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2「賤ヶ岳の戦い」1583
秀吉は山崎の戦いで、信長の仇を討った。
誰もが笑って暮らせる天下を創ること・・・。
それが、この戦いより秀吉の約束となった。
秀吉が天下取りの姿勢を示したことに対し、
信長の妹・お市は、反発。
重鎮・柴田勝家とともに反秀吉の兵を挙げる。
秀吉は、自分の中の約束を守るため、
淡い想いをこらえつつ、
賤ヶ岳の戦いに臨むのだった。
「これがホントのお約束ってね
寒いっちゅーやつだけどな
第二話、賤ヶ岳の戦い
普通にありじゃろ?」
秀吉
「わしが信長様の遺志を継ぐ、それを天下に示すんさ
三成も清正も正則も、みんな、わしの誇りじゃ!
この戦で、わしにいいとこ見せてくれや!
四つの砦を落とすんじゃ!
利家と戦をしとうないなあ
出陣する前に、話をつけんとな」
ねね
「利家殿はお前さまの友達、お市様はお前さまの・・・
お前さま、この戦、つらくない?」
秀吉
「これは皆が笑って暮らせる世を創るための戦じゃ
だから笑ってくれ それに今はねねの笑顔が欲しい
わしゃあ、ダチを失いたくねえ それだけだ
なあ、退いてくれ、利家 頼む!」
前田利家
「・・・・・・」
お市
「友などと甘い言葉で人を操り、天下をうかがう・・・
頭がいいお前には、人が駒に見えるのでしょう」
秀吉
「お市様・・・わしは・・・!」
佐久間盛政
「我こそは佐久間盛政! 我が力、見よや!」
中川清秀
「ぐあっ! 退くしか・・・ないか・・・」
山路将監
「今だ! 佐久間殿に続き、本陣を狙え!」
秀吉
「本陣が破られたら戦は負けじゃ!
早う本陣を守らんと!」
前田利家
「親父殿! わしはやはり友と・・・秀吉とは戦えぬ!」
勝家
「利家・・・よいのだ これまでのこと、感謝しておる!」
前田利家
「親父殿・・・すまぬ・・・」
慶次
「感心しないねえ・・・ 正面からぶつかり合おうぜ!
少なくとも俺は、そうさせてもらうぜ!」
秀吉
「慶次に構うな! 狙うは勝家ただ一人じゃ!」
ねね
「慶次はほんとにまっすぐな子だね」
秀吉
「全軍出陣、勝家の首を取れ!
お市様・・・わしはただ、皆が笑って暮らせる世を・・・」
お市
「そんな世はない お前は分かってる でしょう?」
秀吉
「お市様・・・! わ、わしは、わしはそれでも・・・!」
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