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4「小田原城潜入」(1561)
慶次は暫く京に留まったのち、再び旅路に
ついた。
噂に聞く軍神・上杉謙信を一目見ようとした
ためである。
謙信が北条を討つべく出陣したと聞いた
慶次は、それを追い小田原城へと向かった。
「軍神、か。
ひとつ、お目にかかりに行こうかねぇ。
派手にやらせてもらうぜぇ!」
慶次
「軍神はまだおいでない、と
手土産に氏政の首でも頂くか!
軍神・・・・・・? なんだぁ、小僧か・・・・・・」
政宗
「バカめ! 風来坊が何をぬかすか!
成実、小十郎! 相手をしてやれ!」
慶次
「おいおい、お供は大切にするもんだぜ!
お守りもなしで大丈夫かい?」
政宗
「バカめ! 戯言を・・・・・・わしひとりで十分だ!」
慶次
「その度胸やよし! 痛くても泣くなよ!
いいねえ、その格好。
まあ、俺のほうが随分強かったがな」
政宗
「バカめが! 貴様になど、似たくもないわ!」
慶次
「バカめ! 俺は天下人ではなく、戦さ人だ!
天下人になるなら、戦ばっかりしてるんじゃないぜ」
政宗
「・・・・・・ふん。言われるまでも、ないわ」
半蔵
「主命により・・・・・・誅す」
慶次
「暗いねえ。楽しくやろうぜ、影の大将!
とうとう天守閣まで来ちまったか・・・・・・
軍神には、いつお目にかかれるのかねえ」
イベントムービー“武士の鑑”
慶次
「あんたが謙信・・・・・・ならば
手合わせ願いたい!
なぜ、北条を弔う?」
謙信
「・・・・・・ひとたび死すれば敵も仏。仏は弔うが道理」
慶次
「戦では修羅、終われば仁者・・・・・・それが上杉謙信か」
謙信
「・・・・・・それ以外の生き方は知らぬ」
慶次
「粋だねぇ。くーっ、いいな、あんた。惚れたぜ
どうだい? 俺をあんたのとこに置いてはくれないか?」
実機エンディング前田慶次“戦国、一炊の夢”
慶次
「召抱えてもらったはいいが、
戦国が終わってこんな暇になるとはなあ。
粋ちゃ粋だが・・・・・・ふっ。
戦がないんじゃ、華がねえ・・・・・・。
これで、良かった・・・・・・んだよな?
ま、これからも楽しくやるかねえ」
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