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月下為君・かすが
声・桑谷夏子
「あの方のために、私はつるぎになろう」
「私は影・・・ 忍んで舞う」
「ああ、謙信様・・・ 今、かすがが参ります!」
「これが私の全て!」
「私はあの方の剣。あの方の敵はすべて・・・・・・私が倒す・・・・・・!」
かすが物語「謙信様のために」
第一章
戦乱の世に現れた豊臣軍・・・。
強大な軍事力を誇る新勢力の台頭によって
各軍の力関係は均衡し、一時的に戦は
鳴りを潜めていた。しかし、この均衡を破り、
上杉領への侵攻を企んだのは、本願寺
総本山をまとめる本願寺顕如であった。
謙信はこれを阻止するべく、
本願寺へと兵を進めたのであった。
かすが
「本願寺顕如、許さない!」
本願寺の侵略
顕如
「客が来たぞ! 寝床は仏間で十分じゃあ!」
かすが
「許さない・・・貴様のような強欲な男が
清廉な謙信様の領地に攻め入るなど!」
顕如
「あほーう! 清廉で飯が食えるかあ!
清廉なのは どこぞの寺で十分じゃあ!
手塩にかけて育てた筋肉壱の陣隊長が!」
上杉軍武将
「本願寺! 突然の宣戦布告、許すまじ!」
本願寺軍武将
「その強さ・・・一日何回腹筋したでありますか?
何している! 腹筋一万回始め!」
謙信
「わたくしのそばにおまえ・・・わかりますね」
かすが
「あああ〜謙信様ぁ〜!」
謙信
「わたくしのもとに せめいるとは・・・
ほんがんじどの、よくにめがくらんだか」
顕如
「ガハハ! 財力がものを云うのは世のならい
当然の事をしたまでじゃあ!」
本願寺軍武将
「あなたの肉体がまぶしいであります」
かすが
「ここを謙信様の為に・・・ああ!」
本願寺軍武将
「顕如様は大金持ちの男前であります
筋・肉・開・門!」
本願寺軍兵士
「即・身・仏!
まだまだ筋肉を使いたかった所であります」
本願寺軍武将
「顕如様の筋肉がうねりを上げているであります」
顕如
「浄土の沙汰も金次第であーる!」
実機ムービー“信財成皇・本願寺顕如出現”
顕如
「拙僧が本願寺顕如であーる!
この世に買えぬものはない、グワーッハッハッハ!」
かすが
「本願寺顕如、覚悟!」
顕如
「拙僧が この世を金一色に塗ってやるのだ!
上杉領など、その第一歩じゃあ!
貧乏人よ、拝むがよい!
神をも恐れぬこの筋肉! ガハハ!」
かすが
「ううっ・・・よ、寄るな、見苦しい!」
顕如
「なんと!? この美しさが解らぬか!?」
実機ムービー“味方兵士寝返り!”
顕如
「金じゃー! ガハハ、金じゃー!
ほーれ、拾えー! 金じゃー!」
上杉軍兵士
「金だー! 顕如様、金だー!」
上杉軍武将
「なんと・・・寝返ったかッ!」
謙信
「つよきこころも かねのひかりにかなわぬと?
おお・・・びしゃもんてんよ・・・!」
かすが
「け、謙信様! ・・・おのれ本願寺、卑怯な!」
上杉軍兵士
「これは俺の金だ! 誰にもわたさねー!」
謙信
「おまえなどが みほとけのなをくちにするか
わたくしが ゆるしておきません!」
顕如
「ガハハ、上杉め! 貧乏人が生云うな!」
上杉軍兵士
「これで田舎の母ちゃんに薬が買える・・・!」
かすが
「すぐあの世に送ってやる・・・
それまで念仏でも唱えているんだな」
顕如
「あほーう! 拙僧は念仏など知らーん!」
かすが
「・・・・・・ならば金でも数えていろ!」
上杉軍兵士
「俺、金の風呂に入るのが夢だったんだ!」
かすが
「謙信様の美しさ、思い知れ!」
顕如
「貴様の代わりなど、いつでも買えるわい!
上杉もそのつもりよ! ガハハ!」
かすが
「う、嘘だ! そんなことは・・・ッ!」
顕如
「ガハハ! 筋肉玉・補充じゃあ!
見よ、この躍動する肉体を! フッハア!」
かすが
「謙信様・・・いつか、私と・・・」
顕如
「き・・・きんの使いどころ、見誤ったか・・・」
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