トップに戻る

../ogin1031/

 

5「関ヶ原決戦」

 

北陸道を征く上杉謙信は、

手取川で織田を滅ぼした。

 

同じころ、東海道を行く武田信玄は

徳川軍を下していた。

 

両雄は競うように上洛軍を進め、

関ヶ原の地で激突する。

 

越後の龍・謙信と甲斐の虎・信玄・・・

その雌雄が決する日が来たのである。

 

「オン・ベイシラマンダヤ・ソワカ

 決着だ・・・宿敵

 第五話、関ヶ原決戦

 これぞ真の闘争なり」

 

謙信

「やはりまた戦うことになったな、宿敵」

信玄

「やはりまた戦うことになったか、宿敵」

謙信

「来い 最後の闘争で、貴様をもてなそう

 敵陣は正面 この戦、中央を制さずに勝利はない

 全軍、関ヶ原を制圧せよ! 信玄に後れを取るな!」

信玄

「先手を取ったか、謙信 さすがじゃなあ

 では最後くらい、景気よく正面衝突といくかね!」

謙信

「松尾山・・・彼の地が戦闘を決める・・・兼続!」

兼続

「はっ・・・上杉の義の力、武田に知らしめましょう!

 上杉の兵士諸君、義を見せるときは今ぞ!

 謙信公と信玄公、両雄の対決もついに決着するのか

 義に勝る謙信公の勝利は間違いあるまい」

信玄

「この機を逃す手はないのう 行けい、第三陣!

 左近! 関ヶ原の上杉軍を殲滅するのだ!

 来たか・・・ 南宮山砦を開け! 上杉を止めよ!」

左近

「戦わずして勝つ・・・これが軍略の極意なら、謙信公

 戦場において、真の軍略などあり得ないのでは?」

謙信

「ならば我が軍略、貴様の目で確かめよ!」

信玄

「さあて・・・王手じゃよ」

家康

「信玄公! お待たせいたした!」

謙信

「宿敵・・・徳川をも御していたとは・・・」

信玄

「さあ・・・どう出てくれる、謙信?」

兼続

「長篠の戦い以降、信玄公は東海道を攻略していた

 その戦いのうちに、家康を下したのか

 昔の敵を配下として使いこなすとは、さすがは信玄公」

忠勝

「軍神よ 我を凌いでみせよ!」

稲姫

「武をもって、神の軍略、制させていただきます!」

半蔵

「上杉の命運・・・ここに尽きる」

謙信

「一気に押し潰す

 どうした兼続 闘争につぐ闘争に怖れをなしたか?」

兼続

「まさか! 私は最後まで義を戦い抜く覚悟!」

謙信

「そうか ならば続け 謙信とともに・・・」

稲姫

「闘争を愉しむ輩に容赦は無用!

 私が全身全霊で成敗いたします!」

幸村

「本陣へは、この幸村が何人たりとも通さぬ!」

謙信

「愉しい やはり宿敵との闘争は愉しい・・・

 我が軍略、今、頂点に達せんとす」

忠勝

「軍神とて、武士の前では一片の武辺

 参られよ 本多平八郎忠勝、謹んでお相手申さん!」

兼続

「さすがは謙信公、何という強さだ・・・

 この強さも、やはり義あってのものなのだな!」

幸村

「お館様のため、全力で参る!」

謙信

「少しは腕を上げたか この刃、受けるがよい!

 宿敵、決着をつけよう・・・」

信玄

「そうじゃな・・・宿敵、よ」

 

実機ムービー

 

信玄

「そろそろ決着を着けようかね」

謙信

「闘争の鐘は鳴った・・・

 ゆくぞ、宿敵!」

 

信玄

「やられたか・・・ 謙信よ、おことこそ勝者」

謙信

「否 我が軍略ここに極まるは、宿敵との戦ゆえ」

信玄

「そこまで言うか わしの完敗じゃな!」

 

ムービー“エンディング 紅葉の盃”

 

謙信

「戦、馳走になった」

信玄

「なんのなんの

 おことに比べれば貧相な軍略で恐れ入る

 ・・・で、どうするかね?」

謙信

「これよりはともに戦いたい

 ともに戦い・・・そして敵として戦った その結論だ」

信玄

「わしの王道に協力してくれるならいいよ」

 

ムービー“クレジット1”

 

../ogin1031/

トップに戻る