トップに戻る

../ogin1031/

 

第二章

 

甲斐・武田を打ち破った毛利の名は

瞬く間に知れ渡ることとなった。

しかしこれに対抗するかのように

尾張・織田信長が各地への侵略を

開始したのである。

織田軍のこれ以上の侵攻を食い止めるため、

毛利は前田軍の拠点・賤ヶ岳の攻略を

決定したのであった。

 

元就

「織田への牽制が必要なり 織田の家臣、前田家を討つ」

 

牽制

 

元就

「動きはなくとも前田は織田の一員

 容赦なく潰せ」

毛利軍武将

「このまま進めば前田家の三人に遭遇します

 まずは砦を落とすことが得策ですぞ!」

まつ

「なぜ、中国の毛利軍がここへ・・・!」

利家

「まつ・・・下がっていろ」

慶次

「お前は・・・俺が追い出してやる!」

まつ

「何故、この地を荒らすのでござりまするか!」

元就

「詰みのために駒を打つ、それだけのこと」

慶次

「あんた・・・閻魔様のとこに・・・送ってやるよ」

元就

「貴様が斜陽ぞ・・・」

前田軍武将

「我らが殿をお守りするのだ! 恩に報いよ!」

まつ

「兵を物のように扱うとは・・・なんと無情な」

利家

「お前んとこの兵は泣いてるぞ!」

慶次

「性格がそれじゃあモテないってもんだ!」

毛利軍武将

「見事! これで敵の勢いも削がれましょうぞ」

慶次

「みんな、目見て負けそうなら逃げろよ!」

利家

「守りきれなかった・・・!

 それがしにも、許せぬことがある!」

まつ

「犬千代さま、今こそお力を見せるとき!」

 

実機ムービー“豪放磊落・前田利家出陣”

 

利家

「おらぁ! この前田利家の、うおーっ!

 天下一の豪槍・・・受けてみろーっ!」

 

元就

「終いだな・・・これ以上前田に兵の補充はできまい」

利家

「ならば、それがしが終わらせる!」

元就

「前田軍の何たる体たらく・・・平和に慣れたか」

利家

「兵に守られるのが総大将ではない!

 兵を守るのが総大将だ!」

元就

「単細胞が・・・貴様など所詮我が思考の範疇よ

 智もなく策もなし・・・

 所詮貴様は乱世を生き残ることはできぬ」

慶次

「ガラじゃねえけど・・・あんただけは許さねえ」

まつ

「ああ・・・! どうかまつめの命と引き換えに!」

利家

「強いな! 将たるもの、そうでなくては!」

元就

「思い知れ! 我が采配に一寸の狂いも無し!」

利家

「まつ・・・泣くなよ・・・」

まつ

「犬千代さま・・・まつめも・・・お側に・・・」

前田軍武将

「力! 力の前には小細工など無駄無駄!」

まつ

「なんと! なりませぬ!

 今こそ武門の本懐を遂げるとき!

 まつめが・・・しかと見届けましてござりまする」

慶次

「ここは勘どころ、あんたらにはやらないよ」

まつ

「慶次も油断はなりません!」

元就

「好機なり! 退路をふさぎ、殲滅せよ!」

毛利軍武将

「御意!」

前田軍兵士

「おらおらおらおら、やっちまえー!」

元就

「その死も我が手の内よ!」

 

実機ムービー“絢麗郷壮・前田慶次罷通”

 

慶次

「へっへー、楽しいねえ・・・へっ

 いっちょ、力比べとしゃれこもうか?」

 

慶次

「さてさて、鬼が出るか蛇が出るか」

元就

「前田の風来坊か・・・

 計算にはなかった者だが、支障はないだろう」

慶次

「俺を計算に入れてないのかい?

 そいつは大誤算だ・・・あんた、負けるよ」

元就

「フン、知のない者は力に頼るか」

慶次

「恋もケンカも押しの一手よ!

 俺は退く気はねえよ・・・あんた、田舎に帰んな」

まつ

「慶次! 逃げなさい! 早くッ!」

慶次

「あんた、その曲がった性格を直さなけりゃ、

 人との信頼は築けねえよ? 違うかい?

 やってみせ 言って聞かせて させてみて

 褒めてやらねば人は動かず・・・ってね」

まつ

「慶次、危ない! しゃんとなさい!」

慶次

「演出だって! わざとだよ、わざと!

 死んじまったらおしまいだ、分かるだろ?」

元就

「我が策は臨機応変・・・如何様にも転ぶ」

まつ

「前田家男子として恥ずかしくなきよう・・・」

慶次

「あーうん、そーね、はいはい

 花の命は・・・短くて・・・ごめんな、だめだった・・・」

まつ

「これが泣かずには・・・いられましょうか・・・!

 慶次は・・・立派な武士でございました・・・!」

毛利軍兵士

「も、元就様と目があった!」

 

実機ムービー“賢才瞬麗・まつ登場”

 

まつ

「前田家が妻、まつにござりまする さあ、お覚悟なさりませ!」

 

元就

「どけ女、我の行く手を阻むな」

まつ

「兵は宝、兵は財・・・

 ただの一人とて粗末に扱うことはできませぬ」

元就

「安易な・・・それが貴様が女たる所以だ」

まつ

「なりませぬ! お帰り遊ばしませ!」

前田軍武将

「我らが力の源は、言うまでも無く美味い飯!」

毛利軍兵士

「後ろは任せてください、大将は存分に!」

元就

「よいか、期待を裏切るな」

まつ

「どうなさいました? 力が入っておりませぬよ」

元就

「我の中では、すでに戦は終わっておる」

まつ

「ほほほ! お力を見せてくださいませ!

 犬千代さま・・・どうか・・・強く・・・」

 

../ogin1031/

トップに戻る