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4「武田殲滅戦」1582

 

織田信長は上杉軍との戦いに勝利。

謙信は手取川に散った。これにより

東方の大敵は、甲斐の武田勝頼のみとなる。

 

信長は同盟者・徳川家康、北条氏とともに

武田征伐の兵を挙げ、再び勝頼を破る。

 

勝頼は真田昌幸の招きに応じ、上田城に退却。

謙信を失い、復讐に燃える上杉軍と連合して、

信長の追撃軍に対抗せんとした。

 

「クク

 集まり、抗い・・・果てるとよい

 第四話、武田殲滅戦

 それがうぬの望みなら」

 

濃姫

「盛強を誇った武田も、小城に追い込まれたものね」

信長

「全軍に命ず 滅ぼし尽くせ」

濃姫

「上田城は自然の要害

 見えない道が思わぬ所につながっているかもね」

兼続

「上杉家は、義によって真田昌幸殿にお味方し・・・

 我らが主、謙信公の怨敵・信長を討つ!」

家康

「いかん! 忠次よ、救援に向かうのだ!」

濃姫

「武田から寝返った者が討たれれば・・・

 味方の士気に関わるわね」

小山田信茂

「上田は守りが堅い 私が正面から門を開けよう」

真田昌幸

「愚か者め・・・上田城を甘く見ておるな・・・」

小山田信茂

「何!? こんな所に敵が!」

北条氏政

「風魔よ、ゆけ! 北条一族の野望を背負って!」

小太郎

「戦場にさらなる混沌を・・・」

兼続

「義なき信長め、上田に攻め寄せたが運の尽きよ

 対する真田昌幸は軍略の達人 まず、かなうまい

 憎きは三人の裏切り者、穴山、木曾・・・小山田よ!

 天なる謙信公よ、彼ら不義の徒に天罰を!」

物見

「門はかたく閉ざされております」

使番

「氏政様! 小田原で一揆が起こっております!」

北条氏政

「それは一大事! 急ぎ小田原へ戻らねば!」

信長

「見え透いた手だ・・・ 捨て置けばよい」

木曾義昌

「捨て置かれては、孤立したわしが困る!」

兼続

「信長に追いつめられた勝頼には選択肢が二つあった

 真田昌幸を頼るか、小山田信茂を頼るか、だ

 勝頼は正解だった 小山田は裏切っていたからな

 上杉の兵士諸君、義を見せるときは今ぞ!

 天下の義士、謙信公の仇、討たせていただく!」

信長

「力なき義士の居場所は、この世になかったのよ」

武田勝頼

「おのれぇ! 目に物みせてくれるわ!

 門を開け! 一気にたたみかけるぞ!」

真田昌幸

「勝手に門を開くとは、困ったお方よ」

信長

「老獪なる昌幸も、はやる勝頼の手綱を取れぬか

 この機を逃すな 上田を・・・取れ・・・!」

真田昌幸

「そうはさせんよ 見くびってもらっては困る・・・」

濃姫

「真田の兵は、主に似てずる賢いのね

 暗がりからの奇襲に気をつけましょう」

物見

「門は厳重に打ち付けられております」

幸村

「真田の名に懸けて、この門は通さぬぞ!」

物見

「真田昌幸、天守に不在!」

信長

「天守を探せ 真田のこと、何かある・・・」

小太郎

「天守には、強者こそふさわしい

 戦乱が終わるには早すぎる・・・

 まだ天下を与えるわけにはゆかぬな・・・」

信長

「抗うか・・・面白い」

小太郎

「信長、よいことを教えてやろう

 やがて貴様は業火に焼かれ、野望とともに果てる・・・」

信長

「・・・愉しみだ

 最後の策が破れたな、昌幸・・・」

真田昌幸

「我が策をことごとくに破るとはな・・・

 我が策は尽きた だが真田の意地は尽きぬ!」

 

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