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2「金ヶ崎撤退戦」1570

 

お市は浅井長政と力を合わせ賊を撃退した。

だが、平穏な日々は長く続かなかった。

 

信長が、浅井家との約束を反故にし、

浅井の古くからの盟友・朝倉家を

攻撃したのである。

 

長政は盟友・朝倉との義、義兄・信長への義、

そして、お市への愛の狭間に迷うも、

ついには槍を取り、織田軍追撃を決意する。

 

突然の浅井軍襲撃に織田軍は壊乱。

金ヶ崎より撤退を開始する。

 

お市もまた長政とともに信長追撃軍にあった。

 

「これも宿命

 私は、あの人とともに戦うだけ・・・

 第二話、金ヶ崎撤退戦

 あの、藤の花を胸に」

 

長政

「義の名の下、我らは織田を討つ! 全軍追撃せよ!」

信長

「義に墜ち、信長を裏切るか・・・浅井長政」

長政

「市・・・すまぬ 義兄上のこと、つらくはないか?」

お市

「いいえ」

秀吉

「手柄立てるで! 気張っていこう!

お市様、裏切り者の浅井なんて捨てちゃって・・・

織田に戻ってくだされ そして、わしと・・・」

お市

「サル、無理です」

長政

「朝倉殿はなぜ動かぬ

 かくなる上は、直接朝倉殿に要請に出向くしか・・・」

お市

「予想通り、お兄様は、長政様の盟友・朝倉を攻めた

 朝倉との義貫くため、長政様は織田の背後を衝いた

 これは宿命、何を思おうと詮無きこと・・・」

長政

「市・・・このような中にあっても、某の身を・・・」

お市

「長政様・・・私の心はいつまでも変わりませぬ」

遠藤直経

「長政様、織田に我らの奇襲が漏れたのはお市様の・・・」

長政

「直経、控えよ」

家康

「全軍、朝倉を止めよ! 浅井と合流させるな!」

朝倉義景

「下郎に包囲されて、援軍も出せぬわ・・・」

お市

「お兄様に追いつくためには方々の協力が不可欠

 お兄様を守るべく踏みとどまった敵を排除し、

 味方を救援しなくては・・・」

朝倉義景

「救援大義であるぞ すぐに我らも追撃にかかる」

信長

「ここで信長を逃がさば、その報復、恐ろしかろう?

 信長の退却、見事止めてみせよ・・・」

長政

「逃さん! 火計部隊、作戦を開始せよ!」

光秀

「信長様を阻むもの・・・討たせていただきます!」

濃姫

「夫を守るは妻の甲斐性・・・

 そろそろ私も出るとしましょう」

孫市

「悪いが、裏家業はこちらの方が一枚上手でね」

勝家

「蘭丸は撤退路を確保! 我らは朝倉本陣を攻める!」

長政

「信長を逃がしてはならぬ! 全軍、進め!

 市・・・身の危険を冒してまで・・・すまぬ」

お市

「長政様のことを思えば、身の危険など・・・」

長政

「市・・・すまぬ」

お市

「いいえ、長政様が義を貫くためには詮無きこと

 どこまでも、お供いたします」

蘭丸

「お市様とはいえ、ここを通すわけには参りません!」

お市

「詮無きこと なれど大儀です、蘭丸」

蘭丸

「信長様を裏切る者は、絶対に許しません!」

朝倉義景

「朝倉義景の恐ろしさ、今こそ見せようぞ!」

長政

「市、そなたの見事な働き 某も救われている

 だが、織田はそなたの実家 無理はするな・・・」

お市

「優しいお言葉 それだけで十分です、長政様」

長政

「進め! 織田の撤退を阻むのだ!」

お市

「お兄様をここで逃がせば、長政様に未来はない

 なんとしてもお兄様に追いつかなくては・・・」

濃姫

「可哀想だけど、あの人を脅かす者は・・・」

お市

「ええ、分かっています、お義姉様

 逃げなかったのね」

信長

「それもまた愉しめよう?」

 

実機ムービー

 

長政

「義兄上

 不義の刃では、刺せぬ」

 

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