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2「長谷堂の戦い」1600
小田原の戦いで、伊達政宗は勝利に貢献。
秀吉の天下で高い地位を得るに至る。
やがて、天下人・秀吉が世を去り、
徳川家康が、次の天下を狙って動き出す。
これに対し、石田三成と直江兼続は、
あくまで豊臣の天下を守るため、
家康に対して東西で軍を興す。
だが、西の石田三成は、わずか一日で
関ヶ原に敗北。東で長谷堂城を攻撃中だった
兼続は、撤退を余儀なくされた。
政宗は、次の天下人は家康だと判断。
家康に味方し、兼続ら上杉軍を迎撃すべく、
長谷堂城下へと軍を向けた。
「わしの一手が
家康へ天下を取らせるのだ!
第二話、長谷堂の戦い
いつか竜は風雲を得、天に昇る!」
ムービー“長谷堂の危機”
兼続
『友よ 三成よ 幸村よ 私は勝っている
お前たちも勝ってくれ!
獅子による義の時代を築くのだ』
上杉軍兵士
「伝令!
石田三成様、関ヶ原にて敗北!」
兼続
「して、三成は?」
上杉軍兵士
「行方も、知れませぬ!」
慶次
「兼続」
兼続
「そうだな、私にはまだやることがある
死のにおいをかぎつけて、山犬の王が迫っている
私は愛する兵たちを守らねばならぬ」
慶次
「あてにされてるってことかね」
兼続
「無論」
政宗
「小うるさい兼続を討てば上杉など敵ではない
時代を読めぬ馬鹿にわし自ら引導を渡してやろう」
実機ムービー
慶次
「この戦、この世の生などもとより捨てた!
俺を抜きたいなら、あんたらも死ぬ覚悟で来な」
政宗
「慶次、見事な男よ わしに仕えてみぬか?」
慶次
「悪りいな 俺は惚れた男にしか仕えないんでね
やるねえ・・・さすがは独眼竜だ
時間稼ぎにはなったろう いったん退くぜ」
政宗
「最上義光とはいろいろあったが、此度は味方
それに奴は・・・母上の兄でもある
よいか者ども、決して義光を死なすでないぞ
役立たずの最上勢め!
このような所で足止めされておるとは!」
物見
「門はかたく閉ざされております」
政宗
「この関所には砦がある そこを突破するぞ!」
最上義光
「閉じこめられて動けぬのだ 門を開けてくれ!」
政宗
「兼続が逃げる! 急ぐのだ、伯父御!」
兼続
「政宗・・・! 利で動く犬め! 義は負けぬのだ!」
政宗
「二度と義などとほざけぬようにしてやるわ!
よいか者ども、決して兼続を逃がすでないぞ!
チッ・・・やはり兵を伏せておったか!
背後を衝かれたか! ええい、兼続め!」
兼続
「ここまでくれば逃げ切れよう」
政宗
「くっ、援軍はまだか!
さすがはわしの精鋭たちよ、よく間に合った!
わしが行くまで兼続を足止めせよ!」
兼続
「義無き敵恐るるに足らず! 一気に突き破れ!」
慶次
「さすがだねえ とうとう追いついたかい!」
兼続
「ただ己の保身のみに生きる痴れ者どもが!
無二の友を失った私の怒りを思い知れ!
志を捨てて利に生きるなど恥ずかしくないのか!」
政宗
「己の志のために戦をされては兵も民も哀れよな
ましてや、それで負けては何も残るまい?
兼続、此度の乱の首謀者である貴様を倒せば
名実ともに天下人となられた家康殿に認められる・・・」
兼続
「不義の犬め、そうまでして家康に認められたいか!」
政宗
「ほざけ わしは貴様とは違う 選ばれた者なのだ!
わしとは相容れぬが、二人とも見事な武士よ
これで一つの時代が終わったのかもしれぬな・・・」
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