色、翼と尾は青灰色、のどから腹は灰白色で、尾の先は白い。

平地から低山地の比較的明るい森林林を好み、森林に近接する市街地などでも見られる。
1970年代までは、本州全土および九州の一部で観察されたが、1980年代以降は、西日本で繁殖は確認されておらず、留鳥として 、姿を見ることはなくなった。
現在は、本州の石川県以東、神奈川県以北で観察されるのみ。
食性は雑食で、昆虫や果実、種子などが常食。

いつも高いところにおり、群れで行動。学習能力は高い。
「ギューイギュイギュイ」「ゲー、ギー」等と汚い大声がよく聞かれる.が、これは警戒音声 。
繁殖期のつがい同士等では「チューイ、ピューイ、チュルチュルチュル」など愛らしい声で鳴き交わす。
 

甲斐 哲  氏
(柏市)

ツミ
(雀鷹、雀鷂)

タカタカ科


オス 27cm  メス 30cm

日本は、温暖な地域で、基亜種が周年生息(留鳥)

主に小型の鳥類を食べる。

爬虫類、小型哺乳類、昆虫類なども食べる。

鳴声:キィーキッキッキッ



甲斐 哲  氏
(柏市)

 
メジロ
(目白)

スズメ目
メジロ科
メジロ属
メジロ種

 
 
全長12cm前後。
スズメよりも小さめ、寒冷地を除く、全国の低地から山地まで広く分布。
  
雑食。花の蜜や果汁を好み、育雛期には虫なども捕食する。

睡眠時は、群れ全体でかたまりとなって枝にとまる習性がある。

また、夕暮れ時になると、かたまりの中心にわれ先に割り込もうとする。

鳴き声は、チーチュルチーチュルチーチーチュルチー。
 

甲斐 哲  氏
(柏市


2009年5月25日
13時00分

野田パブリック
コース沿道から

ニコンL100

サシバ
(差羽)

別名:大扇


タカ目タカ科
サシバ属

オス 47cm、メス51cm。
翼開長105~115cm。

雄の成鳥は、頭部は灰褐色で、目の上の白い眉斑はあまりはっきりせず、個体によってはないものもいる。体の上面と胸は、茶褐色、のどは白く、中央に黒く縦線がある。
体下面は白っぽく、腹に淡褐色の横縞がある。雌は 眉斑が雄よりも明瞭で、胸から腹にかけて淡褐色の横縞がある。
繁殖地は、中国北部、朝鮮半島、日本。越冬地: 東南アジアやニューギニア。4月頃、本州、四国、九州に渡来し、標高1,000m以下の山地の林で繁殖。丘陵地や低山の森林に生息。
主に、朝と夕方に狩りをする。樹上や電柱の上等、見晴らしのよい場所に停まり、地上の獲物を探す。ヘビ、トカゲ、カエル、ネズミのような小動物、バッタ、セミのような昆虫を捕食。
飛翔時、「ピックイー」とよく通る声で鳴く。
日本では、禁猟、捕えると処罰対象になる。



 

甲斐 哲  氏
(柏市)

2009年4月22日
16時:00分頃

北柏ふるさと公園にて

ニコンL100


塚田さんに贈った
甲斐さん作製の版画

カワセミ
(翡翠)


ブッポウソウ目
カワセミ科
 

約17cm   スズメぐらい。鮮やかな水色の体色と長いが特徴の水辺に生息する小鳥。 古くはソニドリと呼ばれ、ヒスイと呼ばれることもある。

暖かい地方では定住。
高緯度地方のものは、冬は暖かい地域に移動。

日本では、北海道夏鳥だが、他の地域では1年中見ることが出来る。
海岸等の水辺に生息。公園の池など都市部にも現れる。3~8月に年に2回繁殖

「チッツー!」「チー!」と鳴き声を挙げ、水面近くを速く直線的に飛ぶことが多い。
採餌するときは、水辺の石や枝の上から水中に飛込んで、魚類水生昆虫を嘴で捕える。

宝石ヒスイは、この鳥の羽の色に由来している。

甲斐 哲  氏
(柏市)

2009年4月22日

北柏ふるさと公園にて

ニコンL100
イソシギ
(磯鷸)

チドリ目シギ科

 

19~21cm
面は灰褐色、腹面は白い体羽。肩部に腹面の白い部分が切れ込む。風切羽に白い斑紋が入り、飛翔時には目立つ。
眼上部にある眉状の斑紋(眉斑)は白く、嘴の基部から眼を通り後頭部へ続く暗色の筋模様(過眼線)が入る。
主に河川や湖沼の岸辺、干潟等に生息。
渡りの際は、小規模な群れを形成。冬季は単独で生活。静止時や歩行時に頻繁に尾羽を上下に動かす。
主に昆虫類を食べる。獲物は,水辺を徘徊したり、泳ぎながら捕食する。

繁殖形態は卵生。繁殖期には縄張りを形成。水辺に浅い窪みを掘り枯草を敷いた巣に3~4個の卵を産み(4個生むことが多い)、雌雄、または、雌のみが抱卵。抱卵期間は21-23日。雛は孵化してから26-28日で飛翔できるようになる。
鳴声はチィリーリと細く鳴く。



2009年1月25日撮影

2009年9月25日撮影

 甲斐 哲  氏
(柏市)



場所:千葉県手賀沼

オオバン
(大鷭)

ツル目クイナ科

黒い姿に白いくちばし 、体長は40cm。
成鳥のからだは黒い羽毛におおわれるが、背中の羽毛は青く、光沢をおびる。
日本では、北日本では夏鳥だが、東北地方南部からは留鳥となる。

湖沼、川、水田、湿地などに生息するが、公園の池などにも生息することがある。

日本では、東京湾が生息の南限とされた時期があったが、生息域は西方に拡大し、琵琶湖などでは毎年数100羽の群がみられるようになっている。

ケッ!ケッ!ケッ!と大声で鳴く。


甲斐 哲  氏
(柏市)

2009年9月25日撮影

千葉県手賀沼にて

100m先よりズーム撮影
コチドリ

チドリ目チドリ科
14-17cm(42-48cm)

額の一部が白いところと、身の回りの黄色が特徴 。

ユーラシア大陸の中緯度地方以北で繁殖し、冬季になると、アフリカ大陸北部やユーラシア大陸南部で越冬する。

日本では、亜種コチドリが夏季に本州・四国・九州で繁殖(夏鳥)。
ピオ ピオ、ピューピィー、ピピピピピピと鳴く。
甲斐 哲  氏
(柏市)


2009年5月11日

於 船橋市谷津干潟

ニコンL100
キアシシギ
(黄足鴫)

チドリ目シギ科
約25cm。
名前の由来は足が黄色いことから。
成鳥夏羽は、体の上面が灰褐色で眉斑、頬、体の下面は白色。顔から頸にかけては灰褐色の縦斑が、脇から胸にかけては横斑がある。
成鳥冬羽は、体の下面が淡い灰褐色になり、体の下面の斑は不鮮明になる。雌雄同色。足は黄色で、他のシギに比べて短め、嘴は黒く、基部は灰色がかった黄色。
シベリア北東部やカムチャツカ半島などで繁殖。冬季は東南アジア、ニューギニア、オーストラリアに渡り、越冬する。

日本では、 旅鳥。北海道から沖縄までの各地で、春は4月から5月、秋は8月から10月にごく普通に見られる。九州や南西諸島では、越冬する個体もある。
非繁殖期は、砂浜や干潟、磯、水田等に生息。群で行動することが多い。繁殖期は、樹木の疎らな草原や川原、小石が混じったツンドラ地帯に生息。水深の浅い場所を歩きながら、カニや昆虫類などを食べる。地上に営巣するが、木の上のツグミの古巣に営巣した例もある。通常4卵を産む。
ピュ-イピュ-イと澄んだ声で鳴いたり、飛びながら、ピュイーと鳴く。


ミミズを銜えて


藤の花を眺めて
 
甲斐 哲  氏
(柏市)

2009年4月28日
14時30分頃

手賀沼~湖北台にて

ニコンL100

 

ハクセキレイ
(白鶺鴒)

スズメ目
セキレイ科

体長 約 21cm 。ムクドリよりやや小さめで、細身。
世界中に広く分布するタイリクハクセキレイの一亜種。
頭から肩、背にかけて、黒色又は灰色、腹部は白色。胸部は黒くなるのが特徴。顔は白く、黒い過眼線が入る。セグロセキレイと類似。本種は眼下部が白い。ロシア沿海地方・ハバロフスク沿岸部、カムチャツカ半島、千島列島、サハリン、日本に分布する留鳥 または漂鳥。
日本では、現在は、東日本では普通種になっている。西日本では、タイリクハクセキレイに容姿が似るホオジロハクセキレイも観察される。
主に水辺に住むが、水辺が近くにある畑や市街地等でもよく観察されるが、夏場はセグロセキレイやキセキレイと概ね住み分けている。冬場は単独で、夏場は番いで縄張り分散する。縄張り意識が強く、冬場は同種の他、セグロセキレイ、キセキレイと生活圏が競合する場合があり、追いかけ回して縄張り争いをする様子もよく観察される。
食性は、雑食で、一旦高いところに留まって採食に適した場所を探し、水辺や畑等に降りて歩きながら水中や岩陰、土中等に潜む虫やクモ、ミミズ等を主に捕えて食べる。
また、都市部等の乾燥した環境にも適応しており、パン屑等、人間のこぼした食べ物を食べる様子も観察されている。
足を交互に出して素早く歩く。夜は近隣の森等に塒を取るが、市街地では建築物などに塒を取る様子も観察される。
地鳴きは「チュチン、チュチン」、飛翔時に鳴く。
甲斐 哲  氏
(柏市)


20095216時頃

NIKON
L100
エジプトガン 

カモ目カモ科
エジプトガン属
60~70cm 。
全体的に薄い褐色、雨覆羽は白く、風切羽は黒い。背中と眼の周囲は濃い褐色。嘴はピンク色。脚は薄い赤。
サハラ砂漠以南のアフリカ大陸。日本では、動物園から逃げ出したものが各地で見られる。
アフリカでは最も普遍的なカモ類。河川や湖、池沼等に生息。大規模な群れを形成し生活する。
主に茂みに草を集めた巣を作るが、樹洞や他の鳥の古巣を巣として用いることもある。
食性は、植物食傾向の強い雑食で、植物の葉、種子、昆虫類、節足動物、甲殻類等を食べる。
繁殖形態は卵生。 極めて騒々しい声で鳴く。


 

(4)東京都
この野鳥は?

撮影者ほか

名称・分類

特徴・分 布・態・その他

萬野 友良  氏
(杉並区)

 

ヒヨドリ
(鵯)


スズメ目
ヒヨドリ科


27.5cm  
ムクドリ大きい。

部から胴体は灰色の羽毛に覆われるが、頬に褐色の部分があり、よく目立つ。また、頭頂部の羽毛は、周囲よりやや長く、冠羽となっている。 翼や尾羽は灰褐色をしている。

中国南部、台湾、日本に分布。


里山や公園などある程度木のある環境に多く生息し、都市部でも見られる。おもに樹上で活動するが、地上に降りることもある。

鳴き声は「ヒーヨ!ヒーヨ!」と聞こえ、和名はこの鳴き声に由来するという説がある。

     

            
              (2009年6月29日撮影)
電線に群がる
ヒヨドリを駆逐する策がなく、電線を地中化し、問題を解決しました。
 

 河合 洋一
(多摩市)
 

2009年6月1日
午前7時00分
  

萬野 友良  氏
(杉並区)

ツグミ
(鶇)


スズメ目ツグミ科
15~30cm。上部は灰色~茶色で、眼の上部(眉毛に相当する部分)と腹部は白色.。
飛来すると、一旦、木の枝など高いところへ留まり、食事に適した場所を探して降り立ち、地上では足を揃え、ピョンピョン跳ねるように歩きながら食糧を探す。 
 
北東アジアに分布。場は、シベリアカムチャツカなどで繁殖し、から初にかけて群れで日本および中国の一部へ渡来し、分散して越冬する。
日本国内では、全国で見られる代表的な冬鳥
各地へ分散、越冬し、晩になると次第に集まるようになり、群れを成して北方へと旅立つ。
雑食、主に、土中に潜むミミズ、また、熟したカキなどの木の実も好んで食べる。
日中は、草木の生い茂った場所よりは、や落葉した雑木林など、比較的平坦で明るい場所へ好んで飛来する。
 

甲斐 哲  氏
(柏市)

 

ホオジロ
(頬白)



スズメ目

ホオジロ科

約17cm(成鳥)スズメと略同じ。

尾羽が長いだけ大きくみえる。
成鳥の顔は、喉・頬・眉斑が白く目立ち、「頬白」の和名はここに由来する。

白色部の間は帯模様で仕切られ、オスはこの模様が黒いが、メスは褐色。幼鳥は顔の色分けが不鮮明で、全体的に淡褐色をしている。
嘴は短く太い円錐形。頭頂部は褐色と黒の羽毛が混じり、短い冠羽がある。首から下は全体的に赤褐色。

背中には、黒い縦縞があり、翼の風切羽は褐色に縁取られた黒色。尾羽の両外縁2枚は白い。


東アジアに広く分布。

主に、地上や低い樹上で活動し、丈の高い草の茂みに潜むことがあるが、高木の梢には殆ど行かない。

食性は雑食性で、繁殖期には昆虫類を、秋から冬には植物の種子を食べる。

囀り節回しは、独特で、「ピッピチュ・ピーチュー・ピリチュリチュー」等と聞こえる。この鳴き声の聞きなしとして「一筆啓上仕候」、「源平つつじ白つつじ」などが知られている。

河合 洋一
(多摩市

 


甲斐 哲  氏
(柏市)

ムクドリ
(椋鳥)



スズメ目
ムクドリ科

24cmスズメ と ハトの中間。ヒヨドリより一回り小さい。

翼と胸、首は茶褐色で、首から頭にかけてと腰に白い部分が混じり、足と嘴は黄色い。 

雄は胸や腹などが黒っぽく、雌は褐色に近い。
ほぼ全域に分布する留鳥植物の種子や果物、虫の幼虫等を好んで食べる。


鳴き声は「ギャーギャー」「ギュルギュル」など。

モーツァルトは、ムクドリをペットとして飼っていたというエピソードが残されている。

ピアノ協奏曲第
17番の第3楽章には、ムクドリのさえずりを基にした旋律が主題として用いられていると言われる 。

 

   
萬野友良(杉並区)


<
京増さんの意見> 右向きの鳥は冠羽がないようですのでムクドリでは? 手前の後ろ向きの鳥はヒヨドリでは?

河合 洋一(多摩市

2009年7月5日撮影

多摩市鶴牧西公園にて
河合 洋一(多摩市

2009年6月29日

昭和記念公園にて

カルガモ
(軽鴨

カモ目
カモ科
マガモ属

日本では、主に本州以南に周年生息(留鳥)する。
全長53-63cm。
河合 洋一(多摩市

2009年3月26日

多摩動物園内にて
クジャク
孔雀

キジ目キジ科
クジャク属
中国から東南アジア、南アジアに分布。

写真は、動物園内を闊歩している孔雀を撮ったものです。


(5)東京都以西

この野鳥は?

撮影者ほか

名称・分類

特徴・分 布・態・その他

河合 洋一(多摩市

2010年8月7日

箱根園水族館裏の池にて

ガチョウ
(鵞鳥、
   鵝鳥)

カモ目カモ科
ガン亜科

河合 洋一(多摩市

2010.年6月4日

京都・永観堂の庭園にて
マガ
(真鴨)

カモ
カモ

体長50-65cm。翼開長75~100cm。
亜種マガモが冬鳥として、北海道から南西諸島まで全国的に渡来する。北海道と本州中部の山地では、少数が繁殖する。
繁殖期のオスは、黄色のくちばし、緑色の頭、白い首輪、灰白色と黒褐色の胴体とあざやかな体色をしている。
メスはくちばしが橙と黒で、ほぼ全身が黒褐色の地に黄褐色のふちどりがある羽毛におおわれる。
非繁殖期のオスはメスとよく似た羽色(エクリプス)になるが、くちばしの黄色が残るので区別できる。幼鳥は、くちばしに褐色みがある。
食性は、植物食が主の雑食。水草の葉や茎、植物の種子、貝などを食べる。水面を泳ぐのは上手だがもぐれず、水中に首を突っ込んだり逆立ちしたりしてえさをとる様子がよく見られる。

河合 洋一(多摩市
2010.年6月4日
京都智積院の庭園にて
アオサギ
(青鷺)

コウノトリ目
サギ科
アオサギ属
体長88-98cm。翼開張150-170cm。
体重1.2-1.8kg。
青みがかった灰色の羽毛で被われている。これが和名の由来になっている。
コウノトリやツルに姿が似て、長い脚と嘴を持つが、大きさはコウノトリやツルより小さい。
川や水田等を餌場とし、魚や両生類を捕食する。
アフリカ大陸、ユーラシア大陸、イギリス、インドネシア西部、日本、フィリピン北部、マダガスカルに分布している。
日本では、亜種アオサギが夏季に北海道で繁殖し(夏鳥)、冬季に九州以南に越冬のため飛来する(冬鳥)。本州、四国では周年生息する(留鳥)。
河川、湖、池沼、湿原、干潟、水田等に生息する。非繁殖期には、単独で生活するが、小さな群を作ることもある。
食性は動物食で、魚類、両生類、小型哺乳類、甲殻類、昆虫等を食べる。

甲斐 哲  氏(柏市)

2010年11月15

石垣島にて

ニコンL100
 

カンムリワシ
冠鷲

タカ目
タカ科
カンムリワシ属
 

全長55cm。
全身の羽毛は褐色で、翼や腹面には白い斑点が入る。尾羽は白く、先端部の羽毛は黒い。後頭部に白い羽毛の混じる冠羽が生えることが、和名や英名の由来。
インド、インドネシア、スリランカ、タイ、中国南部、日本(石垣島、西表島、与那国島)、ベトナム
の湿地、水田、マングローブ林等に生息。
食性は、動物食で、両生類、爬虫類、甲殻類、昆虫類等を捕食する。特に、ヘビを好み、英名のSerpent Eagleは、この食性に因む。
南西諸島には、トビが生息しないため、トビと同じような生態的地位を占め、時には、自動車に轢かれた小動物の死骸を食べることもある。
樹上や電柱から獲物が通りかかるのを待ち、獲物を見付けると襲いかかる。通常のタカ類は空中から獲物に直接爪を立てる事が多いが、本種は一度獲物の傍に降り立って地上で攻撃する事が多く、そのため 、狩りに失敗することも多い。
3~4月に樹上に木の枝を組み合わせた皿状の巣を作り、1個の卵を産む。抱卵日数は35日で、雌雄ともに抱卵する。
雛は孵化してから60数日で巣立ちを終え、翌年の春に独立する。 これまで、日本では繁殖しないと思われていたカンムリワシだが、1981年に写真家宮崎学によって3つの営巣が西表島で見つかり、八重山諸島での繁殖が確定された。



の野鳥は?

名称・分類

名称・分類

特徴・分 布・態・その他

  イエスズメ
(家雀)

スズメ目スズメ科
より一回り大きい。雌雄で体色が異な る。
雄はスズメに似ているが、頭に帽子を被ったような灰色の部分がある。頬の黒斑はない

1990年以降に、北海道の礼文島、利尻島、天売島、積丹半島で繁殖まで観察されたことがあるが、これらは、ロシア沿海地方、もしくは、サハリン州北部から渡ってきた迷鳥と考えられている。
 
ユキスズメ
(雪雀)

スズメ目スズメ科
 
 
    タヒバリ
(田雲雀


スズメ目セキレイ科
 
    ヒバリ(雲雀)

スズメ目ヒバリ科
 
    ニュウナイスズメ
(嘗内雀/入内雀)

スズメ目
ハタオリドリ科

約14センチ
スズメに似るが、背面の赤みが強く、頬に黒い部分がない。
 

 

コガラ
(小雀)
スズメ目
シジュウカラ科
 
 

 

ヤマガラ
(山雀)

スズメ目
シジュウカラ科
15~16cm 。名前の由来は、山吹色の体色による。
頭や喉の羽毛は黒い
。翼、尾羽の羽毛は青味がかった灰色。
背や腹の羽毛は主にオレンジ色。雌雄同色。
日本では、北海道本州四国九州の主に平地から低山地に生息。囀りはツーピッピー、地鳴きはツッツッ、ニィーニィー等。
 

 

ヒガラ
(日雀)

スズメ目
シジュウカラ科
 
 

 

ハシブトガラ
(嘴太雀)

スズメ目

シジュウカラ科
 
    ツリスガラ
(吊巣雀/釣巣雀)

スズメ目
ツリスガラ科
 
この野鳥は?

名称・分類

名称・分類

特徴・分 布・態・その他

参考資料(1): フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
   
参考資料(2): 北海道札幌の自然(野鳥・植物・野のお花・昆虫.蝶々など)