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3「長篠乱入」1575
上杉謙信は領内の山賊を討ち破った。
一方、謙信の宿敵・武田信玄は
天下に王道を布くべく、上洛の途についた。
対して戦国に武を布く覇王・織田信長は、
長篠に三千丁の鉄砲を並べ、
信玄を待ち受ける。
より強大な力にて、乱世をねじ伏せんとする
信長の魔性、討ち祓われるべし・・・。
謙信も長篠への出陣を決意した。
ここに、謙信、信玄、
戦国最強の宿敵同士の共闘が成ったのである。
「オン・ベイシラマンダヤ・ソワカ
宿敵を倒すは我のみ
第三話、長篠乱入
真の闘争、教えてやろう」
謙信
「宿敵・・・来たぞ」
兼続
「この戦、義のため、我が軍は武田に助太刀いたす」
信玄
「物好きじゃのう・・・ まあ、好きにするさ
皆、動くでないぞ 動かば負ける」
兼続
「謙信公、なぜ信玄公は動かれぬのでしょう?」
謙信
「不動の構え、この気の流れ・・・解したぞ、宿敵
兼続、我らは後顧の憂いを絶たん・・・
次は鳶ヶ巣砦だ・・・」
兼続
「天下を武と恐怖で支配しようとする織田信長・・・
我ら上杉は、その不義を許さぬのだ!」
光秀
「招かれざる客・・・感心できませんね」
謙信
「機は至れり・・・ 宿敵 その力、存分に振るうがよい」
信玄
「ほほう・・・謙信め、なかなか粋なことをしよる
時は満ちた!
武田騎馬軍団の恐ろしさ、信長に知らしめよ!」
秀吉
「やばっ・・・山が動きおった 本隊と合流せにゃ!」
兼続
「なぜ、信玄公は雨を待っていたのでしょう?」
謙信
「信長が布陣・・・あれは鉄砲を最大限に活かすもの」
兼続
「なるほど! 雨ならば鉄砲も・・・! さすがです!」
秀吉
「軍神殿、これはわしらと武田の戦いじゃて
これ以上の邪魔だては、普通に勘弁じゃな」
家康
「徳川軍、ただ今、馳せ参じた! 加勢いたす!」
半蔵
「御首・・・頂戴・・・」
信玄
「忠勝は相手にせんでよいぞ 強いでな」
兼続
「上杉の兵士諸君、義を見せるときは今ぞ!」
謙信
「宿敵を倒すは、我、ただ一人」
信玄
「やれやれ、また長生きせねばな」
信長
「うぬらの軍略、存分に愉しんだ
だが飽きた ・・・消してやろう」
信玄
「借りができたな、謙信」
謙信
「構わぬ また会おう ただし次は・・・敵としてだ」
信玄
「分かった 次会うまで、死するでないぞ」
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