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1「稲葉山城攻略戦」(1567)

 

オープニング“凡ての始まり”

 

お市

「斎藤家はお義姉さまの実家じゃない。

 兄妹で戦うなんて良くない、良くないよ。

 お兄さま、やめようよ。

 稲葉山は不落の城なんでしょ?

 不落ってことは、絶対に落ちないってことじゃない」

秀吉

「落ちるわ!

 墨俣に城をこさえりゃあ、

 稲葉山城の首根っこを押さえたも同然。

 あとは簡単簡単」

お市

「城なんか討手が壊しちゃうもん。

 絶対ムリ!」

秀吉

「そりゃあ落ちん城を落とすからにゃあ、

 絶対できんことくらいせにゃあ」

お市

「・・・・・・サル?」

織田軍武将

「ハハハハハ」

信長

「alea jacta est(賽は投げられた)。

 バテレンより聞いた言葉だ。

 その昔、運命を前に男がそう言った。

 墨俣に城をつくる。

 不可能を逆しまに可能にし、

 絶対落ちぬ城を落とせ」

秀吉

「は、ははっ」

お市

「・・・・・・バーカ」

 

秀吉

「できんことくらいせにゃあ、成り上がれん

 夜明けまでに城を建てて、稲葉山を落とす!

 川沿いで木を集めて、そいつを流して・・・・・・

 墨俣で受け取って、城をおっ建てるんさ」

お市

「お城なんて無理よ! お兄様、戻ろうよ!」

秀吉

「墨俣も早えこと奪わないと、城が建てられんわ

 ここに城を建てて、稲葉山を攻めるんでな

 小六がいなきゃあ、城は建てられん!

 皆、しっかり小六を守るんじゃ!」

信長

「雨・・・・・・天もまたサルに何を望む」

秀吉

「天梯車を使って、材木庫を攻めるんじゃ

 壊されんように、しっかり守れよ!

 さ、こっちもどんどん流してくんさ」

竹中半兵衛

「敵の動きが怪しい。出陣し、策略を阻止せよ!」

秀吉

「ありゃ、ばれてまった!」

 

イベントムービー“一夜城”

 

秀吉

「これぞ、あ、これぞ稲葉の、一夜城。

 秀吉、建てて、喜び舞い

 斎藤、おったまげて、てんてこまい

 キキッ、おみゃあさんたちにゃあ、

 千年たってもできにゃあで」

光秀

「信長公は天下を取ると言いましたね、

 蘭丸。わたしも・・・・・・同感です」

 

秀吉

「キキッ! おみゃあら、砲撃開始だぎゃ!」

斎藤義龍

「ぅぬぬ・・・・・・こうなったら全軍突撃じゃ!」

信長

「燻りだされた蝮の子を、滅せよ」

お市

「本当にお城、建てちゃったよ・・・・・・」

光秀

「一夜で城を築くその策略、見事でした

 しかし、詰めが甘かったですね! 行きます!」

秀吉

「逃げてもムダ。ま、首洗って待っててくれや」

 

秀吉

「美濃三人衆、寝返ってくれるみたいじゃが・・・・・・

 寝返りの合図・・・・・・なんだったっけかのう?

 くさい物には蓋って言うかんね

 上の柵を弓で射て落としゃあ、敵も出てこれんて」

蘭丸

「なるほど、あなたでしたか。墨俣に城を築いたのは

 その知略には感服します。だが刀ではどうですか?」

秀吉

「そんな長い刀、わしによけろっちゅーことかね」

蘭丸

「あだ名通りの身のこなし・・・・・・さすがですね」

秀吉

「・・・・・・誉められてる気がせんのう

 ああ、思い出したわ! 二階と三階で・・・・・・

 奴らを同じ順番で相手すりゃええんだわ!

 しかし、ややこしいやり方じゃのう」

光秀

「来ましたか・・・・・・先ほどのようにはいきませんよ!」

秀吉

「何べんやっても、わしにゃ勝てやせんよ!」

安藤守就

「我ら美濃三人衆、織田へ降る!」

斎藤義龍

「な・・・・・・貴様ら許さんぞ!」

 

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