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5「金ヶ崎の戦い」1570

 

浅井長政は賤ヶ岳に織田残党を滅ぼした。

その後、武をもって、全国を従え、

ついには天下を統一した。

 

だが天下人になった長政にも心残りがあった。

 

金ヶ崎で、信長の背後を衝き、

朝倉との義を守り織田との義を裏切ったこと。

お市の愛を犠牲にしてしまったこと。

 

一期は夢、世は幻。長政は、夢を見ていた。

 

「市、いま目が覚めたよ

 義とは何かのためのものなのだ

 第五話、金ヶ崎の戦い

 この義、すべて愛のため!」

 

ムービー“夢と現と”

 

浅井軍武将

「・・・殿・・・殿!」

長政

「ここは・・・」

浅井軍武将

「金ヶ崎にござる

 我が方の進軍を知り、織田方は撤退を開始

 このまま進軍を続ければ

 戦場は、ここより後、数理と・・・」

長政

「夢・・・か・・・」

お市

『長政様には義も愛も大切なもの・・・

 そうでしょう?』

長政

「市、某はこれより、そなたの兄・信長殿を攻める

 ・・・つらいか?」

お市

「いいえ」

長政

「・・・分かった」

 

信長

「義に墜ち、信長を裏切るか・・・浅井長政

 クク・・・フハハハハ! 是非もなし」

蘭丸

「敵の勢い激しく、今は利がございませぬ

 信長様、恐れながら、一度、身をお隠しください」

長政

「市は、某が守る それが某の決意なのだ」

朝倉義景

「進め、浅井よ! 信長を逃がすでないぞ!」

長政

「この戦、義果たすため今は朝倉とともに攻める」

秀吉

「信長様を逃がせ! ここが手柄の立てどころじゃ!」

家康

「少しでも時間を稼ぐ! 朝倉を攻めよ!」

朝倉義景

「信長め、隠れたとて無駄だ

 この包囲からは決して逃れられはせんわ!」

お市

「予想通り、お兄様は、長政様の盟友・朝倉を攻めた

 朝倉との義貫くため、長政様は織田の背後を衝いた

 これは宿命、何を思おうと詮無きこと・・・」

朝倉義景

「浅井よ、森を焼き払い、進軍経路を確保せい!」

孫市

「人をいつまでも待たせるもんじゃないぜ」

長政

「今一度聞く 市、つらくはないか」

お市

「いいえ 長政様には義も愛も大切なのでしょう?」

長政

「市は、本当に優しいのだな」

お市

「長政様・・・私などに構わず、義を・・・!」

長政

「いや・・・市は何にも代えがたい存在・・・

 某は、やっと気付いたのだ」

勝家

「かかれ! 何としても信長様を逃がすのだ!

 長政め、なぜお市様を不幸にするような真似を・・・!」

光秀

「明智の鉄砲術、とくとご覧いただきましょう」

朝倉義景

「明智の鉄砲の腕は神業ぞ 急ぎ排除せい!」

蘭丸

「信長様、今です!」

朝倉義景

「信長を見つけたか 長政殿、逃がすでないぞ!

 一乗谷からの援軍に急ぐように伝えよ!」

長政

「義兄上、ご覚悟!」

信長

「・・・来るか」

 

実機ムービー

 

信長

「義を捨てるか、長政」

長政

「いいえ・・義兄を討たぬもまた義

 義も愛も見失ってはおりませぬ」

 

朝倉義景

「さあ、信長の最後を浅井とともに見届けようぞ!」

長政

「この浅井長政、この度、織田を攻めたは・・・

 朝倉への最後の義果たさんがため

 これよりは義兄・信長の天下を助け、朝倉を討つ!」

朝倉義景

「長政が裏切ったと!? 下郎めが・・・!

 構わぬ! 織田も浅井も、まとめて滅ぼすのじゃ!

 長政! 朝倉への義を捨てたか!」

長政

「朝倉殿、捨ててはいません

 ただ、義が何のためのものかを思い出したのです」

お市

「長政様・・・」

長政

「市・・・

 これが某の勝利なのだ」

 

ムービー“エンディング 愛に生きる義”

 

お市

「これでいいの?

 長政様には義も愛も大切なもの・・・

 でしょう?

 私のために義を捨て

 それで長政様は本当に後悔しないの?」

長政

「これでいいんだ

 捨ててはいない 義も愛も、某の心に生きている

 だが市よ

 その心はすべて、そなたのものなのだ」

お市

「あなたの言葉はいつもあったかい・・・

 このぬくもりをずっと・・・

 ずっと感じていたい」

長政

「これからはいつも一緒にいるよ、市」

お市

「うれしい、長政様

 ぬくもりをずっと・・・

 ずっと・・・」

 

ムービー“クレジット1”

 

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