トップに戻る

../ogin1031/

 

「第7章・天正攻勢」 13 14:15

 

足利義昭を追放した信長は、

首謀者がいなくなり急速に力を失っている信長包囲網のせん滅を決行する。

過去を振り返らず未来へと突き進む信長の躍動を表現したムービーが、

次々に展開されていく。

 

065.評定前 1:05

 

信長

「いけ! いけ! よーし!」

吉乃

「だめ! だめ!」

アマリア

「まるでバビロンの賑わいだな」

フロイス

「関所を廃し 商業組合を廃した

 それで経済が発展した

 セニョーレは英邁だ

 私たちの布教に寛大でもある」

アマリア

「あなたは宣教師

 あたしは国を捨てた女」

信長

「こうして見ると アマリアはなかなかの美人だな

 帰蝶とは違う魅力がある」

吉乃

「そんな風にアマリアにまで目を奪われて・・・・・・

 知らないわ!

 光秀さんと帰蝶さまがどうなっても

 光秀さんと帰蝶さまは昔 恋仲だったの」

信長

「過去か・・・・・・

 興味はない

 オレが見つめるのは未来だけだ」

 

066.評定前(弐) 1:10

 

帰蝶

「ここにいたの? 光秀

 信長さまがお呼びだわ」

光秀

「幕府滅び

 いよいよ共喰いが始まる

 織田が勝つか?

 他の大名が勝つか?

 愚かしくも面白きこととは思いませぬか?」

帰蝶

「光秀・・・・・・

 あなた・・・・・・」

光秀

「ご安心ください

 この光秀 信長さまを援け

 大功を立ててみせますよ

 時は残酷だ

 すべてを奪ってゆく

 あなたが私を慕った日々も・・・・・・

 あなたと一緒になれると願った

 とるに足らない私の夢も」

 

067.朝倉・軍議前 1:22

 

朝倉義景

「公方さまの御教書で

 明朝には近在の一揆衆が参集する

 その数二万は下らぬ

 龍興殿!

 こたびの一戦で国を奪われた無念も晴らせよう」

龍興

「ぜってえ織田軍を 叩き潰してみせますでなも」

勝家

「殿の信条は電光石火だというに

 なにゆえ動かぬ」

織田軍兵士

「本陣旗が飛ばされた!?

 不吉な・・・・・・」

吉乃

「信長さま

 頃合よ」

信長

「よし 出陣する!」

長秀

「この嵐にですか!」

信長

「この時を待っていた

 天佑まさに我にあり

 嵐にまぎれ 朝倉勢を討つ!」

 

068.朝倉・戦後 0:38

 

光秀

「龍興どのも

 帰蝶さまを頼ればよかったものを

 最期まで意地を張って

 おかげで 帰蝶さまのお立場が悪くなった

 いかがです?

 いっそ私のもとへ来ては?

 こんな哀しみも あと数年

 私がこの手で乱世 終わらせます」

帰蝶

「光秀・・・・・・

 あなた・・・・・・」

 

069.小谷城・軍議前 1:19

 

秀吉

「されば どうしても!」

長政

「義に背むくことはできませぬ

 潔く散る覚悟」

秀吉

「ならば

 せめてお市さまとお子だけでも!」

長政

「お帰りくだされ!

 さあ!」

信長

「こちらも あまたの犠牲を出している

 もはや猶予はならん

 誰か

 小谷攻略の策を述べよ」

光秀

「ならば

 風向きを考え 火を放ち

 山全体を火の海にすれば

 たやすく陥せましょう」

勝家

「じゃが それでは城内のお市さまやお子たちは・・・・・・」

信長

「やむを得ぬ」

秀吉

「殿!

 浅井殿はどうあっても戦う覚悟!」

信長

「火攻めの準備をしろ!」

秀吉

「お待ちくだされ!

 オイラに策がございます

 曲輪と曲輪を分断するんです

 そうすりゃ孤立した曲輪は 降伏するしかありません

 これなら お市さまをお救いできます!」

勝家

「それはいいぞ サル!」

一同

「殿!」

信長

「よし その策でいく!」

 

070.小谷城・戦後 1:42

 

秀吉

「お市さま!」

長政

「市

 いよいよだ」

秀吉

「長政!

 お市さまを傷つけたら 容赦せん!」

長政

「羽柴殿?

 黄泉の旅立ちを邪魔だていたすか

 武士にあるまじき振る舞い!

 市と子を頼みます」

秀吉

「浅井殿・・・・・・」

お市

「殿!」

長政

「市・・・・・・

 我が生涯は そなたと出逢い輝きを得た

 もはや思い残すことはない

 そなたをこんなに慕う者もいる

 生きて

 幸せになれ」

お市

「殿!」

信長

「市!」

お市

「兄上」

信長

「許せ」

 

071.明智城・軍議前 1:35

 

信長

「武田勝頼・・・・・・

 明日にはその鼻っ柱 挫いてやる」

勝家

「敵か!」

長秀

「信長さま!」

信長

「さすがは武田だ

 楽しませてくれる

 勝家!

 陣に戻り次第 軍議を開くぞ!」

勝家・長秀

「ははっ!」

 

072.明智城・戦後 0:49

 

信玄

『織田信長 ただ者にあらず

 だが

 ヤツの時勢 必ず衰える

 その時こそ 京へ進み出て

 武田の旗を立てよ!』

勝頼

「信長め!」

信房

「勝頼さま

 公方さまよりの使者 お見えです」

勝頼

「おお そうか! すぐに会おう!」

 

073.長篠・評定 0:36

 

ナレーション

「武田を継いだ勝頼は 積極的に外征

 信玄も落とせなかった各地の要衝を

 相次いで陥落させた

 勢いに乗る武田軍は 三河に侵入

 要害・長篠を攻囲した

 窮地に陥った徳川家康は 信長に救援を求めた」

織田軍兵士

「徳川勢より急使!

 武田勢二万! 長篠城を包囲!

 至急援軍を請うとのこと!」

信長

「勝頼め・・・・・・

 三河・遠江を分断せんとの腹か!」

 

074.長篠・評定(弐) 0:56

 

信長

「武田に引導を渡してくれる

 サル! 鉄砲を掻き集めよ!」

秀吉

「へ?」

勝家

「殿! 武田は馬上の達者

 鉄砲では防ぎきれませぬぞ」

信長

「案ずるな

 策がある・・・・・・」

光秀

「恐れながら この光秀

 丹後丹波の平定に向かいとう存じます」

勝家

「なにゆえじゃ!

 なにゆえ天下分け目の一戦を控えた この一大事に」

光秀

「武田と戦いながら 丹波をも攻める

 我が軍団の懐の深さ

 天下に知らしめることになりましょう・・・・・・

 さすれば

 次の次の戦のために有利」

利家

「さすが織田の白鷹だぜ

 この状況で先の先を読むたあな」

信長

「光秀!

 やり遂げてみせろ」

光秀

「ははっ!

 恐悦至極に存じまする」

 

075.長篠・軍議前 1:43

 

信房

「強攻めをすれば 損害大きいは必定

 一時軍を退いて時期を待つか

 さもなくば長期戦の構えが有利」

勝頼

「いや 討って出る!」

昌景

「されど お館さまは織田と戦ってはならぬと!」

勝頼

「敵は延々柵を築いておる

 臆しておる証拠よ

 それにこの雨 鉄砲は使えまいて

 お館さま お館さまと聞き飽きたわ!

 それほど嫌なら ご老体は戦に出ずともよい!」

信房

「武田の命運 尽きたか・・・・・・」

昌景

「この上は潔く戦って 意地をみせるのみ」

家康

「かような陣構え 見聞きしたこともございませぬが・・・・・・

 南蛮のものでござるか?」

信長

「この信長が考えた

 武田に引導を渡す陣だ」

家康

「されど鉄砲で勝てるのでしょうか?

 それに・・・・・・

 もし今 武田が攻めて来たらば」

信長

「敵を過大に見れば

 常に敵が強く見える

 そうだろ? 家康

 そうか よし

 軍議を開く」

 

076.長篠・戦後 0:48

 

吉乃

「疲れたあ」

アマリア

「ノブナガさまは アヅチに天下を統べる城を築くとか

 あんな気宇壮大な男 ヨーロッパにもいない」

吉乃

「そお?

 やっぱり?

 そうよねえ」

アマリア

「ヨシノが照れてどうする?

 ノブナガさまは もてるようだな?」

吉乃

「え? アマリアは違うの?」

アマリア

「母性をくすぐる男が好みだ」

帰蝶

「私もいいかしら?」

 

077.長篠・戦後(弐) 0:32

 

利三

「織田軍は長篠で武田軍に大勝!

 山県・馬場ら主立った将を 討ち果たしたとのこと!」

光秀

「やるじゃないか 信長さまも

 これを帰蝶さまに届けてくれ

 またひとつ 戦国大名が淘汰された

 すべてを手に入れる日は

近い」

 

../ogin1031/

トップに戻る