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4「長篠の戦い」1575
武田軍は、三方ヶ原の戦いに勝利。
信玄は上洛を再開し、三河を西進した。
だが、その途上、突如武田軍は上洛を断念。
故郷・甲斐へと、軍を返した・・・。
家康の盟友、戦国に武を布く織田信長は
三千丁の鉄砲軍団をもって武田軍を追撃。
長篠の地でこれを捕らえた。
巨星墜つ・・・!
信玄、病に死すの報が
密かに飛んでいたのである・・・。
「わしの・・・王道の夢・・・
必ず・・・うお
第四話、長篠の戦い
王道じゃのう」
ムービー“兵は詭道”
左近
「英傑・信玄、上洛の途に病死す・・・か」
信玄
「影武者を立て、我が死は隠せ・・・
きっと上洛す・・・べ・・・」
幸村
「お館様!」
信玄
「なーんてな」
左近
「敵の忍びは信玄公の死を告げるべく
行っちゃいましたよ」
幸村
「さすがです、お館様!
これで軍を返せば
必ずや信長は我らを追撃してくるでしょう!」
左近
「一つ聞いてもいいですかね?
素直に上洛して各個撃破すりゃあいいのに
何でこんな茶番を?」
信玄
「これは信長だけとの戦にあらず
最強の信長鉄砲軍団を打ち破ることで
他を戦わずして屈するのじゃ
あと、一気に片を付けたかったからじゃな」
信長
「信玄坊主よ、武田を滅ぼし、うぬが供養をしようぞ」
信玄
「ほう、そうかね」
家康
「た、武田信玄!? い、生きていたのか?」
信玄
「左近は設楽原に向かえ!
わしは長篠城を奪還してから行く!」
奥平信昌
「この城は渡さぬ・・・!」
武田勝頼
「叔父上、長篠城の守りを!」
家康
「早く鳶ヶ巣砦を奪うのだ!」
武田勝頼
「鳶ヶ巣砦はこの戦の要 何としても守りきれ」
左近
「本陣を信玄公のご子息、勝頼が守ってるんだが・・・
あの御仁は頭に血が上りやすいんで、心配だね
死なせないように、お守りが必要だな」
武田信実
「敵もやりおる・・・これまでか・・・!」
信玄
「ここを奪われると本陣が危険じゃのう」
信長
「進め・・・武田を無に帰すのだ」
光秀
「この光秀の働き、しかとご覧ください」
秀吉
「よっしゃ! わしの活躍見とれ!」
忠勝
「本多平八郎忠勝、参る!」
左近
「さあて、と そろそろ参りますか!」
信玄
「信長は鉄砲を三段にして連射できるようにしておる
うっかり川を越えたら、蜂の巣じゃな」
光秀
「あなたの王道に世を救う力はない
信長様こそ、唯一世を救えるお方!」
忠勝
「死んだふりをして我らをおびき寄せるとは・・・
食えぬ仁よ 三方ヶ原のようにおびき寄せられたわ」
幸村
「さすがです、お館様!」
忠勝
「勝頼公、御首頂戴いたす!
信玄公、我が武により討ち取らせていただく!」
信玄
「手強ーい忠勝は、避けときたかったんじゃがなあ」
秀吉
「なんで、まだ生きとるんじゃ?」
信玄
「まだまだ遊びたりんのじゃよ」
家康
「これほどの損害を受けるとは・・・」
信玄
「よーし! お天道様の恵みに感謝じゃのう
進め! 風のごとく疾く 火のごとく烈しく!」
幸村
「なるほど! 雨が降れば鉄砲は無力
さすがです、お館様!」
濃姫
「ご老体はそろそろ休まれてはいかが?」
信長
「雨か・・・よかろう・・・ ただ成すがままに屠れ!
勝家、武田を屠れ・・・」
幸村
「信長め・・・何を企んでいる・・・!」
家康
「来たか・・・ 信長公には近づけさせんよ」
信玄
「さてと、そろそろ終わりかの?
おことは武で時代を変えようとしておるようじゃが
王道を敷けば、世は変わるよ、信長公
信長公、おことの軍略はなかなかじゃったぞ
あと十年あれば、わしの域に至ったじゃろう
超えるには百年必要じゃがな」
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