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第二章

 

本願寺顕如の侵略を阻止したのも束の間、

謙信のもとに寄せられたのは、

小田原地方を治める北条氏政が、同盟を

裏切ろうとしているとの情報であった。

これに不審を覚えた謙信は、

かすがに北条を探るよう命じたのであった。

 

謙信

「うつくしきつるぎよ、ほうじょうのようすをさぐりなさい」

 

北条の裏切り

 

かすが

「北条・・・本当に謙信様を裏切ったのか・・・?」

氏政

「しぇー! なんぢゃおぬしは!」

北条軍武将

「曲者だ! であえ、であえー!

 仇は・・・仇は拙者が討つ!

 何奴! ここを小田原城と知ってのことか!

 黄泉の国にて・・・待っておるぞ!」

かすが

「北条は肝が小さい男だ・・・大胆な事はできない

 何か匂うな・・・

 苦しまずに逝け・・・情けだ」

 

実機ムービー

 

氏政

「な、なんのこれしき、フ・・・フハハハハ!

 そーれい、逆賊を閉じ込めるのぢゃあ!」

 

氏政

「北条家の栄誉を汚す者を捕らえよ!」

 

実機ムービー“五人揃って五本槍”

 

五本槍

「炎の槍、一!

 氷の槍、二

 雷の槍、三!

 風の槍、四!

 闇の槍、五

 戦国最強連隊、五本槍!」

 

氏政

「愚かなねずみを捕らえるのぢゃ!」

五本槍

「了解、任せな大将! 俺達ゃヨーヘイ」

かすが

「し、しまった!」

氏政

「見事、北条の威光を示してみせぇい!」

五本槍

「了解、任せな! ただし給料上げてよ」

氏政

「彼奴らが五つ星の精鋭、五本槍ぢゃ

 おぬしらでは抜けんわい!」

五本槍

「まだまだいけるぜ、俺達ゃ無敵の五本槍!」

氏政

「やつらを討ち取った暁には、昇給ぢゃ!」

五本槍

「熱き炎がお前を焦がす!

 凍てつく刃が、お前を射抜く!

 轟くいかずち、お前を狙う!

 怒濤の疾風、お前をさらう!

 無限の闇が、お前を包む!

 一に戦術、二に連携、三四もあって五本槍!

 一に平和、二に天下、三四もあって五本槍!」

氏政

「おぬしらの連携殺法は無敵ぢゃ!」

五本槍

「ひとつふるうは殿のため!

 ふたつふるうは民のため!」

氏政

「ひょひょーお! 強い、強いぞ五本槍!

 高い金を支払った甲斐があったというものぢゃ!」

五本槍

「みっつふるうは友のため!」

氏政

「この北条が傭兵の手を借りようとはの・・・」

五本槍

「よっつふるうは親のため!

 いつつふるうは我のため!」

氏政

「ひるむな五本槍! ゆけい、ゆけぇぇい!

 しょえー! おおおぬしはうう上杉のしし忍!」

かすが

「北条、なぜあのお方を裏切ったのだ!

 言わないと・・・・・・!

 あの方が私を呼ぶ声が・・・聞こえる!」

北条軍兵士

「あの忍の周りに・・・星の海が見える!

 ただじゃ死なねえ! あんたも道づれだ!」

氏政

「我が北条家の大軍精鋭、恐れおののけ!

 ええぃ、ほんにわしは兵に恵まれんわぁ!」

北条軍武将

「それがしも、枕を並べて朽ちる覚悟・・・!

 北条家は永遠なりぃぃぃ!」

氏政

「完全に封鎖したこの城から出られるかのう」

北条軍兵士

「俺たちはあきらめねえぞ! 最後まで!」

かすが

「二国の同盟は、お前が望んだものだったのに!」

氏政

「わ、わ、わしだってなあ!

 こんな事はしたくなかったんぢゃ!

 おのれ、上杉の忍めえ!

 下手に出れば、いい気になりおってえ!

 クッ・・・老獪をなめるでないぞ!

 北条家に仕えし伝説の忍、とくと見るがよい!」

小太郎

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

氏政

「彼奴らにこの門をくぐらせるでないぞ」

小太郎

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

かすが

「その技、衰えてはいないようだな」

氏政

「北条に仇なす逆賊、討ち果たして参れぃ!」

小太郎

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

氏政

「あいかわらず無口な男ぢゃ・・・

 ま、余裕の表われと言ったところかのぉ」

小太郎

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

氏政

「風魔よ、わしに勝利を捧いでみせぇい!」

小太郎

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

かすが

「意識を殺せ・・・こいつを斬る事に集中するんだ」

氏政

「北条家に代々仕えてきた技、見せるのぢゃあ!」

小太郎

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

氏政

「ひょわあああ! ご先祖様、お助けぇ!」

 

実機ムービー“老成剛毅・北条氏政登場”

 

氏政

「代々受け継ぎし城・・・この北条氏政、誰にも渡しはせんぞ!

 んんん・・・せいや! お守り下され、ご先祖様! きえーっ!」

 

氏政

「仕方なかったのぢゃ!

 わしはあの男にそそのかされて・・・」

かすが

「あの男? まさか貴様、脅されているのか!?」

氏政

「そう、脅され・・・あ、いやいやいや!

 な、なんのことじゃ? ♪〜♪〜」

かすが

「言え・・・! 裏にいるのは誰だ!」

氏政

「そいつは言えん! わ、わかってくれるじゃろ?

 しょええ! なんちゅう素早い忍ぢゃ!

 わしゃ老眼ぢゃぞ、目が回るぅ〜!」

かすが

「もはや吠えるだけか・・・謙信様の敵ではない

 こんな時こそ、私があの方の力に!」

氏政

「ご先祖様が生きておれば、お前ごとき!

 ひ、日を改めんか? 今日は腰が・・・」

 

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