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4A「小牧長久手の戦い」(1584)
徳川軍は明智軍の急襲を逃れ、
三河に脱した。
だがその間に羽柴秀吉が光秀を征討。
天下人に名乗りを挙げた。
これをよしとせぬ家康は、信長の次子・
信雄を擁して挙兵した。
徳川家康、羽柴秀吉、両雄の天下をかけた
戦いがここに始まったのである。
「勝利、天下、平和な日々。
私は、どれも手にしたい。
手加減無用、参ります!」
徳川家康
「我軍は寡兵。されど、野戦ならば勝ち目はある
全軍我が下知に従い、秀吉を打ち倒すのだ!」
稲姫
「誰かの未来を守り、築くために・・・・・・
悔いのない日々を送る・・・・・・それ自体が戦い、なのね」
忠勝
「この戦、要所は小牧城
機先を制し、小牧を得れば優位に立てましょう」
徳川家康
「うむ。秀吉が送る後詰も叩かねばなるまい」
秀吉
「小牧に兵を置いとらんだとぉ?
急いで後詰を送るんさ! 徳川は動いとるで」
忠勝
「稲、小牧を攻めよ。挟撃するぞ!」
池田恒興
「秀吉殿、家康は小牧におる。ならば本陣は手薄・・・・・・
わしに軍を預けてくれぬか。本陣を突いてみせよう」
徳川家康
「よし! 本陣を小牧に移すぞ!」
忠勝
「あの長塁、やすやすと手出しはできぬな・・・・・・」
稲姫
「父上、お任せください。私に策がございます」
忠勝
「稲! 正面からでは敵に悟られる
東の間道より敵本陣をつくのだ」
稲姫
「こんな枯れ木、壊して通ります!
・・・・・・ちょっと、はしたないかな・・・・・・
火薬の匂い・・・・・・? 何か足下に罠があるみたいね
秀吉殿、天下泰平のため、お覚悟願います!」
秀吉
「陣などくれてやる! 決戦じゃ! 力押しじゃあ!」
半蔵
「羽柴に動き、あり・・・・・・」
稲姫
「ただでは陣を渡さない、ってわけね」
酒井忠次
「ここを通るのは拙者を倒してからにしてもらおう!」
慶次
「んで、俺が門番、ってわけだ。どうする?」
稲姫
「力づくでも・・・・・・押し通ります!」
慶次
「そうこなくっちゃな! さあ、始めようぜ!
俺の負け、か! 門番は去るのみ、だねえ」
秀吉
「稲殿、もうやめんか? 戦は誰も望まぬ・・・・・・」
稲姫
「今、戦をやめても、訪れるのは偽りの泰平・・・・・・
私はここで、悔いを残したくない!」
秀吉
「戦に負けて、勝負に勝つ。これが、わしらしいがね」
榊原康政
「殿、お待たせしました! ここより先は行かせん!」
忠勝
「戦場の勇が雌雄を決する時代は終わった」
稲姫
「そして、日々という名の戦いが始まる・・・・・・
父上、稲は・・・・・・弓を置きます」
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