トップに戻る

../ogin1031/

 

「第4章・信長上洛」 16 17:27

 

第4章の冒頭で明智光秀が織田軍団に仕官する。

本章のムービーでは、この光秀を交えて、

織田軍団が畿内平定、

朝倉討伐に尽力する模様が描かれていく。

そして乱世平定に向け、

信長は大きな挫折を味わうことになるのだ。

 

032.評定前 2:31

 

ガヤ

「織田信長?

 そんな田舎もんに 何がでけんねや

 ゴジャゴジャ言うてんと

 はよ逃げんと

 せや

 掠奪とか喰ろたら かなんしな」

義昭

「松永の手の者か!」

羽柴秀吉

「信長さま!」

義昭

「見えません 見えません

 おりません おりません

 ・・・・・・たれか!

 たれかある!」

ガヤ

「義昭さま!」

信長

「勝家! 長政!

 義昭公を守れ!」

勝家・長政

「うけたまわった!」

小六

「キリがねえな」

信長

「帰蝶!」

明智光秀

「明智光秀にございます

 織田家に 仕官させていただきたく

 まかり越しました」

信長

「オレは長年 貴様のような勇士を 心待ちにしていた

 今日はじめて 期待にたがわぬ者を得た」

光秀

「はは!

 有難き幸せ」

 

033.勝龍寺・軍議前 1:13

 

岩成友通

「いやはや さすがのご英断

 なかなかできるもんじゃあ ございませんよ ホントに

 さっすが まことの大将でございますな

 いやはや ホントに まったく」

三好政康

「そーそー」

三好長逸

「まあまあ

 歴戦の勇士である あたくしにとっては

 赤子の手をひねるようなもんだから

 向こうは 尾張の田舎者だろ

 鉄砲なんて見たことないから

 ドーンとやれば

 ひゃーって

 ま 時代に遅れた猪武者だな」

信長

「いかがされた フロイス殿」

フロイス

「いや 驚きました

 地上が球であることを

 即座に理解なさるとは・・・・・・」

信長

「日本はどこだ」

フロイス

「ここにございます」

信長

「小さいな 貴様の国は?」

フロイス

「ここポルトガルにございます

 ここはイスパニア

 地中海

 アフリカ」

信長

「これが世界」

織田軍兵士

「勝龍寺城攻めの軍議の支度

 整いましてござりまする!」

 

034.勝龍寺・戦後 1:20

 

光秀

「なんです?

 私なんぞを呼び出して?

 人目につきますぞ」

帰蝶

「あなたが現れた時 驚いたわ

 あんなに繊細だった あなたが・・・・・・」

光秀

「歳月は 人を変える

 諸国放浪の辛酸をなめ

 すっかり したたかになりました」

帰蝶

「ごめんなさい

 私のせいね

 私のせいで美濃を逐われ」

光秀

『お可哀そうです!

 うつけのもとへなど』

斎藤道三

『さしでがましいヤツめ!

 北条答礼の折り

 そのうつけに 救われておろうが!』

光秀

『それは』

道三

『好いておるのか?

 身分をわきまえい!

 立ち去れ!』

光秀

「憐れみですか?

 私が織田に来たは ただ己が野望のため

 織田で出世し 軍団を手に入れる

 それとも信長さまを裏切り

 私のもとへ来ますか?」

 

035.多聞山・軍議前 1:18

 

秀吉

「あれ?

 あら?

 なんか変だなあ?」

勝家

「こらあ! サル!

 うぬはわしを殺す気か!」

秀吉

「滅相もない

 柴田さまもどうです? 一発」

勝家

「わしはこれで十分よ」

秀吉

「怖いんですか?」

勝家

「なんだとお?」

信長

「光秀!

 やってみせろ」

光秀

「はい

 それでは」

信長

「見事だ!」

光秀

「はい

 鉄砲扱いでは 御家中

 いや

 天下の誰にも 引けを取らない

 そう自負しております」

信長

「天下一?

 大した自信だな

 まあ 貴様がそう言うなら 本当だろう

 これからは

 名乗りを上げ 一騎討ちする時代ではなくなる

 鉄砲だ!

 鉄砲こそが戦を制する

 乱世を制する!」

 

036.多聞山・戦後 1:13

 

義昭

「こやつは兄の仇

 斬れ! 斬れい!」

松永久秀

「和議の話に参った」

勝家

「ほざきおる!

 散々大負けしておいて」

久秀

「次の天下取りのために

 まで死なれへんからな」

信長

「断ったらどうする?

 その野望 フイになるぞ」

久秀

「同時に信長はん

 アンタの野望もフイやわ

 こたびは手抜かしてもろたが

 ホンマに やりあえば大変やで」

信長

「よかろう

 降伏の儀 さしゆるす」

義昭

「待て 待て 待て!

 勝手に話進めるなァ

 斬れというておるのじゃ!」

信長

「将軍を殺し 東大寺を焼いた

 松永久秀は大悪党

 だが

 最強軍団を創るため必要な男だ」

久秀

「大悪党のわしを利用しようとは

 善悪では計れん器やのう」

 

037.池田・軍議前 0:47

 

小六

「信長さま

 荒木村重が徹底抗戦するは

 公方さまに 首差し出せと脅されたから」

勝家

「我らの陰でコソコソと!

 公方め!

 信頼が置けぬ!」

秀吉

「そんだけじゃない

 公方さまは御教書を乱発して

 寺や商人から法外な銭

 むしりとってやがる」

信長

「自らの首絞めるとは気付かぬのか

 あのお方は」

織田軍兵士

「申し上げます!

 公方さま お供の方

 お見えになられました!」

義昭

「皆さんお揃いか?

 んで 村重めを屠る策はどうじゃ?

 幕府に楯突く不逞の輩は

 早う討伐せねばの?」

 

038.池田・戦後 0:45

 

信長

「勝手に大名と交渉すること

 矢銭を課すこと

 やめていただきたい」

義昭

「わしに指図するんか?」

一色藤長

「将軍家としての威光保つには

 銭も兵も必要

 それを自由にさせぬとは

 将軍家を取り潰し

 天下を 簒奪せんとの野心がおありか!」

信長

「村重に 聞きましたぞ

 銭納めぬのに腹を立て 切腹申しつけたと?」

藤長

「村重の話を 信じなさるとは どうかしておられる

 寝耳に水でございます」

 

039.堺・軍議前 1:20

 

勝家

「堺は銭で兵集め

 南蛮兵までおると聞く」

利家

「斎藤龍興も恨み晴らすと 息巻いてるらしいぜ

 まっ 望むところだがよ」

吉乃

「帰蝶さまが 龍興さんを逃がさなきゃ」

勝家

「帰蝶さまが?

 まさか

 殿を 裏切るようなそんな」

吉乃

「女心は複雑よ

 柴田さんには 分からないでしょうけど」

勝家

「はあ?」

ガヤ

「奥方さまや

 なんちゅう 美やかな・・・・・・

 綺麗なお方や」

信長

「きれいだぞ」

利家

「ああ見えて

 殿は 人を疑うことを知んねえからなあ」

勝家

「そこが我らとの器量の違いよ」

利家

「そういや サルの野郎

 殿の瞳が 重瞳だとかいう

 英雄の瞳だっつってたなあ」

可成

「こら!

 何をグダグダぬかしておる

 殿が戻られたら スグ軍議じゃぞ!

 抜かりなく 戦支度しておけ!」

 

040.堺・堀の仕掛け 0:12

 

041.堺・戦後 1:52

 

アマリア

「殺すなら殺せ

 生に執着はない」

信長

「なら力を貸せ」

アマリア

「あたしを 雇おうというのか?

 こう見えても 贅沢な女でな

 高くつくぞ」

信長

「そうか

 あれじゃ少ないか?」

長秀

「いいのか?

 帰蝶さまの 目の前で

 いくら新しい 物好きったって・・・・・・」

利家

「ばーか

 何カン違いしてんだ 芋侍

 武勇に 惚れ込んだんだろうが」

義昭

「ええではないか ええではないか

 わしゃ 将軍になったんじゃ

 もはや天下は わしのもの

 我が栄華を 存分に祝うんじゃ」

光秀

「申し上げます

 織田軍は 堺で大勝利

 南蛮傭兵が 我らに降りました」

義昭

「おおそうか それはよかった

 どうせ そちも大活躍したんじゃろ」

光秀

「いえいえ

 織田家には私に匹敵する者おりますれば」

義昭

「ほうかほうか」

光秀

「女にございます」

義昭

「おなご?」

光秀

「では 私めはこれで」

義昭

「おいおい 光秀よ

 最近 つきあい悪いの

 わしとの約束 忘れてしもうたかの」

光秀

「いえ」

義昭

「そうか なら早くやれ

 でないと朝倉義景が 上洛してきちまうぞ」

光秀

「朝倉が・・・・・・

 上洛?」

藤孝

「公方さま!」

 

042.越前・評定前 0:40

 

ナレーション

「信長は乱世平定のため 新しき秩序を打ち立てていった

 しかし

 将軍を頂点とする幕府政治を志向する公方・義昭は

 信長を疎み 密かにその排除を画策

 越前・朝倉に上洛を要請した

 この動きは

 明智光秀より信長にもたらされる」

信長

「上洛だと?

 朝倉が?」

光秀

「いかにも」

 

043.越前・軍議前 1:07

 

帰蝶

「何もこちらから仕掛けなくても

 なんだか 胸騒ぎがする」

吉乃

「臆病ね

 それともなんか考えが?」

帰蝶

「まさか」

吉乃

「龍興さんと」

帰蝶

「違うわ!

 私は!」

信長

「やめろ やめろ!

 朝倉は越前を支配する 戦国の業

 いずれは叩かねばならん相手」

秀吉

「信長さまは 戦の天才

 朝倉なんて

 チョレー チョレー」

可成

「殿

 浅井と朝倉は盟約を結んでおる

 ここは使者を立て 長政殿に根回しを」

信長

「いや

 知らせぬ

 知らせれば 長政を

朝倉との縁で かえって苦しめる」

光秀

「それに 朝倉にもれるやも知れませぬ

 さすれば 虚をつくこと かないませぬ」

信長

「なあに 心配すんな

 長政は義理の弟だ」

可成

「されど・・・・・・!」

 

044.寝返りの報せ 1:15

 

小六

「一大事にござる!

 浅井の殿が

 浅井の殿が裏切りましたぞ!」

勝家

「まことか!」

小六

「浅井軍はすでに小谷を出撃

 こちらに向かっておりまする!」

信長

「長政が?!」

可成

「このままでは浅井と朝倉に挟み撃ちされまするな」

勝家

「どうせ果てるなら 朝倉と差し違えようぞ!」

信長

「陣を引き払う

 全軍疾風となって岐阜へ帰陣する」

勝家

「されど!」

信長

「次の戦

 次の次の戦のために退く!」

光秀

「となると

 問題は殿軍ですな

 誰が本隊を逃がす楯になるか?」

秀吉

「信長さま

 オイラにやらせてくれ!

 信長さまはオイラを生かしてくれた

 だから

 この命そっくりお返ししますよ」

信長

「サル・・・・・・

 必ず生きて戻れ」

 

045.小谷城の市 1:08

 

長政

『義兄上は我らに相談なく朝倉を攻めた

 我らは盟約から朝倉につく

 許してくれ

 市

 そうだな・・・・・・

 許せるはずもないな』

お市

『違う

 あなたは悪くない』

長政

『市・・・・・・?

 許してくれるのか

 もう悔いはない

 私は

 そなたという妻がいるだけで

 燃え尽きるまで戦える』

 

046.撤退の開始 0:17

 

長秀

「この戦 ここまで退却できれば 我らの勝ち

 殿軍の秀吉殿の働き無駄にせぬよう

 なんとしても逃げ切りましょう」

 

047.越前・戦後 0:28

 

ナレーション

「織田軍は浅井の裏切りによって越前から撤退した

 信長は千草峠から伊勢へ抜け 岐阜へ帰陣せんとした」

信長

「浅井長政・・・・・・

 旧き呪縛 断ち切れなかったか」

長秀

「殿!」

 

../ogin1031/

トップに戻る