時空を超えて出現した謎の小惑星
小惑星は、徐々にその軌道を変え
地球へ迫っていた
ただの小惑星なのか?
それとも、地球を狙う機動兵器か?
謎を解き明かすべく、
各時代の英雄達が、今ここに集う
ヘンケン・ベッケナー
「基地の奥深くまで敵に攻め込まれている
各機、要塞を拠点に敵を迎撃しつつ、
前線を押し上げてくれ」
ロラン・セアック
「遅れてすいません!
状況は?」
プルツー
「何をモタモタしてたんだよ!」
エマ・シーン
「状況は見ての通りよ、かなり敵に押し込まれているわ」
ロラン・セアック
「す、すいません……」
プルツー
「あんたが戦争したくないとか甘いこと言ってるから、
敵につけこまれたんだ」
ロラン・セアック
「すいません……
でも、僕はただ、こんな綺麗な星で
みんなが戦争をしているのが悲しくて、
何とかならないかと思ったんです
だいいち、この星を統一した者が
「全てを可能にする力」を得るなんて、
信じられませんよ
そんなことで大の大人が戦争するなんて、
馬鹿げてます!」
エマ・シーン
「馬鹿げてても、
現実的に私たちは敵の攻撃を受けている
そんな態度じゃ、あなたが戦いで死ぬことになるわよ」
ヘンケン・ベッケナー
「言い争いはそこまでだ
各機、敵を迎撃してくれ
ロラン、君もやれるな?」
ロラン・セアック
「は、はい
大丈夫です」
プルツー
「こんな奴ら、私一人でも片付けられるさ」
ヘンケン・ベッケナー
「油断するな
味方と連携を取って、慎重に進め!」
エマ・シーン
「ずいぶんと対照的な二人を拾ったものですね」
ヘンケン・ベッケナー
「そうだな……
だが、カミーユとはぐれた今の我々には、得難い戦力だ」
エマ・シーン
「カミーユ……
何やってるのかしら、まったく
じゃあ、私も出撃します」
ヘンケン・ベッケナー
「あ、ああ
……エマ中尉」
エマ・シーン
「はい?」
ヘンケン・ベッケナー
「ああ、その、気をつけてな」
エマ・シーン
「了解です
エマ機、出ます!
はぁ……
カミーユ、早く戻って来てくれないかしら……」
エマ・シーン
「片付いたみたいね……」
ヘンケン・ベッケナー
「エマ中尉! 無事か!?」
エマ・シーン
「問題ありません
Mk−U、これより前線に戻ります!
艦長こそ、気を付けて下さい
これ以上損傷するとアーガマは危険です」
ヘンケン・ベッケナー
「ああ 了解した
エマ中尉こそ……」
エマ・シーン
「お互い心配しあってたら、キリがないわね」
ドモン・カッシュ
「なかなかやるな
ならば!」
ロラン・セアック
「あれは!?」
ドモン・カッシュ
「爆熱! ゴッド・フィンガァァ!
どうした!
戦う気がないのなら、ここから立ち去れ!」
ロラン・セアック
「戦いたくなんてありませんよ
必要ないのに戦うなんて
愚か者のすることじゃないですか!」
ドモン・カッシュ
「ふざけるな!」
ロラン・セアック
「でも
あなたとは戦いますよ
人の命を大事にしないで
無闇に戦う人とは
僕は誰とでも戦います!」
エルピー・プル
「プルツー!
どうしたの? こんなところで」
プルツー
「そっちこそ……
ジュドーはどうしたんだ?」
エルピー・プル
「それが……
はぐれちゃったの
でもね、みんなと一緒に探してるんだ!」
プルツー
「そうか……
じゃあさ
私がここで負けたら
ジュドーを探してきてやるよ」
エルピー・プル
「えっ?
本当?」
プルツー
「ああ
その代わり
私が勝ったらこっちの仲間になりなよ
私にも、仲間がいるからね!」
エルピー・プル
「仲間、いるんだ……
よかったね
でも、負けないから!」