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4「本能寺の変」1582
ムービー“本能寺へ”
光秀
『私の望みは・・・この戦国乱世の終焉
それを成し遂げうる主を求め
そして信長様にその器を見た
信長様ならば・・・
・・・いや誰の手であろうと、乱世が終わり
民の苦しみに終止符が打たれるならばと・・・
いや・・・違う――
私は己が手で乱世を終わらせ
己が望む天下を築きたい・・・!』
「敵は本能寺にあり!」
孫市
「信長・・・」
明智光秀は雑賀を滅ぼした。
そして、決意した。
信長の手ではなく、
自らの手で新しい天下を築き上げようと。
西国攻略軍の救援に向かうはずの明智軍は、
信長の寄宿する京・本能寺に迫る。
信長と光秀・・・
二人の決裂が歴史を転換させようとしていた。
「この手で天下つかむため
私は一人、過酷な生を歩む
第四話、本能寺の変
信長様・・・勝負です!」
光秀
「敵は本能寺にあり!
各軍、二条城と本能寺を包囲!
信長様を・・・いえ、戦国の魔王を討つのです・・・!」
信長
「クク・・・ククク・・・フハハハ・・・! 夢、焦がれていた・・・
光秀・・・うぬと刃交え、我が覇を試すこの日をだ・・・!」
光秀
「信長様の天下・・・私は誰よりもそれを望んでいた・・・
だが気付いてしまった・・・己が望み、己が全てを・・・!
火計部隊は、京の街に火を放ちなさい!
すべてを、灰に帰するのです!
織田の血はここで絶たねばなりません・・・
二条城の織田信忠を討つのです!
この戦、対するはあの信長様です・・・
士気を高く保たねば、すぐ崩されてしまうでしょう」
信長
「足りぬ! もっと信長を愉しませてみせよ」
光秀
「ここまでは順調に推移していますね
さらに士気を高め、攻勢に出るのです!
こう敵に密集されては進軍もままなりません
路地裏の詰所を制圧し、敵軍の進路を封鎖します!
信長様・・・戦の幕はいずれかの死で引かれるでしょう
勝った者がその死を背負い、天下を得るのです・・・!」
蘭丸
「謀反の愚行、後悔しながら果てるがいい!」
光秀
「我が軍の優勢はゆらぎませんね
この勢いを駆り、魔王を追いつめるのです!」
物見
「門はかたく閉ざされております」
光秀
「周囲を完全に制圧すれば、出てこざるを得ないはず
門外の敵を一掃し、魔王をいぶり出すのです!
これで残るは本能寺のみです
全軍、本能寺を取り囲みなさい!」
お市
「光秀・・・戦いは避けられないのですね」
濃姫
「負けられない・・・あの人は、私のものだから・・・」
信長
「うぬの野望と我が野望・・・いずれが克つか
興ぜよ! 光秀よ・・・この謀反を、愉しもうぞ」
お市
「・・・あなたにはあの人と同じ優しい匂いを感じていた
けれど違った・・・光秀、あなたは野望の人だった!」
光秀
「言い訳はしない・・・私は私のため今を望んだのだから
私は男としてあの方に惹かれ、そして戦いを選んだ」
濃姫
「私は女としてあの人に惹かれ、今あなたと戦う・・・
さあ、戦いましょう・・・どちらかが地獄へ・・・」
実機ムービー
信長
「これがうぬの望みか・・・ うぬは信長を憎むか?」
光秀
「憎しみではありません
貴方を倒さねば望めぬことを望んだまで」
信長
「ならば、ここで信長を超えてみせよ」
ムービー“邂逅と別れ”
信長
「光秀・・・その目だ・・・
生気溢れるその目を、この信長は望んだ・・・」
光秀
「・・・斬れません
貴方を倒せば
私は私の望んだ世界を築くでしょう・・・ですが・・・
ですが私は、この光秀は、それよりも・・・何よりも
貴方の築く世界こそを見たい・・・
私の天下よりも・・・私はそれを望んで・・・!」
信長
「光秀・・・
光秀の築く天下・・・
この信長も見たいぞ」
『生きよ、光秀』
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