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2「大坂湾の戦い」1576

 

織田信長は長篠の戦いに勝利。武威を示した。

だが、性急すぎる信長の天下取りに

旧勢力の抵抗はやむことはなかった。

 

信長は、近畿を実質の支配とする

旧勢力の象徴・本願寺に対し軍を興す。

 

一方、本願寺は、

西方の一大勢力・毛利に救援を依頼。

それに応えて毛利水軍が大坂湾に出現する。

 

今、水上の覇権を懸けた攻防が

始まろうとしていた。

 

「クク

 すがり、信じ・・・逝くがよい

 第二話、大坂湾の戦い

 それがうぬの望みなら」

 

信長

「本陣の守りを崩すな

 味方の船が到着するまで耐えよ!」

孫市

「信長さんよ、これも仕事だ 恨むなよ!」

民兵

「オラたちの怒りを喰らえ!」

下間仲孝

「織田に天罰、織田に天罰、織田に天罰ゥッ!」

信長

「下らぬ・・・実に下らぬ戦いよ

 奴らが生のぬるさ・・・死であがなってもまだ足りぬ」

孫市

「よし! そのまま敵さんの本陣を攻めてくれ!」

信長

「引き続き味方の船を待て!

 時が来れば、敵船など無に帰するのみ・・・」

七里頼周

「憎しや織田信長! 天罰を受けよ!」

信長

「下らぬ 天は信長とともにあり!

 光秀、うぬには分かるか? 信長が未だ戦う理由を」

光秀

「分かっております これも戦なき世を創る礎のため」

信長

「・・・で、あるか」

孫市

「まだまだいくぜ!

 雑賀衆、船を渡り奇襲をかけるんだ!

 ようやく兵糧が届いたな

 しっかりあっちまで届けてくれよ!」

信長

「兵糧を運び込ませるな!

 死を恐れぬうぬらに、生きる糧は不要」

孫市

「な、何だ!? あのでかい船は!」

光秀

「この軍船は不沈無敵! 無駄な抵抗はやめるのです」

信長

「時は来た・・・全軍、敵本陣を落とせ!」

孫市

「これ以上は戦っても無駄だ!

 あとは俺達に任せて、下がるんだ!」

信長

「手遅れよ・・・すべて、撫で斬りにしてくれよう」

孫市

「信長ぁ! なぜ罪もない奴らにあそこまでできる?」

信長

「死にたがっておるのはうぬらであろう?

 進めば極楽往生・・・そう望んだのはうぬらであろう?」

孫市

「信長、お前はいちゃならない存在だ

 今日の所は退くが、俺は諦めないぜ」

 

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