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5「大坂の陣」1615
真田幸村は、秀忠率いる大軍を撃退した。
だが、関ヶ原の合戦は西軍の敗北に終わり、
三成は没して、幸村は友情とすべてを失う。
数年後、家康は徳川の世を盤石にすべく、
大坂城の豊臣家を滅ぼさんと軍を興す。
天下の帰趨が定まりつつある中、
幸村は己が義と友情を貫くことを決意。
圧倒的劣勢の大坂城に入り、
あくまで徳川の天下に抗おうとする。
一方、幸村の友・直江兼続は
主家を守るべく、かつての理想を捨て、
徳川方の陣中にあった。
「友を失って
私はまだ、この槍を握っている・・・
第五話、大坂の陣
我が信念、貫き通さん!」
家康
「今日この日に、戦国を終焉させ泰平の世を築く!」
豊臣秀頼
「この戦で戦乱の時代は終わるのだな・・・」
幸村
「天守の敵を片付け、外に打って出る!
私は友情のため戦っていた
だが今や、三成殿は亡く、兼続殿は敵・・・
私は、何のために戦っているのだ」
家康
「全軍進め! 大将首を獲るのだ!」
幸村
「来るか・・・」
武蔵
「幸村、兼続、三成の三人の友が、家康に逆らった
兼続は主家存続のため、義を捨て家康の犬になった
三成は敗死 結果、幸村はすべてを失った
今、幸村と兼続は、敵同士だ ・・・つらいだろうな
真田丸にゃ、あんたの友、兼続が頑張ってっが・・・
幸村・・・この戦、真田丸を落とさんと勝てねえぜ」
幸村
「武蔵、分かった 兼続殿を・・・討つ」
家康
「天守を砲撃する! 準備せよ!」
幸村
「その前に大筒を破壊するまで!」
稲姫
「殿、稲が参ります!」
武蔵
「俺のほうから行ってやるぜ!」
稲姫
「もはや大坂城は落城寸前! あとは天守のみ!
秀頼様の御首頂戴し、泰平の世を築くのです!」
幸村
「大筒を破壊し、家康の策を潰す!
自慢の大筒は使えぬぞ どうする家康」
家康
「大勢は変わらぬ 正攻法で勝つまでよ」
政宗
「さて、時勢に逆らう馬鹿どもの相手をしてやるか」
幸村
「真田丸の門が開いた・・・ 兼続殿が呼んでいるのか・・・」
稲姫
「邪魔する人は、誰であろうと許しません!
私では、父上のようにお役に立てないのですね」
政宗
「わしの邪魔をするか・・・ 面白い!
馬鹿な・・・このわしが失敗するだと・・・!」
豊臣秀頼
「全軍、総力で打って出よ!」
大野治長
「豊臣は滅びぬ! 徳川の世など認めぬ!」
実機ムービー
兼続
「勝ち目なき戦に死を求めるか、幸村」
幸村
「兼続殿、お変わりないようですね」
兼続
「私は・・・無口になったよ
お前も私も生きる意味をなくした
ここで仕合って終わりにしよう」
実機ムービー
兼続
「殺せ 私は理想をなくした」
幸村
「本当に「らしくなくて、見てられないな」
私はこの槍で道を切り開く
あなたは私の隣で理想を語ってください
生き残ろう、兼続殿!」
兼続
「・・・私は甘えていたようだ 時代にそして己に・・・
私も戦おう、幸村 三成の志、生かすためにも!」
幸村
「兼続殿を討たせはせぬ ・・・それが私の信念だから!
これで、徳川本陣の守りは薄くなる・・・」
家康
「敵の猛攻に、味方が崩れてきおったか・・・」
実機ムービー
幸村
「家康! その首、頂戴する!
義の意地を見ていただこう!」
家康
「真田、侮り難しか」
幸村
「やっと分かった 慶次殿の言葉が!
私はずっと、何も失っていなかったのだ!
信念は私とともにある 私は私であるために戦う!」
家康
「並々ならぬ気よ・・・ その武、わしに見せよ!
見事・・・! 真田・・・日本一の兵なり・・・」
豊臣秀頼
「終わりましたね、幸村 徳川軍は退いていきます
我々は追撃しますが、幸村は?」
幸村
「秀頼様、私には最後の戦いが待っています」
豊臣秀頼
「そうですか ならば後は任せるとしましょう」
慶次
「幸村、いい面になったな
生きるだけ生きたら死ぬる・・・真の武士の面だ」
幸村
「慶次殿・・・いいでしょう お相手つかまつらん!」
慶次
「武士と武士が出会えば、そこが戦場だ!
さあ、死合おうか!」
ムービー“エンディング 信念の槍”
兼続
「慶次! 幸村!」
幸村
「ありがとう、慶次殿
あなたの教えがなければ
殺してしまうところだった・・・
心の中の大事なものを」
慶次
「そうかい?
確かに受け取ったぜ」
ムービー“クレジット1”
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