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2「小谷城攻略戦」1573

 

明智光秀の活躍で、

勇将・浅井長政の追撃を逃れ、

織田軍は辛くも金ヶ崎の難を逃れた。

 

長政の義ゆえの背反を信長は許さなかった。

信長は報復を誓い、姉川にて再戦。

この戦に勝利して、優劣を逆転する。

 

信長の容赦なき進撃は続き、織田軍は

長政の最後の砦、天険・小谷城に向かった。

 

光秀は、信長の仮借なき姿に

疑問を抱きつつその軍中にあった。

 

「世の望みかなえるため

 あのお方の天下、私が導こう

 第二話、小谷城攻略戦

 ならばこの生、あのお方のために」

 

信長

「この地に、浅井・朝倉の墓標を刻め!

 各軍、敵を殲滅し、本陣を目指せ!」

柴田勝家

「我らは金吾丸を攻める! 進め!」

秀吉

「さあ、ここは一番、大手柄を立てるんさ!」

柴田勝家

「サルめ、はしゃぎおって お市様の気持ちを考えろ」

秀吉

「お市様の気持ちなんて、考えるだけ意味ねえよ

 お市様と長政を追いつめたのは、わしらなんだ

 ちゃんと終わらせ、ちゃんと憎まれる・・・それでええ」

信長

「まずは、城より長政に、朝倉の滅亡を見せてやれ」

秀吉

「信長様! わしに策がございます!」

光秀

「浅井は小谷攻めの直前、お市様を織田に帰した

 長政殿の心中、お市様の悲しみ、いかばかりか・・・!

 そのお市様をあえて浅井攻撃軍に組み込むとは・・・!」

秀吉

「策が成るまで、敵を近づけんでくだされ!」

朝倉義景

「信長は天下を乱す下郎ぞ それに味方するのか!?」

光秀

「私には、信長様の天下の足音しか聞こえない・・・

 あなたの発する雑音には耳を貸しません」

信長

「朝倉は滅んだ 次は・・・」

秀吉

「その道から中丸を一気に落とすんじゃ!」

長政

「義兄上、ここまでです!

 城内に入られたか・・・

 砦を破壊し道を開くとは、何という奇策・・・!」

信長

「守りは崩れた! 長政を討ち滅ぼせ!」

長政

「中丸が落ちた・・・ これで小谷は裸同然

 もはや、これまでか・・・」

お市

「小谷はじきに落ちましょう」

光秀

「このままではお市様があまりに不憫・・・」

長政

「市、某は本陣へ突撃する

 某の想い、本陣で受け止めてくれ」

 

実機ムービー

 

光秀

「長政殿、これ以上の争いは無駄 降伏されよ」

長政

「某の降伏を望むのなら、力ずくで説得するのだな」

 

長政

「もはや、これまでか・・・」

 

ムービー“信長の望み”

 

長政

「義兄上、お変わりなく」

光秀

「長政殿は、妻子家臣の命のため

 死より恥ずべき降伏を選ばれたのです」

信長

「それでうぬに何が残る? 義か、それとも愛か?

 斬れるならば斬るがよい」

長政

「すまぬ、光秀殿」

信長

「光秀

 長政の死にうぬは何を見る?」

光秀

「武士の意地かと」

信長

「この男にとって

 この戦は義に殉じるためのものだった

 ゆえに、信長はそれに応えた

 それはこの男の望みゆえ

 我が身が堕生を許さぬゆえ

 ・・・だが、あまりにぬるい

 うぬは信長に何を望む?」

光秀

「決まっております

 ただ信長様のもと、戦なき地平を見たいと」

信長

「・・・見るとよい」

 

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