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3「小牧長久手の戦い」1584

 

賤ヶ岳の戦いに秀吉は勝利した。

柴田勝家は戦死し、

織田家の黄昏とともに、お市も果てた。

 

次に秀吉の天下に立ちふさがったのは

信長の第一の盟友・徳川家康だった。

 

お互いの器量を知る両雄は

しばらく水面下で知略を戦わせたが、

ついに小牧長久手の地での決戦に至る。

 

これは天下分け目の重大な戦。

 

愛する夫や、息子同然の家臣を励ますべく、

ねねも小牧長久手の戦場に立った。

 

「お前さま

 これが天下人を決める戦だね

 第三話、小牧長久手の戦い

 みんな、ガンバろうね!」

 

ムービー“天下を取る理由”

 

秀吉

「さて、あの家康殿が相手じゃあ

 この戦、一筋縄ではいかんだろうなあ」

三成

「秀吉様」

秀吉

「何じゃ、三成」

三成

「殿は何のために天下を取るのです?」

秀吉

「みんなが笑って暮らせる世を創るため

 それが、わしの約束なんさ

 普通にありじゃろ?」

 

秀吉

「うかつに動くなよ 敵はあの家康殿じゃ!

 動けば必ず、痛い目を見るぞ」

物見

「池田軍、岩崎城へ進軍中の模様!」

秀吉

「たあけに、動くなと言うても無駄じゃったわ

 秀政殿、救援に向かってくだされ!

 やれやれ、手のかかる味方じゃ

 ま、過ぎたことはええ! 岩崎城を落とそう!

 よっしゃ! 岩崎城を拠点に小牧城を攻めるぞ!」

家康

「ならば我らは陣を清洲城へ移すぞ!」

忠勝

「我らは岩崎城へ向かう!」

秀吉

「いかん! 誰か忠勝を止められる者はおらんのか!」

光秀

「影・・・光の裏に、あり」

家康

「よくやった! そのまま本陣を狙え!」

ねね

「門を閉じても、あたしには関係ないよ

 忍び退治は、あたしにお任せだよ!

 おや、元気のいい子だね」

稲姫

「ここは戦場! そのような戯言は無用です!」

ねね

「ちょっと生真面目すぎて大変そうだね」

秀吉

「忠勝はいかさま並に強すぎじゃ! 相手にするな!」

半蔵

「忍びとは・・・影なり」

ねね

「後ろ向きな子だね もっと前に出ないと!

 正則、あたしがついてるよ!」

福島正則

「はっ! おねね様がついていれば百人力です!」

ねね

「三成、戦、ガンバってね!」

三成

「・・・頑張れって言葉は人を追い込みますよ」

ねね

「じゃ、三成、ガンバって追い込まれないようにね!

 清正、怪我しないように気をつけてね」

加藤清正

「はっ、おねね様! 気をつけます!」

秀吉

「家康殿、この戦、わしの勝ちじゃ!」

ねね

「お前さま、あたし、ガンバってるよ!」

秀吉

「おお! ねねがいれば、わしは勝ったも同然じゃ!」

ねね

「うちの人のため、負けてあげて」

家康

「わしも秀吉も大事なものを懸けた戦 そうは参らぬ」

ねね

「頑固な子だね 狸鍋にしちゃうよ!」

 

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