アムロ・レイ
「全てを可能にする力だって?」
シャア・アズナブル
「噂話に過ぎんよ……
この星の勢力を統一すれば、
全てを可能にする力とやらが手に入るとかいうな
だが、この星の人々は土地を奪い合うでもなく
戦いに明け暮れている
その戦いの理由を探ることは、
この星の動きを知ることにもなるだろう」
アムロ・レイ
「戦いの中に答えを見つけようとは
……あなたらしいな
しかし、そんな噂話を信じる気にはなれない」
シャア・アズナブル
「わかっている
だが、噂話というのは、
何かを暗示している時が多いものだ
この星が地球に接近していると
君は言っていたな、アムロ
噂話が無駄な情報とは言い切れないのではないか?」
アムロ・レイ
「あなたと共に戦うことがプラスになるということは、
理解しているつもりだ
ヒイロ、君もそれで構わないか?」
ヒイロ・ユイ
「……俺の任務の障害にはならないようだ
いいだろう」
ハヤト・コバヤシ
「しかし、クワトロ大尉
こんな荒野にまで飛んできて、
何かあるというのですか?」
シャア・アズナブル
「ここは以前、都市があった場所だということだ
モビルスーツが隠れるには、適した場所だと言えるな」
アムロ・レイ
「では、敵がここに隠れていると?」
ヒイロ・ユイ
「ならば、先行する……
任務を速やかに進行させる必要がある」
ハヤト・コバヤシ
「おい、
一人で出る気か!?
待て!」
アムロ・レイ
「僕が行こう
シャア、あなたはアウドムラを頼む」
シャア・アズナブル
「了解した
今度は君が指揮官というわけだな、アムロ」
アムロ・レイ
「それも構わないさ
あなたは、パイロットでいたいのだろう?」
シャア・アズナブル
「ふふ……
そうだな」
アムロ・レイ
「同じだ……
あの時と
だが……
うかつな奴め!」
ミリアルド・ピースクラフト
「甘いな!」