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「第2章・尾張激闘」 10 10:04
帰蝶との結婚から数年後、
家督を継いだ信長は尾張統一を目指す。
目下の敵は信長反乱軍を率いる柴田勝家や、
心ならずも今川軍に属す松平元康など強者揃い。
本章のムービーでは若き信長の奮闘ぶりが鮮やかに描かれる。
009.評定前 1:11
信長
「うまい
これはいける」
百姓
「お口に合ってようござんした
今年の山芋はぶっとく太りやして
風味もまた格別」
信長
「どうした長秀?
貴様も相伴に預かれ」
長秀
「殿
裏切りは相次ぎ
今川にも狙われておりまする・・・・・・
いいんですか? 遊んでばっかで」
信長
「誰が味方で誰が敵か
白黒ハッキリしていいだろ
心配すんな芋侍!」
長秀
「芋って」
利家
「こりゃあいいや
心配性の 芋ざむらい」
信長
「北条め 掛かったか
これで今川を牽制できる!
尾張を制する時が来た!」
010.赤塚・軍議前 0:50
木下藤吉郎
「ようお侍さん
これから戦に行くんだろ!
なあこれ便利だぜ どうだいひとつ?」
利家
「買うか そんなもん
邪魔だ どけ
クソガキ! なめやがって!」
信長
「こいつは面白い!
よし全部くれ!」
藤吉郎
「へっ? こりゃ ありがてぇ
ついでにオイラも召抱えちゃどうだい?
ちょっと
待ってくれよ!」
011.赤塚・戦後 1:01
信長
「サル」
藤吉郎
「さる?」
信長
「手のこんだ芝居 打ったな」
藤吉郎
「お見通しか
ご名答
こいつに近付いたんも あきんどに化けたんも
ぜんぶ信長さまに仕えたかったからさ」
蜂須賀小六
「おい! ホントか?
お前 ふざけんな!
だいたいオレぁ信長なんぞ・・・・・・
昔からすごいと思っておりやして」
信長
「サル!
戦いは勝たなきゃ意味がない
だろ
どうだ?
このオレと勝って勝って勝ちまくってみるか」
藤吉郎
「オイラとかい?
オイラついてく!
とことんやる!ゼッタイやる!
勝って勝って勝ちまくるぜ!」
012.稲生・軍議前 0:50
信長
「勝家!
降れ!
オレは 日本国すべての諸侯に戦いを挑む
貴様の力が必要だ!」
柴田勝家
「ほざきおる!
その大ボラ
その傾奇
すべてがコケおどしじゃろうが!
うつけを装う
真のうつけめ!
身のほどを知れい!」
信長
「上には上がいることを知れ」
勝家
「じゃがうぬを 止めねばならぬ!
半端な強さの自惚れが
尾張を滅ぼす前に!
信長!
勝負は明日だ!」
信長
「いいだろう!」
013.稲生・戦後 0:32
勝家
「わしは
大きな考え違いをしていたのか
あの強さ あの用兵
本物じゃ
信長殿なら尾張を
いやもしかしたら」
014.村木・軍議前 1:15
本多忠勝
「殿は信長殿と古馴染み
戦いにくうはござらぬか?」
松平元康
「今は今川で生きる者
昔のことは関係ない」
竹千代
『どうして?
人質の私を?』
信長
『逃がしてやれなかったな・・・・・・
でもスカッとしただろ?』
竹千代
『うん!
いつかもっと駆けられるようになったら
自由になれる?』
信長
『ああ・・・・・・
本当にそう望んで駆けるならな!』
元康
『あの時から変わった
夢中で走った瞬間 その後の開放感
人質である運命に囚われていた
ちっぽけな心にあかりが灯った・・・・・・
だが・・・・・・!
信長殿と戦うことになろうとは!』
信長
『竹千代・・・・・・
貴様は 今も
運命と戦っているのか』
015.村木・戦後 0:25
長秀
「なかなか手強かったですな
松平勢は」
可成
「ヤツらは今川に 妻子を人質に取られておる
果敢になるしかない
惨めなものよ
国を失うとは
だが
他人事ではないぞ」
016.桶狭間・評定 1:28
ナレーション
「信長が 尾張統一を終えようとしていた頃
隣国の今川義元が 大軍を発した
京に上り 政治の実権を握らんとしたのである
今川の兵力は織田の十倍
尾張織田家が 簡単に揉み潰されるであろうことは
誰の目にも明らかであった」
織田軍兵士
「ご注進!
今川軍先鋒すでに岡崎城に入りました!」
一同
「なに!?」
勝家
「殿!
ここは丸根・鷲津を両翼に 堂々討ってでるべし!」
長秀
「いや それは無謀というもの」
利家
「なんだよう芋侍!」
長秀
「ここは守りに 徹するべき」
可成
「しかり
籠城して敵の兵糧尽きるを待つ
それしかない」
信長
「籠城しても 数日が限界
布陣して戦っても玉砕あるのみ
さあてどうする?」
可成
「ならば
いっそ今川に降り
時節を待つというのは いかがか?」
信長
「それがいいかもしれぬな
オレたちはあまりに弱く
数も少ない」
可成
「武運尽きるとき 知恵の鏡も曇るのか・・・・・・」
017.桶狭間・軍議前 1:09
???
『夢は現実
現実は蝶の夢の如し
されど滅びれば
夢も現実もございませぬ』
帰蝶
「いかがなされました
・・・・・・さっきからムスッとしてばかり」
信長
「待つのは好かん」
帰蝶
「勝つおつもりね」
藤吉郎
「信長さま!
ついに見つけましたぜ!
信長さまに千載一遇の勝機
与えるお宝を!
観天望気の達人
吉乃を!」
帰蝶
「観天望気・・・・・・
小気の動きから大気を読む?」
吉乃
「明日の牛の刻には・・・・・・」
信長
「雨となるか」
018.桶狭間・戦後 1:23
藤吉郎
「格好わりい
あれ お市さま?」
帰蝶
「これで今川の脅威から 解き放たれた
けど・・・・・・」
信長
「美濃のことか?
やる
お前の故郷を攻めるオレを 憎むか?」
帰蝶
「あなたに輿入れした日から
私は織田の人間
それに今の美濃を治めるのは
父を殺した人たち
ただ」
信長
「ただ?」
帰蝶
「信長さまは生き急いでいるみたい」
織田軍兵士
「美濃勢 国境に侵入!
村落を焼き払っております」
信長
「ここは戦国
修羅たちのうごめく世
憎悪と哀しみの連鎖 断ち切るため
オレは進んで 修羅となろう」
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